今回はRENOGYの60A走行充電器を試してみた。
RENOGYの走行充電器は色々種類も豊富だが、中でも高級品はこの機種。
REGOシリーズ 走行充電器12V 60A BLUETOOTHモジュール内蔵(専用アンダーソンケーブル付き)
SKU: RCB1260DO-100506PR-JP
性能がいいのは分かっているが、価格が51,000円と高くてちょっと手を出しずらかった。
ところが、ブラックフライデーセールで38,700円になってかなり安くなっている。
DCCシリーズ 走行充電器12V 50A MPPTチャージコントローラー内蔵タイプが25,900円(BT-2 BLUETOOTH モジュール含む)だが、このREGOシリーズにはアンダーソンコネクターが付いた接続ケーブルが付属しているのが大きな特徴。
箱を開けると英語版の説明書とペラ。
走行充電器はDCCシリーズ 走行充電器12V 50Aと比べると1.5倍くらいでちょっと大きめ。
かなりしっかりした造りになっている。
サイズは 長さ350 × 幅187 × 厚さ102
バッテリーは種類によって切換えノブで選択する方法。
リチウム設定の他にユーザーモードでパラメーターを変更できるのはうれしい。
ただしパラメーターの変更はDC HOMEアプリ内でのみ行える。
裏面の放熱用のヒートシンクはかなり大きい。
アンダーソンケーブルの差込口。
アンダーソンコネクターは、大電流が流れて抜差しするバッテリー充電器などで採用されているが、圧着端子で締め付ける方が信頼度は高い。
こちらはCAN通信用ポートでREGOシリーズのバッテリーと接続する。
付属するバッテリー接続ケーブルで、ケーブルの太さは6AWG(14SQ相当)
付属品は英語版の説明書、ペラ、温度センサー、IGN信号線のはずだが、
これには間違って温度センサーが2本入ってIGN信号線が入ってなかった。
日本語版の説明書はHPからダウンロードできる。
これが今回の実験の様子。
車のオルタネーターは電圧が変化するので、12V電源の60A×2を使ってオルタネーター替わりにした。
リチウムバッテリーを接続し1500Wのインバーター、900Wの電気ストーブを負荷とした。
リチウムバッテリーの種類は100Ah、200Ah、280Ahと色々テスト。
走行充電器の効率をチェック。
入力電力は67.5A× 13.219V で892.28W。
出力電力は60.6A×13.847V で 839.13W
839.13/892.28 = 94.04 % で仕様では ≥94% なのでかろうじてクリアしている感じ。
平置きで出力60Aで約1時間くらい充電したときの発熱を見た。
室内の気温は23度。
走行充電器の天板は40.5℃。
裏面のヒートシンクは47℃だった。
これはかなり低いが、走行充電器としての効率が94%と高いのと、大きなヒートシンクのおかげだろう。
変換効率の残りの6%が熱になると仮定すれば 6% ×14.4V ×60A = 51.84 W
約50Wが熱として発生する計算になる。
取説には壁に横向きに取付けた図があったがちょっと放熱的には微妙だと思う。
だが壁に縦向きに取付けて、ヒートシンクを煙突効果的に使えばファンは必要なさそう。
半分密閉されたバッテリー室に入れる場合は何らかの冷却ファンが必要だろう。
この走行充電器にはBluetoothが内蔵されている。
RENOGYのDC Homeアプリをスマホに読み込ませれば充電電流のチェックやパラメーターの変更が出来る。
充電電流は最大で60Aだが10Aピッチで変更できる。
オルタネーターに合わせた設定が出来る。
充電電流をエアコンを使う夏は50Aにして、冬は60Aにするのも簡単。
このREGOシリーズ 走行充電器12V 60Aは変換効率も高くてかなりオススメ。
充電電流も変えられるし、アンダーソンケーブルが付属しているので工事も簡単。
過去記事
RENOGY製品レビュー
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おはようございます。
相変わらずの早朝4時からの修行僧です。
昨日(11/16)は三年に一度の「国家試験日」で、受験者の人生ドラマを見ています。また三年後かな。
来年は、最難関の三年に一度の検定がある。
毎年の受験対策に「学びの満充電」が急務です。
寒い西興部村のコテージ生活でポタ電のAC充電器が物凄い「発熱」してくれて足温器になったょ。
260W程度の入力は北海道電力の50HZ・機器は60HZの規格。この位相差が付加されたかな・・。
充電器による放熱ロス6%を理解出来てに感謝。
サーモテスターまであるんですか ?
何でもお持ちなので凄いね。真似出来ません。
「餅は餅屋」に任せ無駄なく経費削減です。
昨日、次車のルーフに機器の搭載方法を下調べ。
さいたま市まで行くと「2.8t天井クレーン付き鉄工建設会社」があるけど・・・往復に遠過ぎる。
県立〇〇公園の駐車場の片隅にある擁壁間知ブロックの高低差(0m~3m)を上手く利用して「作業脚立」なく車両横付けして高い位置から機器を横スライドで解決。
次車のH=2.3mのルーフに一人で簡単設置となりそうでヤレヤレ一安心。知恵は出して使うものだね。
次車の車旅プランに知恵の「充電」しています。
貴殿から走行充電器を導入すべきとのアドバイスで
何を買ったら良いか分からない中で
レノジーの走行充電器60Aをテストするからと
お返事頂き うなぎさんのテストレポートを待っていました。
この時期 色々なセールの中で安くなっている中
急がせてスミマセン m(_ _)m
オマケにクーポンコードも頂き
注文を確定しました ありがとうございます
先日はありがとうございました
でも、この実験でも流れてる電流が半端でないですね、これはもうレベルが低い方は手を出さない方が
正解ですって世界ですね
ちょっと間違えれば火事ですよ
自分は、遊びでやってますが温度は、物凄く
気をつけてます。
高さが高いので設置するのは大変ですが、それでも脚立があれば何とかなるでしょう。
それでも一人作業だと大変かもですね。
うちの車だったら屋根の上にも上がれますが、ハイエースは無理ですね。
効率が94%以上あるしバッテリーやBMSが故障しても走行充電器でエラー表示が出るのも親切です。
配線も付属してかなり長いですから加工しなくても設置できるのもいいです。
でも、長すぎる配線は電気のロスになりますから適当な所で切断しましょう。
でも大電流の怖さを知っている人はそれほど多くはないと思います。
私もブログに上げるとそのまま真似されることがよくあるので気を付けています。
プライベートメールしました。
よろしくお願いいたします。