ゲーム理論とその実践方法を紹介してくれる本。
自分はボードゲームが嫌いで、というのも、相手を出し抜こうと切磋琢磨していると、争いをやめて、手を取り合って生きていけばいいのに、と思ってしまう。なのでゲーム理論も利己的で胡散臭いものという印象があった。
実際にはそうではなくて、問題によっては、プレイヤー同士が協力しあって動けば双方にとって最善のポジションに着地できる可能性もある。ただし、それは企業間の談合であったりして、法律で禁止されていることもある。
感心するばかりで、機知に富んだ良い本だった。名著だけ集中的に紹介してくれるなにかがあると人生が豊かになりそう。
戦略的思考をどう実践するか エール大学式「ゲーム理論」の活用法
- 作者:アビナッシュ・ディキシット,バリー・ネイルバフ
- 発売日: 2017/05/17
- メディア: Kindle版
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