ピーヒャラピーヒャラ…「あ、軍楽隊の笛が聞こえて来たよ~」と、ミモロが耳をピクピクさせて待っています。
10月22日、秋晴れの京都では、「京都三大祭」(葵祭、祇園祭)のひとつ「時代祭」が、コロナ前の姿に復活し、都大路を華やかに進みました。
「時代祭」は、三大祭の中で、最も新しく明治28年に「平安神宮」の創建に伴い、記念奉祝行事として始まった時代風俗行列です。行列は、明治維新から平安時代へ。平安京の歴史に関わる人物や風俗が登場。20列およそ2000人が奉仕する大行列。「葵祭」や「祇園祭」は、神事が中心ですが、「時代祭」は、京都が日本の首都として千年に渡り培ってきた伝統工芸の技を披露することを主眼にしています。厳密な時代考証をもとに製作された装束や祭具などを見物することが、見物のポイントになります。
「装束などがよく見えるように、行列は、割とゆっくり進むよね~」とミモロ。言い換えれば、京都のメインストーリーを使った大規模なファッションショーと言えるかもしれません。「ということは、通りがランウェイなんだ~」とミモロ。
この日、三条通にお友達とやって来たミモロ。「あ、ミモロちゃん、よかったらここどうぞ~」と通りに面した場所に椅子を並べられていた「カドヤ商店」のご店主の廉屋さん。「粟田神社」のお祭りなどでお世話になっている方です。
「ありがとうございます~」と、ミモロは、椅子に座って、行列を見物させていただくことに…。
以前、行列に参加なさったことがある廉屋さん。「結構歩くの大変なんですよ~武将の姿も重いしね~」と。
南向きの椅子には、陽光が注ぎ、「ここにいると、きっと日焼けするね~」と。でも、ポカポカと暖かいお席です。
「あ、行列来たよ~」
次々にミモロの前を、行列が過ぎてゆきます。
「眩しくて、逆行だから写真うまく撮れないね~」と、心配するミモロ。その言葉通り…
ときどき、知り合いの姿を行列に見つけ、大きな声で呼びかけ、手を振ります。
さて、行列の中でも人々が注目するのは、女人列。大原女、桂女などが続きます。
「淀君だ~」
「静御前だって~」
常盤御前は、今若、乙若の2人の息子を伴っています。
「清少納言と紫式部は、車に乗ってる~」
「う~眩しい~」と、目を細めながら見物。
本当にずっと見物をしていると、日焼けしていくのがわかります。「暑い!」
そんな眩しい光の中で、また知り合いを見つけました。「ここだよ~」と手を振るミモロ。
行列の最後のパートは、神幸列で、「平安神宮」のご祭神孝明天皇と桓武天皇の鳳輦が進みます。
白川女献花列を見送って、ミモロの時代祭見物を終了。
「三条通の特等席で見物させていただいちゃった~」と、廉屋さんにお礼を言って、その場を離れたミモロです。
たくさんの京都市民が支える「時代祭」。
この日は、他でもいろいろな祭りや催事が行われ、「スケジュール立てるの大変~」と。
実は、10月22日の午前中、ミモロは、大陶器市の山科の清水焼の郷まつり」へ出かけていました。
明日は、そのレポートをお伝えします。
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