立冬だってね - のすたる爺や

のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

立冬だってね

2023年11月08日 | 日記・エッセイ・コラム

 なんだかんだと昼めしも食べられないほど仕事に追われた一日でした。お昼ご飯にありつけたのが午後6時半。そして、夕ご飯も立て続けに食べました。

 朝、トラックに材木積んで農道を走っているとメスの鹿がふらふら道路に出てきて、慌てたのか、トラックの前方を道なりに走り出しました。2-300m追いかける形で、鹿は農道からの枝道に駆け上がっていきました。

 このところ日本各地で熊が話題をさらっている中、鹿も存在感を見せたかったのでしょうがやはり役者が違います。

 環境破壊の元凶と言う意味では鹿もかなりブラックな存在。こいつらが増え始めてからウサギの数が減りました。ウサギが少なくなるとそれを捕食するワシやタカやフクロウやへき地のおじさんたちが数を減らします。しかも樹木の芽を食べてしまったり、森林被害も出す。クマも山林を荒らすんですよ。杉やヒノキの皮をむいて立ち枯れさせてしまう。そこそこの緊張感の中ご迷惑かけないように生きてりゃ憎まれもしないんですけどね。

 熊の駆除に抗議する人は熊の出る土地に移住して野生と共生してみればいいんです。体中に糖蜜塗りたぐってグルグル巻きにして気に吊るしてしまおうなんてことはしません。山仕事だって、自然回復の仕事だっていいじゃないですか。野生を肌で学ぶと前向きな対策ができると思いますよ。自然は頭で考えちゃなりません。善悪で判別なんてもってのほかです。神様のご機嫌伺いながらほどほどで折り合いつけながら生きるのが方策。これができない人は「病んでいる」と言われて、自然から淘汰されるだけなんです。コロナ騒動じゃないけれど、個体数が増えすぎると疫病が出るのも神の手。この秋の山の木の実の不作も、栄養不足淘汰される予兆なんでしょうね。

 人里で味を占めた熊はまた出てきますよ。このあたりの若者が街に出ていくのと似たようなもの。住むなら都会です。南青山がいいですね。

 山にドングリを撒けなんてこと言って自己満足しているおめでたい方もおりますが、その前にこちらに働く場があれば山の若者が都会に出ていくこともないし、獣が後を追って里山地に出ていくこともなくなりますよ。

 我々山のおじさんがリッチでいい暮らししていれば熊も山に戻って来るから、首相の給与上げる前に山のおじさんに生活補助金を出しましょう!

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