タイトルの通り、いよいよ来月からAWS 認定データベース – 専門知識 の試験スタートが予定されております!
2020年1月でベータ試験の実施が終了し、サンプル問題もこちらより公開されております。現時点では 2020年4月6日から試験開始 の予定となっているようです。
AWS 認定データベース — 専門知識 とは
まずは本試験の概要について、試験ガイドより抜粋した内容は以下の通りです。
「AWS 認定データベース — 専門知識」 (DBS-C01) 試験は、データベースロールを遂行する人を対 象としています。この試験では、データベースに関する全体的な理解度 (例: 設計、移行、展開、 アクセス、保守、自動化、監視、セキュリティ保護、トラブルシューティング) を評価します。
つづいて本試験に関する出題分野と比重について、試験ガイドより抜粋した内容は以下の通りです。
ドメイン | 割合 |
---|---|
ドメイン1:ワークロード固有のデータベース設計 | 26% |
ドメイン2:展開および移行 | 20% |
ドメイン3:管理および運用 | 18% |
ドメイン4:監視およびトラブルシューティング | 18% |
ドメイン5:データベースセキュリティ | 18% |
より詳細な情報はこちらからご確認ください。
現段階ですでに他11の認定を取得されている方々にとってはさらなるコンプリートの奪還、いや奪冠をかけたものとなるのではないでしょうか。
これまでの専門知識 試験についておさらい
AWS公式の技術ドキュメントはとても充実しており、専門知識 試験といえど基本的にはドキュメントにて公開されている内容の理解が問われます。しかし、試験ごとに高度な専門領域の理解がベースにないと一筋縄ではいかない点が「専門知識」試験たる所以かと思います。
決してそのすべてではありませんが、各試験を突破するにあたって知っておくべき専門知識の一例をご紹介します。
対象の認定試験 | 知っておくべき専門知識 |
---|---|
AWS 認定ビッグデータ – 専門知識 ※ | Hadoopエコシステム (Apache HBase、Apache Spark、Apache Luceneなど) |
AWS 認定高度なネットワーキング – 専門知識 | BGP (AS_PATH属性、LOCAL_PREF属性など) |
AWS 認定セキュリティ – 専門知識 | 暗号化技術 (SSL/TLS、対称・非対称暗号化方式など) |
AWS 認定機械学習 – 専門知識 | データサイエンス領域の専門的知識 (各学習アルゴリズム、モデル評価指標など) |
AWS 認定 Alexa スキルビルダー – 専門知識 | スキル申請〜審査〜公開までの過程や条件、Alexa搭載デバイスなど |
※ 2020年4月13日以降はAWS 認定データ分析 – 専門知識 と名称・バージョンが新たになります
AWS 認定データベース — 専門知識 ではどうか
本試験に関する推奨される経験や知識について、試験ガイドより抜粋した内容は以下の通りです。
推奨される AWS の知識
• 一般的なデータベーステクノロジーを使用した 5 年以上の経験。
• AWS に関する 2 年以上の実務経験。
• オンプレミス環境および AWS クラウド環境のリレーショナルデータベースおよび NoSQL データベースに関する経験および専門知識。
サンプル問題の選択肢にもPostgreSQLのバックアップ・リストアコマンドが選択肢にあることからAWSだけにとどまらず、多少なりとも OSS / 商用の各データベースエンジン固有の知識も求められることが推察できます。
・・・そりゃ、そうですよね (笑)
最後に
AWSでは幅広い認定試験のほか体系的に学べるトレーニングメニューが用意されており、技術者としては興味の尽きることがありません。弊社でも各拠点の猛者たちが専用Slackチャンネルに集い、新しい試験の開始を待ち望んでおります。合格できた暁には、学習内容をこのブログでレポートしようと思います!
以上、AWSの新認定に関するお知らせでした!