教え子
2024年10月28日 | 私
おはようございます。雨の月曜日です。
これからの日本の進むべき道を決める衆議院選挙が終わりました。自民党にとってはかなり厳しい結果になりました。
和歌山一区では33歳の候補が接戦の末、当選を決めました。私の予備校部の生徒です。彼が浪人生として頑張っていたのは、ついこの前のような気がします。まじめにしっかりと努力をする生徒でした。野球部では、捕手でした。試合にはなかなか出れずに悔しい思いをしましたが、陰で支えることを知った高校時代でもあります。3年生の春の大会は優勝を勝ち取りました。しかしその後の近畿大会は、インフルエンザが流行したために中止になった異例の年でした。彼の1年後輩たちが、選抜で大活躍をします。
野球部時代、浪人時代と苦しい思いをいろいろ経験しましたが、それをすべて自分の肥やしにして今があるような気がします。昨日の感激を忘れることなく、表に出てこれない人たちの心をしっかりとくみ取れるような、そんな政治家になってもらいたいです。頑張れ!
私の住んでいる橿原市は奈良三区で、予想通り田野瀬さんが当選しました。コロナ緊急事態宣言中に銀座のクラブで飲食し問題になりましたが、田舎のお年寄りには依然人気があるようです。ただ得票数を見てみると、維新と立憲と共産の3候補の得票数を足し算すると、田野瀬さんを超えています。候補者を一本化していれば、野党候補が勝っていたかも分かりません。
私自身は野党支持なので、投票率が悪かったにもかかわらず、庶民がきちんと判断した結果だと思います。
文通費問題にしても世間では領収書を付けたり、残金は返したりすることなんて当たり前のことなのに、永田町の常識は違うみたいですね。国会も普通の世界になってもらいたいものです。そしてマスコミもしっかりジャーナリズムを果たしてもらいたいですね。
野党が一本化されれば、大きく変わったところもたくさんありました。今回の選挙は、いつもと少し違っていたような気がします。これが大きなうねりになりそうです。私たちの1票で、ひょっとしたら政治が変わるかもと思えたような選挙でした。
教え子は、8月に公募で10人の中から選ばれました。準備の期間がほとんどない中で、よく頑張りました。普通の人たちの感覚にいつまでも敏感な政治家でいてもらいたいです。
彼の発言を聞いていると、端々に予備校時代の経験が生きているのかもと思えるところがあります。今の気持ちを忘れずに、頑張ってもらいたいです。