人工知能が哲学を語るwebアプリを作ってみた - ニートの言葉

ニートの言葉

元ニートがやってみたこと・その過程で学んだこと・考えたこと・技術メモあたりを主に書いています。情報革命が起きた後に訪れるであろう「一億総ニート時代」の生き方を考え中です。

人工知能が哲学を語るwebアプリを作ってみた

こんにちは、あんどう(@t_andou)です。

先日、某企業さんにて講演をする機会がありまして、その際に主催者の方から「以前ブログに書いていた人工知能に哲学を語らせてみた記事のものをデモとしてその場で動かせないか」と頼まれました。

そこで、勉強を兼ねてWeb上で誰でも使えるようにしましたので、作ったものと経緯を簡単にご紹介します。(いつまで公開しているかは分かりませんが。)

該当の記事

もう2年以上前の記事になりますが、これをWebで見れるようにしました。

blog.takuya-andou.com

作ったもの

Image from Gyazo

戸坂潤っぽい言葉を吐く人工知能ー 止めました

使い方

右下の戸坂潤さんの画像をクリックすると人工知能が哲学っぽい言葉を生み出してくれます。それだけです。

注目の無駄機能

注目の無駄機能としてリアルタイムな同期機能を作りました。
何処かの誰かがクリックして文章を生成すると、同時に見ている人の画面でも文章が生成・追加されます。

↓こんな感じ。

youtu.be

こういう技術の無駄遣い大好き。

困ったことのメモ

今回、作っていく中でちょっと困ったのが速度問題です。

最初の構成案

初めはアクセスするとその場で人工知能が文章を生成して返す構成にしていましたが、速度に問題がありました。

人工知能が文章を生成するまでに1秒以上かかります。Webサイトとしてアクセスして表示されるまでに数秒かかるのはあまり望ましくありません。

改善案

そこで、事前に文章のデータをサーバーにデータベースを用意し、そこから文章を返す構成にしました。
今回は1.5万件の文章を事前に生成しておき、ランダムに一つの文章を取り出すことでレスポンスの向上を図りました。

これでクリックされると即座に文章生成される(正確には生成されたように見える)ようになりました。

最後に

この内容を含んだ講演の記事がもうすぐ公開されるようですので、Twitterで紹介します。ぜひフォローしてくださいね。

公開されました→  Article | Dentsu Lab Tokyo