見てない人はあとで読んでね!
5月13日に公開され、注目を集めている『シン・ウルトラマン』。はてなブログでも、5月第2週のランキングに関連記事が多数ランクインするなど、大きな話題となっています。
公開初週の劇場で『シン・ウルトラマン』を見たブロガーの皆さんは、どのような思いを抱いたのでしょうか?
はてなブログに投稿された、さまざまな視点から書かれた記事をご紹介します!
- 息子さんへインタビュー
- 「わたしとウルトラマン」
- 社会の変化
- 『シン・ゴジラ』との比較
- 作中に登場する本
- コダワリの視点
- はてなブログで話題になっているモノ・ヒト・コトを募集しています
- 今回紹介したブログ
息子さんへインタビュー
“カラータイマーが無かったから全然やられずにずっと戦えるねんで。ヤバいよ。”
―『シン・ウルトラマン』のネロンガはどうやった?
【あなたとトクサツ。-特別篇-】ニュージェネ世代の息子、『シン・ウルトラマン』を語る。 - 僕が僕であること(仮)
ネロンガはすぐやられちゃったのが嫌やった。もうちょっと出てて欲しかった。でもネロンガを倒したときのウルトラマンのスペシウム光線の出し方がめーっちゃかっこ良かった!(右腕を垂直に立ててから左腕を巻き込む感じでクロスさせる)
特撮ファンへのインタビュー企画「あなたとトクサツ。」を自身のブログで連載する Ryo(id:ryo_nf3000)さん。この日は特別篇として、小学校2年生の息子さんへ『シン・ウルトラマン』に関するインタビューを敢行しています。
「3歳からウルトラシリーズに触れてきた」という息子さん。「あのまま戦ってたらメフィラスが勝ってたんかな?」「ゾフィがゼットン持ってきたとか嘘やん?」など、大人ファン顔負けの感想を連発。あと「最低5回!」は見に行きたいと、大興奮だった様子です。
実は一度目の鑑賞では上映開始時間に間に合わなかったため、後日、IMAXの大画面で再度鑑賞したそう。親子で同じコンテンツを楽しめるって素敵ですね!
「わたしとウルトラマン」
「特撮オタク」として感じた「理解と不安」
私の頭に住む「オタクの自分」は、まるで難解な計算式を解いた後のように、理知的にこの映画に納得を覚えている。が、「そうでない自分」はシラフだ。ぶっちゃけ酔えていない。度数が足りない。もっともっと、泥酔したかったのが本音かもしれない。
感想『シン・ウルトラマン』 繊細な愛と露悪。そして、祈り。 - ジゴワットレポート
ランキングでも話題になった 結騎 了(id:slinky_dog_s11)さんの記事では、「特撮オタク」として感じた「理解と不安」が語られています。
「ウルトラマンを愛した者達の溢れんばかりの愛」を感じながらも、それが「世間に届くのだろうか」と不安を覚えるという感想は、今作に関する多くの投稿に共通するテーマであるようにも感じました。
「現実的なところが気になる子供だった」
というか、それ以前に人類(というか日本にしか禍威獣あらわれていないので日本人?)によって何体か倒されている描写があるので、神永新二も活躍があったのだろうし、ちょっと単独行動したくらいではクビにはならないのだろう。安心だ。
『シン・ウルトラマン』とおれと昭和のウルトラマン - 関内関外日記
「妙に現実的なところが気になる子供だった」という 黄金頭(id:goldhead)さん。
子どもの頃に気になった「大切なときにいつもいなくなって、いじめられたりしないのだろうか。クビになったりしないのだろうか」という点について、今作では心配が無かったそう。
「なんかすげえやさぐれてるウルトラマン」「グルグル回ってたいへんだな」など、素朴な感想にうなずいてしまうエントリーです。
社会の変化
“世の中の変化がゆっくりになっている?”
それにしても、50数年前の人気コンテンツの基本設計が、いまだに通用するのです。
「シン・ウルトラマン」をみた・社会の変化がゆっくりになっている - そういちコラム
「世の中の変化はどんどん早くなっている」とよくいわれますが、「じつはゆっくりになっているのでは?」と思います。
「初代ウルトラマンに夢中になった世代」の そういち(id:souichisan)さんは、50年以上前のコンテンツの基本設計が今でも通用することから「社会の変化がゆっくりになっている」と指摘します。
『シン・ゴジラ』との比較
“つい色々比較しながら観てしまいました。”
「シン・ゴジラ」ではオリジナルの雰囲気を保ちながらもリアル路線だったけれど、「シン・ウルトラマン」は意図的な「着ぐるみ&人形」表現なのが、いかにも庵野氏の趣向に思え、しかし光線合戦などはド迫力で、これは一つの方向性と思いました。
映画「シン・ウルトラマン」が「シン・ゴジラ」と同じ処と違った処 - らびっとブログ
今作と『シン・ゴジラ』を比較する らびっとGTI(id:rabit_gti)さん。主人公たちが自衛隊と行動を共にする点や政治・外交描写を共通点に挙げつつ、怪獣やウルトラマンのテクスチャーやストーリーテリングに違いを見出しています。
作中に登場する本
“本作の最も大きなブリコラージュ=寄せ集めを記しておかねばなるまい。”
要するに、『野生の思考』で「西洋近代人よ、未開の人々をなめんなヨ」という構図が、そのまま「外星人よ、地球人なめんなヨ」として本作には適用されているように思えるのである。
「野生の思考」でシン・ウルトラマンを読み解く(ネタバレ感想) - カナタガタリ
作中に登場する『野生の思考』が気になったという 木本仮名太(id:kimotokanata)さん。入門書を読んで得た視点を紹介しています。
コダワリの視点
愛用キーボードが登場
じゃあ神永はどのパソコンであのUSBメモリーの論文を書いたのか?ってなるじゃないですか。
シン・ウルトラマン見てきた。キーボードの話。 - えのログ
もう作中で出た情報的に一つですよね。滝さんのあの私物ゾーンのPCですよ。
ということはウルトラマンもHHKBでタイピングしたってことですよ!うおおおおすごい!
自身が使っているキーボード「HHKB」が映画に登場する、という情報をキャッチした id:enonoki さん。登場シーンを指摘しながら、HHKBへの愛を語ります。
推しの出演
・私にはよく分からない数式をボードに書きまくるもかっこよかったし、英語も頑張っててにっこりしてしまった。
「シン・ウルトラマン」感想 - 備忘録という名の壁打ち
物理学者・滝明久を演じた有岡大貴さん(Hey! Say! JUMP)の出演情報を目にして、今作の公開を楽しみにしていたという id:YukiYukiki_1202 さん。有岡さんのみならず、ストーリーや他のキャストに関しても愛のある感想をつづります。
yukiyukiki-1202.hatenablog.com
映写技師の視点
そのような過去があるので、今回も多分やばい気がするという気持ちで構えていましたが、さすがに怒られたのか、なんか今回は気持ち全体的に中央よりの文字になっていました。たぶんあれで切れる映画館は無いと思います。
『シン・ウルトラマン』を映写視点で観るよ - 映写雑記
雨宮アチャ(id:achamiya)さんは、映写技師としての視点を語ります。『シン・ゴジラ』『シン・エヴァンゲリオン劇場版』など、文字の配置が特徴的な映画では苦労することがあるのだとか。
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blog.hatenablog.com
はてなブログで話題になっているモノ・ヒト・コトを募集しています
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今回紹介したブログ
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まこまこまこっちゃん
1994年大阪生まれ、京都在住。ライター・編集、バンド活動をしたり、川沿いでお茶を淹れたりしています。好きな犬は柴犬、好きな国はモンゴルです!