そして次の留守番 - ウロ

ウロ

木の洞に頭突っ込み独り言

そして次の留守番

2024年11月06日 | 子どもたち

娘宅に行く。留守居のためである。

まご太と留守番をするためである。

会いしなからお互いぎこちない。

娘たちが出ていく。

まご太は何も言わないが寄っても来ない。

ひとりごとを呟きながら遊んでいる。

 

座椅子でねたふりをしていたが 退屈である。

実は玄関ホールに折り紙と折り紙の本を仕込んでおいた。

まご太が出て行けと言ったら そこで遊ぶつもりだった。

 

まご太が棚の上に乗った。座って遊ぶ。

そこは乗ってはいけない筈だ。

前回 熱がある時は黙って許していたが

もう3歳になったのだ。黙っているわけにはいかない。

 

私は 以前何かで読んだ

「子どもを叱るのは3歳から」というのを指針としている。

危ないことや絶対!だめなことは それ以前でも止めるが

ルール違反等を窘めるのは それ以前は控えていた。

しかし3歳ともなれば言葉も通じるし記憶量も増える。

その時に許されたことは その先も許されることになってしまう。

道理も理屈も ある程度通じる筈なのである。

 

言葉で三度言い 聞かないので抱いて引き摺り下ろす。

大泣きして「あっちいって」と言う。望むところよ。

 

玄関ホールで折り紙していたら

戸が開いた。「といれ」「いけば」「むしがいる」 

トイレの前に虫がいるから行けないということらしい。

ここんちに虫なんかいたかなあと思って行ったら

小さなクモだった。

 

そんなこんなしているうちに娘たちが帰ってくる。

玄関に座椅子や携帯が放置してあったので

「なんなの」「これこれこういう」と説明していると

まご太「といれ にかい いった!」を繰り返す。

「悪いことしたって?」と訊かれると知らん顔。

 

その後私がばたばたしているうちに

私が作った折り紙が彼のものということになってしまっていた。

 

ちゃっかり坊主。これは末っ子の特権か?

いやいや。やっぱり許しちゃいかんと思うのよ。

改めて「まごちの方が可愛い」となるのであった。

 

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