満足度:★★★★☆【4.5点】(Netflix)
悪徳警官が敵に回した男がヤバすぎた件!
◆
従兄弟の保釈金を悪徳警官に押収された元海兵隊員テリー・リッチモンド。
彼は思いがけず自分の味方になってくれる裁判所職員サマー・マクブライドと出会い、
この田舎町にはびこる腐敗に立ち向かっていく。
<Netflix>
◆
悪徳警官や権力者の腐敗が渦巻く小さな町、拘留中の従兄弟を保釈するため
この町にやってきたテリーは警官から不当な仕打ちを受けながらも行動を起こしていく。
所作に始まり所作で終わる。
味方となってくれたのは裁判所職員の女性のみ。
悪徳警官たちを前に圧倒的に不利な状況下でも、この男ならきっと何かを成立させる。
ーーー
不当な押収で保釈金が用意できず従兄弟は州刑務所に移送されることになってしまう。
そして、これは従兄弟にとって身の危険、すなわち死を意味していた。
嘗て、ギャング団を壊滅に追いやった事件の証人として関わっていた経緯があった。
再び、警察署にやって来たテリーを見た警察らは元海兵隊員の彼の過去を探り始める。
データサーバーの資料による退役証明書に記されていたのは
《ルジューン基地勤務》《MCMAPの教官》と書かれ、この略語が分からない警官たちは
MAPの文字からナビゲーター関係?の指導員ぐらいだろうと予想
また、現地へ行かず実戦経験もないことから余裕をかまし鼻で笑っていた。
だが、笑っているのもここまでだった!
ネットで《MCMAP》の意味を検索していた女性警官が次の瞬間言葉を失う。
ウィキペディアに本人が載っていて、第6海兵連隊で柔術を教えていたと。
さらに、チームの信条は“精神が最強の武器”と出てきたから署内は一瞬で緊張が走る。
テリーの立ち居振る舞いと独特の会話から織りなす相手へのプレッシャーが有能で
簡単に相手を無効化する所作が凄すぎて、徐々に追い詰められていく警官たち。
音楽やカメラワークもいいし構図だけで心理戦が伝わってくる骨太映画と認定したい。
これ普通に劇場上映されても口コミで広がっていくタイプじゃないかな~。
◆
【今週のひと言】
・ジェイソン・ステイサム映画と違い派手さはないが地味にリアル。
・ドゥニ・ヴィルヌーブ監督作品『ボーダーライン』と同じ匂いがした。
・テリーを追う警官らが州をまたいだ途端、待機する州警察に体裁を装い警護の振り。
・セルピコ:蔓延する汚職や腐敗に立ち向かう警察官のことで味方になりうる人物。
テリーはこれが誰なのかと思っていたら、署内で目立たない女性警官だった。
・柔術(マーシャルアーツ)の達人で、精神が最強の武器と銘打ってるだけで
想像を絶する破壊力を予感させてしまう(笑)
・テリー役を演じた身長191センチの俳優さんがキャラクターにばっちり合っている。
・Wタイヤのピックアップカッコいい!こういうのが欲しいんですよ。
・ラストも余韻を与え、重要なハードデスクを持って州警察に引き渡しましょう。
------------------------------------------------------------------------------------
監督:ジェレミー・ソルニエ
脚本:ジェレミー・ソルニエ
音楽:ブルック・ブレア、ウィル・ブレア
出演:アーロン・ピエール、ドン・ジョンソン、アナソフィア・ロブ
字幕付き予告編
悪徳警官が敵に回した男がヤバすぎた件!
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従兄弟の保釈金を悪徳警官に押収された元海兵隊員テリー・リッチモンド。
彼は思いがけず自分の味方になってくれる裁判所職員サマー・マクブライドと出会い、
この田舎町にはびこる腐敗に立ち向かっていく。
<Netflix>
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悪徳警官や権力者の腐敗が渦巻く小さな町、拘留中の従兄弟を保釈するため
この町にやってきたテリーは警官から不当な仕打ちを受けながらも行動を起こしていく。
所作に始まり所作で終わる。
味方となってくれたのは裁判所職員の女性のみ。
悪徳警官たちを前に圧倒的に不利な状況下でも、この男ならきっと何かを成立させる。
ーーー
不当な押収で保釈金が用意できず従兄弟は州刑務所に移送されることになってしまう。
そして、これは従兄弟にとって身の危険、すなわち死を意味していた。
嘗て、ギャング団を壊滅に追いやった事件の証人として関わっていた経緯があった。
再び、警察署にやって来たテリーを見た警察らは元海兵隊員の彼の過去を探り始める。
データサーバーの資料による退役証明書に記されていたのは
《ルジューン基地勤務》《MCMAPの教官》と書かれ、この略語が分からない警官たちは
MAPの文字からナビゲーター関係?の指導員ぐらいだろうと予想
また、現地へ行かず実戦経験もないことから余裕をかまし鼻で笑っていた。
だが、笑っているのもここまでだった!
ネットで《MCMAP》の意味を検索していた女性警官が次の瞬間言葉を失う。
ウィキペディアに本人が載っていて、第6海兵連隊で柔術を教えていたと。
さらに、チームの信条は“精神が最強の武器”と出てきたから署内は一瞬で緊張が走る。
テリーの立ち居振る舞いと独特の会話から織りなす相手へのプレッシャーが有能で
簡単に相手を無効化する所作が凄すぎて、徐々に追い詰められていく警官たち。
音楽やカメラワークもいいし構図だけで心理戦が伝わってくる骨太映画と認定したい。
これ普通に劇場上映されても口コミで広がっていくタイプじゃないかな~。
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【今週のひと言】
・ジェイソン・ステイサム映画と違い派手さはないが地味にリアル。
・ドゥニ・ヴィルヌーブ監督作品『ボーダーライン』と同じ匂いがした。
・テリーを追う警官らが州をまたいだ途端、待機する州警察に体裁を装い警護の振り。
・セルピコ:蔓延する汚職や腐敗に立ち向かう警察官のことで味方になりうる人物。
テリーはこれが誰なのかと思っていたら、署内で目立たない女性警官だった。
・柔術(マーシャルアーツ)の達人で、精神が最強の武器と銘打ってるだけで
想像を絶する破壊力を予感させてしまう(笑)
・テリー役を演じた身長191センチの俳優さんがキャラクターにばっちり合っている。
・Wタイヤのピックアップカッコいい!こういうのが欲しいんですよ。
・ラストも余韻を与え、重要なハードデスクを持って州警察に引き渡しましょう。
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監督:ジェレミー・ソルニエ
脚本:ジェレミー・ソルニエ
音楽:ブルック・ブレア、ウィル・ブレア
出演:アーロン・ピエール、ドン・ジョンソン、アナソフィア・ロブ
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