ヘルシーウォーキング㉔ in 日本遺産「炭鉄港」構成文化財と小樽ウォーク - 田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

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ヘルシーウォーキング㉔ in 日本遺産「炭鉄港」構成文化財と小樽ウォーク

2023-11-14 17:02:17 | JRヘルシーウォーキング
 今シーズン最後となるヘルシーウォークは、雪が舞い落ち肌寒い中でのウォークとなった。しかし古都・小樽市は見どころも多い。小樽港を横目に見ながら他の街では見られない光景を楽しみながらのウォークとなった。
    
 11月12日(日)、イベントウォークとしては今年最後となる小樽ウォークに挑んだ。
  
  ※ 今回のウォーキングのS & G
 8時30分、スタート地点の「小樽駅」発った。まずは真っすぐに小樽港に向かうのだが、途中から右に折れて「旧手宮線跡地」を往くと、日陰のところには前夜に降った雪が融けずに残っていた。
  
  ※ 小樽駅から小樽港に向かうメインストーリートです。
  
  ※ 旧手宮線跡に今も敷かれている線路です。
  
  ※ 手宮線跡地の日陰部分には雪が融け残っていました。

 「日銀旧小樽支店前」を通り、コースは「堺町通り」に導かれる。この通りは歴史的建造物も多く、土産物店や海産物を提供する飲食店なども目立ち、観光都市・小樽のメイン通りのようだ。朝まだ早く観光客の姿は目立たなかったが、お店の人たちは開店準備に追われているようであった。途中には「メルヘン交差点」と呼ばれる五差路の交差点があったが、なるほど「オルゴール堂」をはじめ、洋風の古い建物が集まった交差点だった。
  
  ※ 旧日本銀行小樽支店の建物は保存されています。

  
  ※ まだ目覚めていない小樽の観光メインストリートの「堺町通り」です。

  
  ※ 通りには写真のように派手な看板を立てた海鮮丼なとの店が並んでいました。
  
  ※ イタリア・ヴェネツィアの中世の宮殿を再現したと言われる「北一ヴェネツィア美術館」です。
  
  ※ メルヘンチックな建物が五差路交差点を囲む「メルヘン交差点」です。正面の建物が「オルゴール堂」です。 

 コースは「堺町通り」を過ぎてもなおまっすぐに南東に向かって伸びていた。その先には私が昨年2月に訪れたことのある「小林酒造」の「亀甲蔵」の古い建物が見えてきた。
  
  ※ 木造の歴史ある(?)木造の建物の小林酒造の「亀甲蔵」です。

 さらにコースは東へ伸びていた。その先には巨大な構造物「ウィングベイ小樽」が屹立していた。「ウィングベイ小樽」は1999年に大型複合商業施設「マイカル小樽」として当時国内最大級と謳って華々しく開業したが、長くは続かず2001年には早くも破綻したそうだ。その後を受け、2003年に「ウィングベイ小樽」として再スタートを切ったそうだ。私は華やかに開業した直後と、数年前に訪れたことがあるが、施設が大きいだけに内部は閑散とした感じは否めなかったことを憶えている。
 この巨大な建造物の横を通っていた時、一時的ではあったが雪が激しく降った。
  
  ※ 巨大すぎてカメラに収まらない「ウィングベイ小樽」の横を通過する際に急に雪が激しく降り出しました。

 コースは「ウィングベイ小樽」を取り囲むようにしてUターンをして、今度は海岸沿いの道路を北西方向に一直線に進んだ。時折り小樽港を望みながら、道路沿いには運送会社や倉庫など海運業関係の会社が立ち並ぶ中を進んだ。
  
  ※ 帰りのコースでは、ところどころで小樽港が顔を見せてくれました。

 小樽名物の「小樽運河」が近づくと、小樽軟石を使った古い倉庫群が飲食店などに改装された一角の前を通った。私はマップをよく見ていなかったこともあり、お馴染みの「小樽運河」が現れるものと思い歩を進めていたが、実はコースは「小樽運河」の裏側を歩いていたことに気が付いた。
  ここではやはり「小樽運河」の写真を撮らなくては、と一時コースを外れ写真を一枚撮った。併せて運河沿いにあり建物の解体がささやかれている「旧北海製缶会社」で解体に反対する市民の方々がイベントを開催していたのでちょっとだけ覗かせてもらった。
  
  ※ 小樽観光の顔ともいえる「小樽運河」です。
  
  ※ 運河沿いにあって解体が噂される旧北海製缶工場の建物です。

 コースに戻り、小樽港の北外れ近くに来たところに「小樽市総合博物館」があった。「小樽市総合博物館」は鉄道関連の実物展示が呼び物の一つであるが、道路からもそれらの貨車や客車を望むことができた。また、博物館の近くには「手宮洞窟保存館」もあった。
  
  ※ 小樽市市街地の外れに立つ「小樽総合博物館」の前庭です。
  
  ※ 博物館の建物後方には、鉄道関連の列車や機関車が野外展示されています。
  
  ※ 古代の洞窟壁画が発見された「手宮洞窟保存館」です。

 コースはゴールの「小樽駅」を目ざして再び東に舵を切り、ゴールを目ざした。その途中に「小林酒造本店」の古い建物が存在感を誇って建っていた。こちらの方は酒販専門のようで、酒造りは先に見た「亀甲蔵」の方で製造しているようである。
  
  ※ 小林酒造本店の歴史ある建物です。

 そして11キロを歩いて2時間半後にゴールの小樽駅に着いた。
 雪模様とあって、けっこうな寒さの中、途中でウェアを重ね着するなどして歩いたが、古都小樽の見どころがいっぱいに詰まった、退屈のしない素晴らしいコース設定だと感じた小樽コースだった。
 これで今シーズンのJRヘルシーウォーキングは最後となったが、25回のウォーキングを楽しめた一年だった。身体さえ許せば、今年歩くことのできなかったコースを中心に来年もまた楽しみたいと思っている。


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