前日は、一時かなり雪が舞いましたが、帰路はからりと晴れあがり、
遠くの山々が西日に照らされてきれいでした。
家に帰ってから、熊野古道の案内図を見て、行ったところを確かめていたら、
「栃原」の少し先に「馬鹿曲がり」の文字が。
どんなところなのでしょう。
次の日早速、もう一度「栃原」へ、そして「馬鹿曲がり」へ向かいました。
↓ 馬鹿曲がりの、本来のルートは、ここからこの急坂を降りて
このトンネルをくぐり抜けて、
さらに、細い橋を渡って行くようです。
かつては深い谷を降りては登る、曲がりくねった道で、難所だったそうです。
でも私たちは車を放置していくわけには行きません。
トンネルの入り口だけ眺めて、「馬鹿曲がり」の案内板の写真を撮って、
ルートを飛ばして、次に古道と車道が出会う所に先回りして、
車を降りて、またほんの少しその近辺の古道を散策するという、
我流の熊野古道散歩を続けました。
ひとつ屋根の下に仲良く4つの神様が並んでいます。
左から「庚申」「津島大王」「皇太神宮」「山神」
↓ 神祠の立て札
この傍から、古道はまた人ひとり幅の細い坂道を谷に降りていきます。
でも私たちは車で、谷の上にかかっている眼鏡橋を渡りました。
(眼鏡橋・明治40年に作られたレンガ作りの橋、その後、鉄道を通すために一つは埋められた)
そして、車を停めて、谷の向こう側から案内板に従って谷へ降りていきました。
立派なレンガの橋が見えます。
とても綺麗な水がサラサラと流れていました。
↑ 左上に、谷を登る古道が見えます。
家を出てから帰って来るまで、約3時間の「ドライブ散歩」でした。
谷川で拾ってきた石、
綺麗な層になっています。
手前の石は紙のように薄い。