AWS Certified Solutions Architect - Associate の新バージョン (SAA-C03) の受験申込が可能になりました! - サーバーワークスエンジニアブログ

AWS Certified Solutions Architect - Associate の新バージョン (SAA-C03) の受験申込が可能になりました!

記事タイトルとURLをコピーする

こんにちは、ラーニングエクスペリエンス課の小倉です。

AWS Certified Solutions Architect - Associate の新バージョン (SAA-C03) が 2022/8/30 から受験でき、2022/7/26 から受験申込ができるようになりました。旧バージョン (SAA-C02) は 2022/8/29 まで受験可能です。

ここでは、試験ガイドをもとに旧バージョン (SAA-C02) と新バージョン (SAA-C03) でどのように変わったかをまとめました。

試験の概要

SAA-C03 の試験の概要は以下で、ここは SAA-C02 と変わりはありません。

形式: 多肢選択問題と複数回答問題のみ
タイプ: アソシエイト
配信方法: ピアソン VUE および PSI、テストセンターまたはオンラインでの監督付き試験
質問数: 65
時間: 130 分
コスト: 150 USD
言語: 英語、フランス語 (フランス)、ドイツ語、イタリア語、日本語、韓国語、ポルトガル語 (ブラジル)、中国語 (簡体字)、スペイン語 (ラテンアメリカ)

試験内容の概要

試験内容の概要が試験ガイドに記載されていますので、新旧バージョンの試験内容を比較しました。分野は大きな変更はないのですが、セキュアなアーキテクチャの設計とコストを最適化したアーキテクチャの設計の比率が増えていて、他の2つの比率が下がっています。

  SAA-C03 SAA-C02
第 1 分野 セキュアなアーキテクチャの設計 30% 弾力性に優れたアーキテクチャの設計 30%
第 2 分野 弾力性に優れたアーキテクチャの設計 26% 高性能アーキテクチャの設計 28%
第 3 分野 高性能アーキテクチャの設計 24% セキュアなアプリケーションとアーキテクチャの設計 24%
第 4 分野 コストを最適化したアーキテクチャの設計  20% コストを最適化したアーキテクチャの設計 18%

それぞれの分野ごとの詳細を確認したところ、項目によってはどの AWS サービスを使えばよいかが書かれているので、分野ごとの学習はしやすくなっているように感じました。

また、試験ガイドの最後に試験の対象の AWS サービスが記載されていて、サービス数を比較すると、SAA-C02が 63 に対して、SAA-C03は 131 と対象のサービス数が約 2 倍になっています。学習すべきサービス数が増えるため、難易度が若干上がるように感じました。

AWS Certified Solutions Architect – Associate (SAA-C02) 試験ガイド

https://d1.awsstatic.com/ja_JP/training-and-certification/docs-sa-assoc/AWS-Certified-Solutions-Architect-Associate_Exam-Guide.pdf

AWS Certified Solutions Architect – Associate (SAA-C03) 試験ガイド

https://d1.awsstatic.com/ja_JP/training-and-certification/docs-sa-assoc/AWS-Certified-Solutions-Architect-Associate_Exam-Guide_C03.pdf

サンプル問題

SAA-C03 のサンプル問題はすでに公開されていますので、どのような問題がでるのかの雰囲気を確認できます。

AWS Certified Solutions Architect - Associate (SAA-C03) 試験問題サンプル

https://d1.awsstatic.com/ja_JP/training-and-certification/docs-sa-assoc/AWS-Certified-Solutions-Architect-Associate_Sample-Questions_C03.pdf

無料の模擬試験

SAA-C03 の無料の模擬試験 (20問) を受けることができます。自分の理解度を測るのに使ってみてはいかがでしょうか。回答後に解説が確認できますので、復習することもできます。無料の模擬試験の受け方は以下のブログに記載してありますので、参考にしてみてください。

ちなみに模擬試験をやってみたのですが、1 問だけ知らないことがでてきました。そのサービス自体は知っているのですが、選択肢にでてきた内容ができることを知らなかったため、間違えてしまいました。この試験の調査をしていて、私自身の勉強にもなりました。

試験の申し込み

2022/7/29 現在、申し込みページを確認したところ、SAA-C02 と SAA-C03 のどちらも申し込みができる状態です。SAA-C02 には Retiring August 29, 2022 と表記されていますので、申し込む試験を間違えないようにしましょう。

まとめ

AWS Certified Solutions Architect - Associate の新バージョン (SAA-C03) の受験申込が可能になりました。AWS 認定は自身のスキルアップのためであったり、対外的に自身のスキルをアピールできるなど、取得することのメリットは大きいです。AWS を使っている、または今後使う予定があるのであれば AWS Certified Solutions Architect - Associate の取得を目指してみてはいかがでしょうか。 

小倉 大(記事一覧)

アプリケーションサービス部ラーニングエクスペリエンス課 札幌在住

AWSトレーニングの講師をしています。

最近は5歳の息子と遊ぶのが楽しいです!

Twitter: @MasaruOgura