於愛の生い立ちに始まり、武田の間者だった千代の消息、
最後は茶々の登場と今週は女性メインのドラマでしたね
於愛は二代将軍・秀忠の生母です。
ドラマても目の不自由な人々に施しを与える様が描かれ
ていましたが、当の於愛もかなりの強度近視だったと言
われています
現代ならメガネやコンタクトで矯正出来ますが、当時で
はそうもいきません
かなりのハンデを背負って生きなければなりません
精神的にもかなり強い女性だったのでしょうね。
於愛は家康の側室になる前は西郷某の妻でした。
一男一女の子供がいたと言われています。
秀忠からすれば兄妹と言う事になりますね
秀忠は兄・姉にあたる兄妹二人を母・於愛に対する
愛情の裏返しからか?とても大事にしていたと言わ
れています
そんな於愛の死がナレーションだけなのには少し残
念な気がしています
武田の間者だった千代は創作の人物なので何とも言
えませんが、まさか!!鳥居元忠の妻になっていたと
は驚きです
「生き残った者は幸せになる勤めが有る。」と言っ
た家康の言葉(於愛の言葉)が印象的でしたね
満を持して最後に登場したのが茶々です
茶々役はお市役の北川景子だとは思っていましたが、
見た目はお市と同じ様でも全く違う所作や表情だっ
たのが印象的です
家康への憎しみを心の内に押し込め、明るく振舞う
茶々の姿に何とも言えない恐ろしさを感じます
そんな演技も出来る北川景子は、女優とはいえ流石
です
秀吉亡き後、家康と茶々との静かな戦いが始まりま
す
親の因果が子に報いではありませんが、言いにつけ
悪いにつけ、行き着くところまで行くしかありませ
ん
心の中にしまい込んでいる恨みは、消す事が出来な
いものの様です
尤も、その恨みこそが茶々の生きる術なのですから
仕方ないの事なのかも知れませんが…
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます