千本檜小屋から、これから向かう八っの岩峰群と最高峰の入道岳を合わせて八海山という。古くから霊山として崇められてきており、越後駒ヶ岳、中ノ岳とともに越後三山に数えられ、日本200名山のひとつでもある名山だ。
我々はまず、八ッ峰には向かわず、迂回コースから入道岳を目指す。迂回コースというが、結構キツイう回路で鎖場や梯子が何か所も出てくる。
う回路からは、南魚沼の街並みや、遠く日本海や佐渡も見える。
断崖の岩場をトラバースしていく。
山肌の紅葉が見事だが、見とれている余裕はない。
垂直の岩場が出てくる。
上に出ると、八ッ峰の岩峰群が目の前に飛び出してくる。
入道岳からの帰りは、この岩峰群の上を歩いていくことになるのだ・
大日岳の登り口の前に出る。八ッ峰岩稜コースのスタート地点になるが、まずは通りすぎて入道岳方面に向かう。
この先に見えるのが入道岳で、ちょっと離れていて距離がある。
20分ほどで入道岳1778mに到着する。八海山の最高峰だから、まずここには登っておかなければならない。
元来た道を引き返し、八ッ峰岩稜コースのスタート地点となる大日岳に戻る。スタート地点には、キケン注意のプレートが張り付けられており、これから登る人の心構えが記されている。
大日岳は、ほぼ垂直な鎖場となり、初めての人にとっては、最初からビビってしまいそうな恐ろしい岩場だ。
最初に、経験者である私が登り始める。下とか見ずにひたすら進行方向だけを見ながら鎖をもって登ればあっという間に頂上だ。
2番手も続けて登ってくる。
下の方では、後続のメンバーがこちらを眺めているのが見える。
大日岳の頂上で腰を下ろし、メンバーが無事登ってくるのを待つ。
初めてのメンバーは、かなり怖かったようだが、ひとまず最難関の岩場をクリアして一安心のようだ。
大日岳、剣ヶ峰をクリアして摩利支岳に到着。
次の岩場を登ってくるメンバー。
やせ尾根を進む場所も出てくる。
一旦鎖場を下ると、次の釈迦岳、白河岳、七曜岳、不動岳、地蔵岳のピークが連なっているのが見える。
その後もいくつもの岩峰を越えていく。
千本檜小屋も見えてきた。地蔵岳をクリアすれば、ゴールは近い。
17時ちょっと前に千本檜小屋に全員無事到着。夕食のカレーライスを前にみんなホッとしたことだろう。
当初の予定では、八ッ峰岩稜コースと入道岳は、翌日の朝一で登るつもりだったが、翌日の天気が悪いことが分かっていたので、前倒しにして一気に登ることができてよかった。何よりも一日中風もなく好天だったことが幸いだ。おかげで、素晴らしい紅葉の中で八海山を登ることができ、初めてのメンバーにも楽しんでもらえたことだろう。
参考1.八海山の高低図&コースタイム
参考2.八海山のコースマップ
「2023八海山:2日目千本檜小屋~ロープウェイ乗り場」に続く。
我々はまず、八ッ峰には向かわず、迂回コースから入道岳を目指す。迂回コースというが、結構キツイう回路で鎖場や梯子が何か所も出てくる。
う回路からは、南魚沼の街並みや、遠く日本海や佐渡も見える。
断崖の岩場をトラバースしていく。
山肌の紅葉が見事だが、見とれている余裕はない。
垂直の岩場が出てくる。
上に出ると、八ッ峰の岩峰群が目の前に飛び出してくる。
入道岳からの帰りは、この岩峰群の上を歩いていくことになるのだ・
大日岳の登り口の前に出る。八ッ峰岩稜コースのスタート地点になるが、まずは通りすぎて入道岳方面に向かう。
この先に見えるのが入道岳で、ちょっと離れていて距離がある。
20分ほどで入道岳1778mに到着する。八海山の最高峰だから、まずここには登っておかなければならない。
元来た道を引き返し、八ッ峰岩稜コースのスタート地点となる大日岳に戻る。スタート地点には、キケン注意のプレートが張り付けられており、これから登る人の心構えが記されている。
大日岳は、ほぼ垂直な鎖場となり、初めての人にとっては、最初からビビってしまいそうな恐ろしい岩場だ。
最初に、経験者である私が登り始める。下とか見ずにひたすら進行方向だけを見ながら鎖をもって登ればあっという間に頂上だ。
2番手も続けて登ってくる。
下の方では、後続のメンバーがこちらを眺めているのが見える。
大日岳の頂上で腰を下ろし、メンバーが無事登ってくるのを待つ。
初めてのメンバーは、かなり怖かったようだが、ひとまず最難関の岩場をクリアして一安心のようだ。
大日岳、剣ヶ峰をクリアして摩利支岳に到着。
次の岩場を登ってくるメンバー。
やせ尾根を進む場所も出てくる。
一旦鎖場を下ると、次の釈迦岳、白河岳、七曜岳、不動岳、地蔵岳のピークが連なっているのが見える。
その後もいくつもの岩峰を越えていく。
千本檜小屋も見えてきた。地蔵岳をクリアすれば、ゴールは近い。
17時ちょっと前に千本檜小屋に全員無事到着。夕食のカレーライスを前にみんなホッとしたことだろう。
当初の予定では、八ッ峰岩稜コースと入道岳は、翌日の朝一で登るつもりだったが、翌日の天気が悪いことが分かっていたので、前倒しにして一気に登ることができてよかった。何よりも一日中風もなく好天だったことが幸いだ。おかげで、素晴らしい紅葉の中で八海山を登ることができ、初めてのメンバーにも楽しんでもらえたことだろう。
参考1.八海山の高低図&コースタイム
参考2.八海山のコースマップ
「2023八海山:2日目千本檜小屋~ロープウェイ乗り場」に続く。