日々を彩るエネルギー 〜パワエニ

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暮らしの中で感じたパワーに纏わる小さな発見やヒントを綴っています。

千葉の農家さんでお米を直買い:お米高騰の今だからこそ直売の魅力を再発見

昨今、ニュースで話題になっている「お米の高騰」。

恐慌や不作でもないのに、政府が備蓄米21万トンを市場に放出することを決定。

 

気づけば、家計の中でお米の存在がますます貴重に感じられるようになりました。

そんな中、今日は妻とドライブがてら千葉県まで出かけ、知り合いの農家さんからお米を

直買いしてきました。

 

お米の高騰と直売の背景

 

このところの米価格の高騰、調べてみたところ、要因は以下のようです。

 

1. 供給不足:一昨年2023年産の作況指数は平年並みだったものの、猛暑による品質低下が影響し、約30万トンの供給不足が発生。 

 

2. 需要増加:2023年7月から2024年6月までの米需要量は702万トンと、前年比1.6%増。 

これは、コロナ禍からの回復や観光客の増加による消費量の増加が要因とされています。 

 

3. 流通の変化:2024年には、米の流通経路の変化により、前年と比べて18万トンも生産量が増えているはずなのに、行方不明の米が大量に発生。 

どうやら、米の値上がりを見込んで小規模な集荷業者や生産者らが、在庫を抱え込んでいるようです。そうだとしたら、全く許せないですね。

 

これらの要因が重なって需給バランスが崩れた結果、米価の高騰が続いているらしです。

 

そんな状況だからこそ、農家さんから直接お米を買うという選択肢に注目。

千葉に住む知り合いの農家さんから20キロのお米を直接分けてもらいました。

 

農家さん直買いの魅力

1. 価格のメリット

今回、20キロのお米を分けていただいたのですが、スーパーで買うよりも圧倒的にリーズナブル。

流通コストや中間業者の手数料がかからない分、農家さんの直売は消費者にも農家さんにも嬉しい仕組みと思います。

 

2. 安心・安全な品質

農家さんから直接購入することで、お米の生産過程や品質について詳しく聞くことができます。

「このお米はどうやって育てられたのか」「どの品種なのか」といった情報を直接伺えるのは、直売ならではの安心感。

 

3. 地元応援とつながり

お米を直接購入することで、地元の農家さんを応援できるという側面もあります。地域の農業が活性化すれば、地元全体が元気になるはずです。

 

直買いのハードルを下げるには?

 

「農家さんから直接お米を買ってみたいけれど、知り合いがいない」という方も多いかもしれません。そんなときは、地域の直売所やオンライン販売を活用するのもおすすめです。

最近では、生産者と消費者をつなぐマッチングサービスもあるようです。

 

また、地域のイベントや収穫体験などに参加することで、農家さんとつながるチャンスが広がります。

一度つながりができると、次からは気軽に購入できるようになりますよ。

 

直買いは新しい消費スタイル?

 

今回、千葉の農家さんからお米を直買いしてみて、「消費者と生産者が直接つながる」という新しい購入スタイルの魅力を実感!

単に棚に並んでいるお米を購入するより、お得で安心、さらに地元応援にもつながるこの方法は、今後の日本の食文化においてますます重要になるのではないかと思いました。

 

お米の高騰が続く中、私たち消費者も賢い選択をしていく必要があります。

もし地元に農家さんとのつながりがあるなら、ぜひ一度直売を試してみてください。

きっと新たな発見がありますよ。

 

佐野の「とちあいか」を買いに――冬のお手軽ドライブ

こんにちは!今日も読んでいただきありがとうございます。

 

冬の澄んだ空気の中、家内と二人、車で東北道を走り、佐野へと向かいました。

お目当ては、栃木県名産のいちご「とちあいか」

そして、地元の名物も楽しみながら、のんびりとした一日を過ごす、我が家のこの時期の定番ドライブです。

 

佐野田沼ICで降りて、まずは岩崎農園へ

 

東北道佐野インターを過ぎ、北関東道への分岐を走ってすぐの佐野田沼ICを降りて、近くの「道の駅どまんなか・たぬま」に向かいました。

 

ここは地元の新鮮な野菜や特産品が並ぶ人気のスポットで、多くの観光客や地元の人で賑わっています。

車を停めて、まずはまっしぐらに向かったのはその隣にある「岩崎農園」。

佐野でいちごを買うならここ!とご近所に勧められ、通いだして今年で3年目

この農園では、栃木県が誇るいちごの新品種「とちあいか」が販売されています。

 

行きつけの床屋のマスターから、ここのいちごとくに「とちあいか」はお勧めと聞き、一昨年から毎年この時期に出かけています。

岩崎農園のとちあいか、もちろん道の駅でも売られているのですが、少しでもいちご畑に近い方が美味しいという思い込みで、あえて農園で買うことにしています。

確かに、軽トラックで農園に立ち寄って、ささっと2パックほど購入していく地元のおじさんとか見かけますし。。やはり目の前の道の駅とは一味違うのだと勝手に思っています。(笑

 

因みに、昨年は訪れた時期がちょっと遅かったせいもあり、「とちあいか」売り切れていました。

なので今年はリベンジです。(苦笑

 

「とちあいか」は、甘みと酸味のバランスが良く、果肉がしっかりしているのが特徴。

手に取ると、鮮やかな赤色が目に飛び込んできます。

お店のご厚意で、試食もさせてもらいましたが、一口食べた瞬間に広がる甘みとジューシーな果汁に驚きました。

 

佐野市は肥沃な土壌と寒暖差がある気候で、いちご栽培に適しており、スッキリとした納得の甘さでした。

「とちあいか」は大人気

 

佐野ラーメンの名店「匠家」へ

道の駅の道路向こうにあります。お昼時は行列。

いちごを手に入れた後は、佐野ラーメンの「匠屋」へ向かいました。道の駅の向かいにあるこのラーメン店は、佐野ラーメンの名店として知られています。

 

まだお昼前の11時半だというのに、既に店の前には行列ができていましたが、平日ということもあって10分ほどで店内に案内されました。

(佐野に行くとお昼はいつもここなのですが、土日は20分ほど並びます)

にんにくラーメン あっさりとした佐野ラーメンにコクが加わります

 

佐野ラーメンは、青竹打ちの手打ち麺と、あっさりとした醤油スープが特徴。

 

行列に並んでいる間に、店員さんが注文を取りに来ますので、席につくとすぐに待ちに待ったラーメンが運ばれてきます。

 

湯気の向こうに黄金色のスープと、不揃いながらも独特のコシを感じさせる手打ち麺。

やはり佐野ラーメンはこのシンプルさが何よりで、普段はラーメンをあまり食べない僕にとっても、佐野ラーメンだけは別格のグルメです。

 

ひと口すすれば、スープの優しい旨みが口の中に広がり、まさに冬の寒さに染み渡る味わい。手打ちの麺はもちもちとした食感で、これがスープと絶妙に絡み合います。「やっぱり佐野ラーメンは違うよね!」と、二人で頷きながら、一気に食べ終えてしまいました。

 

道の駅で地元の野菜を購入

 

お腹を満たした後は、再び道の駅へ戻り、地元の野菜を見て回りました。

ここでは、新鮮なほうれん草や白菜、大根などが並んでおり、冬の食卓にぴったりな食材が揃っています。

どれもスーパーではなかなか見かけないほど立派な野菜ばかりで、思わずあれこれと買い込んでしまいました。

 

特に目を引いたのが、地元産の干し芋

寒い季節にこたつで食べるには最高のおやつです。家内と「これも買おう」と、いくつか袋を手に取りました。こうして、佐野ならではの美味しい食材をたっぷりと買い込んで、帰路につくことにしました。

 

domannaka.co.jp

羽生PA鬼平の世界に浸る

 

東北道の帰り道は、お決まりの羽生PAで休憩。

このパーキングエリアは鬼平江戸処」として、江戸時代の町並みを再現したユニークな場所です。

まるで時代劇のセットのような雰囲気の中、お土産屋や飲食店が軒を連ねています。

鬼平江戸処(東北道羽生PA東京方面)

 

ここのお勧めは、江戸処のというだけあって、どら焼き、煎餅、お饅頭など、和のスイーツが充実しており、どれも美味しそうでいろいろと目移りしてしまいます。

 

お饅頭などのお土産を買い、時代劇の蕎麦屋みたいな店内で、名物のお汁粉をいただくことにしました。

甘さ控えめの粒あんと、もちもちのお餅が入った温かいお汁粉は、寒い冬の日帰りドライブの締めくくりにぴったり。ほっこりとした時間を楽しみました。

江戸のお食事処の風情で味わうお汁粉は絶品!



のんびりした冬の一日

 

こうして、冬の東北道佐野&羽生方面の小さな旅を終え、家路につきました。

 

冬の絶品フルーツ「とちあいか」をゲットし、佐野ラーメンでお腹を満たし、道の駅と羽生PAでのんびりとした時間を過ごす。

特別な観光名所に行ったわけではありませんが、地元の美味しいものを味わいながら、夫婦でのどかな気分の冬の一日を楽しむことができました。

 

関東近郊にお住いの方は、是非冬のうちに佐野&羽生方面に行かれてみてください。

ほのぼの気分で気持ちが温まりますよ。

この冬一番の寒波襲来!寒さを吹き飛ばそう


今年の冬は厳しい寒さが続いていますが、ついに「この冬一番の寒波」が到来しました。

気温がぐっと下がり、風が冷たく、朝晩の冷え込みは一段と厳しくなっています。

こんな時こそ、寒さに負けずに元気に過ごしたいものですね。

 

 

実は僕自身、先日の京都の旅の寒さがこたえ、軽い風邪をひいてしまいました。

ですが、「睡眠・栄養・風呂・蜂蜜生姜湯」のセルフケアでなんとか急回復。

日課のウォーキングも数日お休みしたものの、無理のない範囲で継続しています。

 

やはり体を整える基本は「しっかり休むこと」「温めること」「栄養をとること」に尽きるなと実感。

 

冬の寒さを吹き飛ばすためのポイントを調べてみると、概ね以下のようです。

 

1. 体を温める食事を意識する

 

寒い日は、体を内側から温める食事が大切!

特におすすめなのが、生姜・にんにく・唐辛子・ネギ・味噌 など、体をポカポカにしてくれる食材を取り入れたメニューだそうです。

僕も蜂蜜生姜湯で喉と体を温めましたが、スープや鍋料理に生姜をプラスするのも良いらしいです。

 

2. お風呂で芯から温まる

 

寒さで体が縮こまると血流が悪くなり、冷えが悪化しがちです。そこで重要なのがお風呂習慣。ぬるめのお湯にじっくり浸かることで、体の芯まで温まります。

僕はこの20年来、朝のシャワーだけで、夜のお風呂とは無縁でした。

今回の、京都底冷えをきっかけに、朝のシャワーは辞めて寝る前にお風呂に入る生活に切り替えました。

 

さらに、入浴剤を活用するのもおすすめ。

 

我が家の冬のお風呂はこれ!

バスクリン(ゆずの香り)

 

爽やかな柚子の香りと温浴効果でリラックスしながら温まれる入浴剤です。

 

調べてみたところ、バスクリンには、以下のような温浴効果を高める成分が含まれています。

 

(1)炭酸ナトリウム(炭酸ソーダ

• お湯をやわらかくし、血行を促進。

• 体をじんわり温め、湯冷めしにくくする効果がある。

 

(2)無水硫酸ナトリウム(温泉ミネラル成分)

• 汗の出をよくして体の芯まで温まりやすくする。

• 温泉のようなじんわりとした温かさを持続。

 

(3) さらにバスクリンゆずの香りには柚子エキス(保湿成分)が含まれています。

• 柚子の皮や種に含まれる天然保湿成分が肌をしっとり整える。

• 乾燥しがちな冬のお肌にうるおいを与える。

 

柚子の香りに包まれながら、じんわり温まる時間が楽しめます。

3. 適度な運動で血行促進

寒いとつい家にこもりがちになりますが、軽い運動で血流を良くすることも大事。

僕もウォーキングを続けていますが、無理のない範囲で動くと体が温まってスッキリします。外が寒すぎる日は、室内ストレッチやラジオ体操でも十分効果的のようです。

また特に寝る前に軽く体を動かすと、冷え防止にもなるようです。

4. 睡眠をしっかりとる

寒い時期は寝不足が体調不良のもと。温かい布団でしっかり睡眠をとることも、寒さ対策の一つです。足首の冷えも大敵のようで、僕はここ数日靴下を履いて寝ています。

快適な睡眠環境を整えることが重要ですね。

 

寒さを楽しむ心も大切

最後に、冬の寒さはつらいものですが、特に僕自身、この冬はポジティブに捉えてみようとも思いました。軽い風邪にかかったものの冬の京都巡りもそうでしたし。温かい飲み物を飲みながら読書をしたり、こたつでのんびり過ごしたり。

 

冬ならではの食べ物、例えばお鍋や、おやつに肉まん・あんまんを食べるの冬ならではですね。雪が降ればまた雪景色をポジティブに楽しむのも良いですね。

 

今年の冬もあと少し。寒さに負けない工夫をしながら、冬の魅力を味わ味わっていきたいものです。寒波に負けず、元気に乗り切りましょう!

 冬の京都巡り(その2)軽装で楽しむ小旅行

こんにちは!今回は前回の京都小旅行についての準備・装備編です。

blog.power-any.com

前回のブログで詳細を報告しましたが、「今回仕事の合間にふとした贅沢を味わいたい」

そんな気持ちから、名古屋での仕事のついでに京都へ足を伸ばし、一泊の小旅行をしてきました。

今回は、僕なりの快適に過ごせる旅のスタイルをご紹介します。

 

軽装で動きやすく – シンプルな旅の装備

 

今回の旅行は、あくまで仕事の延長線上の旅程です。ビジネスバッグ に、必要最低限のものだけを詰め込みました。

 

【持ち物リスト】

• MacBookPro13インチ:使いやすいサイズ感と過不足のない性能。どこに行くにも相棒です。何より、一回の充電で20時間稼働しますので、一泊程度であれば充電不要なところはグッド。

 

• ただしMacBook以外は、3in1(iPhone・AppleWatch・AirPodsの充電を一本化)充電器が必要です。

 

 特にiPhoneとAppleWatchは、一日一回の充電が必須。それぞれの充電ケーブルを持ち歩いて、旅先で何ヶ所もコンセントに刺すのは、とても煩わしいものですね。

 

これさえあれば、翌日のプランを立てながら、グラス片手にまったりとするひとときで、ひとまとめに充電完了!とてもスッキリします。

MacBookの横に3in1充電器

・ポリエステル仕分けケース(無印良品

 これはスグレモノで、かれこれ10年以上使っています。

一泊程度の下着やシャツがぴったり、ビジネスバッグに収納できます

無印のポリエステル製仕分けケース

 

・布製の軽量トートバック

 軽装備とはいえ、着替えやMacBookを入れたビジネスバッグは重さ5キロ超え。

テルチェックアウト後の京都巡りは軽快さが第一!バッグは駅のコインロッカーに。

シンプルな荷物にすることで、移動の負担が少なく、京都での滞在を存分に楽しめました。

 

服装

一日目が名古屋でのビジネスミーティングでしたので、服装は地味なアノラックの下にジャケット、同じ色合いのダークブルーのチノパン、黒のカジュアル系の革靴というスタイルでした。

 

底冷えかつ、時折小雪舞う冬の京都では、屋外も屋内もアノラックを着たまま。なので、観光客っぽいいでたちで1日過ごすことが出来ました。

 

カメラ

以前、旅行にはコンパクトなミラーレス一眼を携えていたのですが、ここ数年のiPhoneのカメラの進化が凄まじく、どこに行くにもiPhoneで写真を撮っています。

撮りたいと思った瞬間、気楽にさっと撮れるスマホには、コンパクトとはいえミラーレス一眼も敵わないですね。

旅の予約 – JR東海ツアーズでスムーズに

新幹線の手配や宿泊予約は ネットで「JR東海ツアーズ 」を利用しました。

このパッケージの良い点は、新幹線とホテルのセットプランになっており、個別に予約するよりも 料金がリーズナブル になることです。

 

また同社の「スマートEX」というスマホアプリからお手軽に、乗車する新幹線の変更が直近でできるところはこのうえなく便利です。

速い話が京都駅新幹線改札手前で、次に来る新幹線に予約変更できます。なので駅待合室でひたすら、予約の新幹線を待つという煩わしさを解消してくれます。

travel.jr-central.co.jp

また、予約時にホテルの選択肢も豊富で、今回選んだ アルモントホテル京都 もプラン内で申し込めました。

 

宿泊 – アルモントホテル京都の快適さ

 

京都には多くの魅力的なホテルがありますが、僕は、お手頃なビジネスホテルクラスの価格帯、かつ京都駅から近いという2つの条件でホテルを選んでいます。

 

地下鉄でちょい先の、四条界隈も良いホテルはたくさんあるのですが、やはり新幹線を降りてさっとチェックインできますし、夕食も付近を歩けば、安くて美味しい店がたくさんあるというのが何より魅力です。

観光スポットに近いと、お上りさん価格だったり、お店の前に行列ができていたりしますから。。

 

今回は アルモントホテル京都 を選びました。

このホテルの魅力は 大浴場があること。

 

1. 大浴場でのリラックス

 

一日中仕事と移動で疲れた体を、ホテルの温泉大浴場でしっかり癒やしました。

ビジネスホテルの中にはシャワーのみのところも多いですが、ここは広々とした浴場があり、ゆったりと湯船に浸かることができます。

京都らしい和風の雰囲気も感じ、心身ともにリラックスできました。

 

2. 清潔感と機能性の高い客室

 

部屋はコンパクトながらも清潔感があり、必要なものがすべて揃っています。

デスクスペースもしっかり確保されており、夜に少し仕事を進めるのにも最適でした。

 

www.almont.jp

京都の過ごし方 – 出張ついでの楽しみ方

 

京都は何度訪れても魅力が尽きない街ですが、仕事のついでとなると 時間が限られる ため、効率よく楽しむ必要があります。

今回の旅では、以下のようなスケジュールで動きました。

 

1日目(夜) – ホテルでリラックス

• 名古屋での仕事を終えて、新幹線で京都へ移動(所要時間:約35分)

• ホテルにチェックイン後、大浴場で疲れを癒やす

• ホテル周辺の居酒屋で軽く食事

 

移動の疲れをしっかりと取ることで、翌日をフレッシュな状態で迎えることができます。

 

2日目 – 京都の風情を楽しむ

• 早朝の 東寺 を散策(駅から近く、出張ついででも訪れやすいスポット)から、京都巡りをスタート〜東本願寺建仁寺を廻り京都駅に戻る。

• 京都駅のショッピング街でお土産を購入して、夕方の新幹線で帰宅。

因みにお土産はいろいろな味の「生八ツ橋」を買いました。家族、友人に配り、とても好評。

やはり京都土産は洋菓子より、こうした和菓子が京都らしさを感じさせますね。

 

今回は京都駅から徒歩やバス地下鉄で10分程度で行けるスポットをチョイスしました。

仕事の延長での旅行だからこそ、無理のないスケジュールが大切です。

有名観光地をせわしく巡るのではなく、京都の風情を感じられる場所を選びました。

 

旅のまとめ – 出張ついでの京都旅行の魅力

 

1泊だけの短い京都滞在でしたが、軽装で動けるスタイルと、温泉付きの快適なホテルのおかげで、非常に充実した時間を過ごせました。

 

今回の小トリップのポイントは3つ

• 荷物を最小限にして移動を楽に

JR東海ツアーズの新幹線+ホテルプランを活用

• 京都駅近くの大浴場付きのホテルでしっかりリフレッシュ

 

仕事ついででも、旅のスタイルを工夫すれば 十分にリラックスできる ことを実感!

次回もまた、このスタイルで京都に訪れたいと思います。

 

出張の合間に、ちょっとしたご褒美を自分に。そんな小旅行はいかがでしょうか?

 

このブログを読んでいただきありがとうございます。

記事にも紹介しました3in1充電器(Apple製品用)は、是非僕のECショップ「パワエニ」でお買い求めください。

 

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冬の京都巡りしてきました。

こんにちは!先日所用で名古屋方面に出かけたついでに、ちょっと足を伸ばして、冬の京都を堪能してきました。

冬の京都は、盆地特有の底冷えする寒さも併せ、静かで厳か。

このオーバーツールズムと云われる状況下でも比較的観光客が少なく、寺社の静けさや風情をゆったりと味わうことができます。

 

そんな京都の冬を堪能する特別な企画が、〜【京の冬の旅】非公開文化財特別公開スペシャルセット〜

これは京都市公益社団法人京都市観光協会JRグループが共催する企画で、市内15の名刹で普段は公開されていない文化財を、3月18日までの期間、特別に公開するというものです。

 

*詳しくはこちらを

今回、僕はこの企画を利用して、東寺・東本願寺建仁寺の三つの寺院を巡ってきました。

 

では冬の京都の歴史と美を感じた贅沢な時間を、レポートします。

 

まずは「京なび」へ

 

京都駅ビル内にある「京都総合観光案内所(京なび)」

盆地特有の寒さが身に染みる朝8時半、ホテルをチェックアウト。

徒歩で京都駅に向かい、ビジネスバッグを駅のコインロッカーに預けたあと、駅ビル内にある「京都総合観光案内所(京なび)」に向かいました。

ここで、あらかじめJR東海ツアーズより申し込みを済ませておいた「京の冬の旅」の「拝観引換券」と「ガイドブック」を受け取ります。

 

この「京なび」は京都の様々な観光情報の提供を行っている施設で、無料の京都案内図や有料の各種パンフなどもあります。

ここに行けば京都観光のすべてが解る的な場所。

日本語だけではなく英語・中国語・韓国語・スペイン語・フランス語のパンフレットもあります。なので外国人ツーリストの方もちらほらみかけました。

京都に何度も出かけている僕も、この場所の存在は今回初めて知りました。

次回から京都巡りの際にはまずはここを訪れたいと思います。

ja.kyoto.travel

1. 東寺 – 密教美術の宝庫で国宝を拝む

 

京なびでチケットを受け取り、徒歩で15分ほどの東寺に向かいました。

 

東京からの新幹線車窓から、最初に目に入る五重塔は、まさに京都のシンボルです。

東寺は真言宗の総本山。平安時代から続く歴史ある寺院です。この五重塔、創建以降、何度かの落雷による焼失を繰り返し、現在の五重塔徳川家光の寄進により江戸初期(1644年)に再建されたものだそうです。

高さは約55mあり、日本一高い木造の古塔です。

 

今回の特別公開では、五重塔の初層内部を拝観できます。

東寺を訪れたのは今回で3度目となりますが、五重塔は毎回外から眺めて、写真を撮って帰るだけでした。なのでこの特別公開はまさに胸踊る気分!

 

何段かの石段を登り、初層内部に入りました。

普段は非公開だけあって、霊験な空気感。江戸初期からの程よい風化具合も感じられる、極彩色の文様で彩られ、大日如来に見立てた心柱を囲んで金剛界四仏が安置されていました。

 

また、床下には礎石の上に直径1メートルほどの心柱が見えます。実はこの心柱は礎石からはわずかに浮いているのだそうです。

木の柱を地面に直置きにすると腐食しやすいのでその対策とも、地震対策ともいわれていますが、心柱とは古来より太い丸太を地面に立ててご神体として崇めるという考え方が仏教に取り入れられたもの。つまり心柱とは、仏を表現したものなのだそうです。 
 

東寺の歴史に残るエピソードとして、織田信長が1568年に入洛し、東寺に陣を構える際に配下に向けて、東寺境内で乱暴狼籍や陣取、放火などをしてはならないと命じた文書(禁制)は有名ですね。

信長はどんな思いでこの五重塔(厳密にはその前の世代の五重塔)を目にしながら、天下統一を思い描いたのでしょうか。

 

そんな、五重塔に思いを馳せ、しばし東寺の境内を散策しながら、朝も早い、観光客もまばらな時間帯に、ゆっくりと東寺を堪能できました。

 

2. 東本願寺 – 規模に圧倒される浄土真宗の総本山

東寺から市バスに乗り、次に訪れたのは、浄土真宗本願寺派の総本山、東本願寺

 

京都駅の東西にある二つの本願寺東本願寺西本願寺は、もともとは一つの本願寺でした。

 

調べてみたところ、浄土真宗の宗祖親鸞の門弟たちが彼の遺骨を祀るために創建したのが始まりなのだそうです。

その後、戦国時代には石山本願寺(現在の大阪城の場所)として力を持ち、織田信長と戦うなど、歴史の表舞台にも登場しました。

しかし、本願寺の勢力拡大を警戒した豊臣秀吉徳川家康によって、本願寺は二つに分けられることになります。

1591年(天正19年)、豊臣秀吉本願寺法主教如(きょうにょ)を追放し、本願寺の運営を弟の准如(じゅんにょ)に任せました。准如が継いだ本願寺が、現在の西本願寺です。

その後、1602年(慶長7年)になると、徳川家康教如に別の土地を与え、新たに本願寺を建立させました。これが現在の東本願寺です。

 

今回、通常非公開の「宮御殿」と「桜華亭」が特別公開されていました。

 

  • 宮御殿: もとは江戸末期に建てられた大宮御所の一部を明治時代に移設したものだそうです。

    ここは女官の間であり、赤い畳の縁はそれを意味しているそうです。

    室内はそれを彷彿とさせる瀟洒な宮中の年中行事の描かれた大和絵で飾られていました。

  • 宮御殿の襖絵

    宮御殿の南側は、築山と池の庭園となっています
  • 桜下亭:明治42年に、前年に引退した現如上人の隠居所として建てられた東京霞ヶ丘別邸の一部を昭和14年に移築したもの。内部の襖は岐阜別院にあった円山応挙の襖絵を移設したものだそうです。このお和室はなんと40年ぶりの公開で、しかも直射日光が遮光されていたため驚くほど保存状態が良く、当時のままと言って良い雰囲気が味わえました。
  • 円山応挙の襖絵が圧巻

 

 

3. 建仁寺俵屋宗達の国宝「風神雷神図」を間近で

 

最後に訪れたのは、京都最古の禅寺、建仁寺

北門を入ってすぐの場所にある西来院せいらいいん)は、長らく非公開でしたが、ここは京都のお寺としては、かなり先進的なポリシーのある寺院のようで、現代アーティストによる作品が多数奉納されていました。

 

まず、本堂に入って、一番に目を引くのが天井に描かれた2匹の龍です。

これは中国人アーティストの陳漫さんが描いた「白龍図」という作品で、横約13メートル、縦約6メートルという圧巻のスケール。

 

 

お庭も最近作り替えられたらしく、本堂前庭園と中庭があります。
すべて、昭和の小堀遠州と称された中根金作さんの流れを汲む中根庭園研究所による作庭だそうで、本堂前庭園には中国仏教協会の奉納により「峨眉山」から運んだ巨石3つを据えています。

 
中庭は情緒ある竹の風情と石器には、蘭の花が浮かべられていました。

ここ建仁寺は、古さと新しさが融合した、まさに新しい京都の雰囲気を味わえるユニークなお寺でした。
 

ゆったりとした冬の京都で、特別な文化財巡り。

今回巡った東寺・東本願寺建仁寺は、それぞれ異なる歴史と魅力を持ち、どこも見ごたえ抜群でした。

 

京都を訪れるなら、ぜひこの冬限定の文化財巡りを体験してみてはいかがでしょうか?