ウロ

「あーん」の話を娘にしたわけではないが
動画を送って来た。
夕食後のものだ。
まご太がスプーンをテーブルに打ち付けて泣いている。
怒っている。もっとよこせと言っている。
娘の声が入る。「もう　おしまい。ごちそうさま！」
額をテーブルにぶつけてる。

私の時にはやらないが　母親相手にはこうなのだ。
笑えるやら泣けるやら。


名古屋市西区のグルマンプラスでランチ。
すんなり予約はとれたが　最後の一席だった。

タパスの後　
パエリアが一人分ずつバーミキュラで供される。
一人分ずつなので注文もそれぞれ好きなものを選べる。
私は高原コーチン。

三種類の部位が入っていて　それぞれ楽しめる。

旦那は前回と同じく天使の海老の古代米パエリア。
料理が出された後にシェフさんがやってきて
「前と同じ料理なので　違う海老にしてみました。
いいのが入ったんですよ～」と仰った。ありがたや。
でも旦那の口には勿体ないです。

タパスの中のカリフラワーのスープが
ものすごくおいしかった。
自宅で再現できればなあと「何が入ってます？」と訊いた。
「カリフラワーとブイヨンと　牛乳です」
「だけ？」「だけ」
決め手となる隠し味があれば　それを真似れば
似たようなものが作れるんじゃと期待したんだが

「バーミキュラでカリフラワーを加熱するんですよ」
あああああ。そこか！

バーミキュラとはこんな鍋。

これはデザートに使われていたものだから小さいが
それでもなかなかの重量感である。

これでじっくり野菜を調理して旨味を引き出すわけだ。
パエリアが美味しいのはもう当たり前になってたが
スープにまで威力を発揮するとは…