~石オタク~
奈留島の目的の一つに「双子水晶の産地へ行きたい」
昔の日本は水晶の産地として有名で
甲府はメッカ・採掘・加工し、輸出しておりましたが
採掘量と、手間賃等の兼ね合いで
今はほとんど 安いブラジルや中国からの輸入水晶を
ほそぼそ加工している状況です。
明治・大正時代には
眼鏡のレンズを作れるくらいの透明度と大きさがある
水晶が採れていたようなのですが 今は
その時のレンズをコレクターさんから買ったり
ヤフオクで時々出品されるのを収集するだけのレアアイテム
です。
ドイツのイーダーオーバーシュタインも同じ様な経緯で
「宝石の町と言われても現在は
安い所からの石を輸入加工している」と
訪れた時に 鉱山の説明のお姉さんに教えていただきました。
宝石加工の技術は流石!!!素晴らしかったです。
水晶は産地により「性格」が全く違います。(デタヨーw)
日本産は兎に角「優しい」
ブラジル産は「あっけらかん」
中国産は爆破により採掘されているからか
「混乱しているもの」が多く
水晶ならなんでも「ラッキーアイテム」になるんでしょ?と
思われがちですが 持つと違いがわかってくると思います。
奈留島の水晶岳は現在 入山不可で水晶も持ち出し禁止。
ネット等でも他人の山に不許可で入山して
ガマ等を滅茶苦茶に掘り起こし、水晶を持ち帰る人が多く
山の持ち主さん達は「禁止」にしてしまいました。
撮り鉄もそうですが、オタク・コレクターは行き過ぎると
厄介ですわ(*´ω`)&販売目的の輩も。
奈留島の日本式双晶は 2つの薄いタビー型水晶がハート型に
くっついているという
これまたレアな形状の水晶が産出されます。
神秘的。
「この山の中に水晶が眠っているのね」と
緑のアロマテラピーの中
じ~っと土を触り、見ているだけで 幸せ(*´▽`*)