GitHub 更新情報まとめ: 2024年10月編その1 - BEACHSIDE BLOG

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GitHub 更新情報まとめ: 2024年10月編その1

10月29日からの GitHub Universe で色々と発表がありましたので、今回は GitHub Universe より前の更新情報まとめです。

10/25に書き終えてたのに GitHub Universe の更新情報ピックアップと一緒に投稿しようと思ってたら11月中旬の時期外れになってもーた💦

全般

Evolving GitHub Issues (Public Beta) (2024-10-1)

Issues をより使いやすくするために大きく変更になりましたと。

  • 現時点では Waitlist に登録が必要。
  • issues 自体の更新もあるけど、Projects から扱いやすくするための機能がメインって印象。

Secret scanning alert lists renamed to “Default” and “Experimental” (2024-10-4)

  • Secret scanning で、今までの provider-base のパターンと、on-provider のパターン (http request についてる認証系の header の値とか秘密鍵とか)、AI ベースで検出したパスワードなどといった検出パターンがあるが、それがわかりやすく default (provider パターン) と experimental (provider パターン以外)としてフィルターできるように。
  • Organization のトップの "Security" でも Secret scanning がこの二つで分けて見えるようになったり検索でフィルターできるようになった。

Now you can choose a specific branch when using Copilot Autofix for code scanning (2024-10-10)

  • Copilot Autofix の historical alert が出た際、どの branch に commit させるか選べるようになった。
  • その際 PR にするか local の branch を checkout するか GitHub Desktop で開くかを選べると。

New Terminology for GitHub Previews (2024-10-18)

  • 用語の変更のアナウンス。似た用語がまとまったり変わったり。
  • 別に知らなくても問題ないけど個人的にいくつかピックアップすると...
    • "Deprecation" は "Closing Down" に。個人的に "Deprecation" の方が直接的でええやんと思ったり。
    • "Sunset" は "Retired" に。これは "Retired" の方がしっくり。

New PAT rotation policies preview and optional expiration for fine-grained PATs (2024-10-18)

  • PAT の有効期限の最大を Enterprise 側で制御できるように。
  • Classic / Fine-grained ともに最大の日数または無制限を制御可能。
  • 設定は以下より。
    • Enterprise Settings > Policies > Personal access tokens
    • Organization Settings > Personal access tokens > Settings

Copilot secret scanning for generic passwords is generally available (2024-10-21)

  • Copilot secret scanning for generic passwords が GA。
  • この機能は、(登場するたびに忘れないように書いてるが) GitHub Copilot のライセンスはいらない。GHAS のライセンスは必要。名前が紛らわしいと感じるのは私だけか。
  • AI ベースで generic なパスワードを検知してくれる機能。

Repository deploy keys are controlled by enterprise and organization policy [GA] (2024-10-23)

  • Deploy Keys の利用可否を Organization level で設定可能の機能が GA。
  • Organization Settings > Deploy Keys より設定可能。
  • GA か...ってかこのメニュー見かけた記憶がないが...

Copilot 関連

Streamlined coding, debugging, and testing with GitHub Copilot Chat in VS Code (2024-10-3)

10月頭時点での GitHub Copilot の VS Code 拡張の latest のリリース機能まとめ、つまり2024年9月リリースのまとめです。9月のまとめで書いたやつとか含まれてますがいくつか pick up しておきますかね。

  • Copilot Chat でチャットを送信するボタンの横に LLM を選択できるようになった。
    • 私の環境でみれないのは o1 がまだ使えないからかなー
  • inline Chat も GPT-4o ベースに。
  • Copilot Chat で public code にマッチした場合、その詳細が回答に含まれるようになった。
  • Copilot Chat で質問する時 #file:test.js とか書くと test.js がコンテキストに含まれる機能は以前からあった機能だが、入力中に入力補完でファイルがでるようになってより便利に。
  • Copilot Chat でファイルをコンテキストに含めたい際、ドラッグアンドドロップで追加可能に。
  • Copilot Chat でファイルを添付した際、チャット履歴としてもコンテキストに含まれるようになった。
    • 以前はチャット履歴に添付したコンテキストに含まれてなかったのか...。
  • VS Code の (虫眼鏡のアイコンの) Search で、semantic な検索が可能に。
    • github.copilot.chat.search.semanticTextResults を有効にする必要あり。デフォルトは disabled。
    • なるほどフルテキスト検索ではひっかからないような結果もでのでいい感じかも。
  • テストの失敗時の修正用 slash command /fixTextFailure が利用可能に。
    • github.copilot.chat.fixTestFailure.enabled を有効化する必要あり...といってもデフォルトで有効だが。
    • /fix でもできるけど、
  • Experimental 段階での機能をいくつか pick up:
    • Slash command setupTests: ワークスペースのテストを構成する。
    • Slash command: startDebugging: デバッグの起動構成の検索 (なければ作成) とデバッグの実行
    • Custom test generation instructions という機能を有効にすると、カスタムな指示をだすことで、指示したコーディングスタイルや要件を満たすテストを生成できる。

Copilot Chat in VS Code upleveled with new GitHub skills (2024-10-7)

  • VS Code の Copilot Chat でも @github をつけて質問することで Commit, Issues, Pull request とかに関しての回答ができるように。
    • Copilot Chat in GitHub.com ではできてたやつね。
    • VS Code の insider の最新 version が必要 + Copilot Chat の拡張の最新版が必要。

Copilot content exclusions now available for enterprise admins (2024-10-8)

  • Enterprise の Settings でも GitHub Copilot の Content Exclusions の管理が可能に。
  • 今まで Organization Settings や Repository settings からできてたやつ。

Announcing GitHub for Nonprofits (2024-10-23)

  • 認証済みの非営利団体は、Team plan を無償利用、または GHEC を25% off で利用できると。

Actions 関連

Repository level Actions Usage Metrics – public preview (2024-10-1)

  • 今まで Organization のトップページ > Insights からみれる "Actions Usage Metrics" が Repository の トップページ > Insights からも見えるように。

Annotations in the GitHub Actions log view (2024-10-1)

  • GitHub Actions でジョブ単位でログをみると、warning 等が表示される Annotations が一番上部に表示されるようになり見つけやすくなった。
  • ワークフローレベルでの Summary では今まで通り下の方に Annotations がある。

ピックアップしなかった情報 (個人的にあまり興味がなかったので雑にみただけの情報)