マリヤンカ mariyanka

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日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

ちょっとだけ熊野古道 その2

2025-02-25 | 

前日は、一時かなり雪が舞いましたが、帰路はからりと晴れあがり、

遠くの山々が西日に照らされてきれいでした。

家に帰ってから、熊野古道の案内図を見て、行ったところを確かめていたら、

「栃原」の少し先に「馬鹿曲がり」の文字が。

どんなところなのでしょう。

次の日早速、もう一度「栃原」へ、そして「馬鹿曲がり」へ向かいました。

↓ 馬鹿曲がりの、本来のルートは、ここからこの急坂を降りて

このトンネルをくぐり抜けて、

さらに、細い橋を渡って行くようです。

かつては深い谷を降りては登る、曲がりくねった道で、難所だったそうです。

でも私たちは車を放置していくわけには行きません。

トンネルの入り口だけ眺めて、「馬鹿曲がり」の案内板の写真を撮って、

ルートを飛ばして、次に古道と車道が出会う所に先回りして、

車を降りて、またほんの少しその近辺の古道を散策するという、

我流の熊野古道散歩を続けました。

ひとつ屋根の下に仲良く4つの神様が並んでいます。

左から「庚申」「津島大王」「皇太神宮」「山神」

↓ 神祠の立て札

この傍から、古道はまた人ひとり幅の細い坂道を谷に降りていきます。

でも私たちは車で、谷の上にかかっている眼鏡橋を渡りました。

(眼鏡橋・明治40年に作られたレンガ作りの橋、その後、鉄道を通すために一つは埋められた)

そして、車を停めて、谷の向こう側から案内板に従って谷へ降りていきました。

立派なレンガの橋が見えます。

とても綺麗な水がサラサラと流れていました。

↑ 左上に、谷を登る古道が見えます。

家を出てから帰って来るまで、約3時間の「ドライブ散歩」でした。

谷川で拾ってきた石、

綺麗な層になっています。

手前の石は紙のように薄い。

 

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ちょっとだけ熊野古道・その1

2025-02-24 | 

「熊野古道・伊勢路」は熊野と伊勢を結ぶ古い道です。

幾つもの峠を越える細くて険しい道ですが、

今は、国道や広い県道と並行になっている所や交差する場所、車が通れそうな道も、一部あります。

私と夫は、車でしばらく「旧伊勢街道」を辿っていましたが、

現代の市街地に差し掛かって、先へ進むのをためらっている所だったので、

ここらで、熊野古道を探索してみようということになって、

まず家から比較的近くて、車で行けそうなところへ行ってみることにしました。

よく利用する国道42号線、車がビュンビュン走る広い道路を曲がるとすぐに

小さなかわいい駅(JR・栃原)がありました。

近くのお地蔵さん。立派な瓦屋根

扉に石がいくつもぶら提げてありました。

中耳炎の回復を祈るものだそうです(耳の形の石!に穴を開けている)

交差点などに「熊野古道」と記した旗が立っていて、

その旗に案内されて、少し進むと、

線路の傍に、宿がありました。

今は静かでしたが、春になれば熊野古道を歩く人たちが利用するのでしょう。

↑ 左の建物が宿(田島屋)

右の昭和レトロな建物は昔は病院だった?かもしれません。

(家に帰って調べてみると、現在は土曜だけ営業のカフェのようでした)

内部はすっかりおしゃれにリニューアルされているようです。

長い塀!

雪がちらついてきました。

ちらついていた雪がだんだん強くなってきました。

ここからしばらくは車の中から写真を撮りました。

かわいい手描きの看板、窓を開けてパチリ。

絵の動物は、犬や猫ではなく豚に見えます。

 

↑、新しい建物のようです(お茶の製造所)

↑ 別の製茶屋さん。こちらは古い建物で白壁の文字が素敵だったのに、見えない・・・

裏はずーっと、広い茶畑でした。

 

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日暮れ

2025-02-23 | 自然

集落を抜け、海沿いの道に出ると、空間が一気に広がり、空が立体的に見えました。

そのまま堤防の道を走っていくうち、

すっかり日が陰ってしまいました。

↓ 河口付近

鴨がたくさんいました。

 

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海辺の集落

2025-02-22 | Weblog

海沿いの集落は、海岸の形、河口や、港の形によって違いますが、

独特の雰囲気があって、海が見えなくても、ああ海が近いのだなとわかります。

そんな海の近くの集落の道を歩くのが好きです。

今ではこの辺りでも、浜に海藻や魚を干している所はほとんどないので、

潮の香は感じられません。

 

この集落は、道は、狭いですが(車を停めるところがない・・・)

大きな家が多く、広い庭や、蔵も方々で見かけました。

そして、海産物の加工場があちこちにあり、

廃業した所もあるようでしたが、

現在稼働中の所もあるようでした。

 

↓ 民家のレトロな窓ガラスがとても綺麗で思わずパチリ。

木の窓枠と、すりガラスと、透明ガラスの優美なデザイン!

窓ガラスから、この家の住人が、この建物を大切にしておられることが伝わって来ます。

コメント (2)
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対岸へ

2025-02-21 | 自然

図書館へ行ったついでに、

先日行った大堀川の対岸の、舟が見えた辺りへ行ってみました。

この辺りだけは、土の土手になっていて、川辺まで降りられそうです。

川の水量が少し減っていました。

周辺にペットボトルやポリ袋に入れたごみが!

本当に腹が立ちます!

 

この間程強い風は吹いていませんでしたが、寒い!

耳も目も痛い、車に戻ってホッと一息、

車はもちろん、暖かい上着や靴下やブーツもない時代の、冬の旅人はどんなだったろうと、一瞬思います。

右の土手が先日歩いた所です。

 

 

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