2023-05-01から1ヶ月間の記事一覧
ブラック・ライヴズ・マターは語る『American Skin』 本作の主演であり監督でもあるネイト・パーカーは干された。なぜ彼が干されたのかは、本作には無関係のため書かない。本作はその後の作品(恐らくプレプロダクションはその前)である。今後、彼の作品数…
Nothing ever came easy. Every day was a fight. 福顔ジョージ・フォアマン。モハメド・アリの「キンシャサの奇跡」の対戦相手としても知られるボクシングのヘビー級チャンピオン。その自伝映画なのだが、アメリカでは劇場公開されたが割りと小規模で公開さ…
帰って参りました(`・ω・´)ゞ さすがにこの言葉はリアルタイムでは知りませんが、ビートたけしが良く言っていたので覚えている世代です(念のため)。だけど、この言葉より適切な言葉は見つからない。そう、恥ずかしいけれど、戻るしかないかった。何やってい…
ソウルとは?『ソウルフル・ワールド』 沢山の賞受賞、おめでとうございます。ピクサーの長編アニメーションでは、アフリカ系アメリカ人のキャラが主役で声優というのは初となるのかな。間違っていたらごめんなさいだけど、多分合っている。ピクサー以外なら…
Some of the people are good and some of them are bad -- just like the fruit on a tree 一番最初はもう何十年の前に観た。幾度かTCM(ターナー・クラシック・ムービー)にて放送していたが、今回はたまたまランチ時に放映していて、偶然にも観た。そした…
なぜFBIはキング牧師を執拗に追いつめたのか?『MLK/FBI』 マルコムXについての本「The Dead Are Arising: The Life of Malcolm X」を読んだら、結構な量でキング牧師、そしてキング牧師とFBIについても書かれていた。30年もの年月をかけて書かれた本ゆえ、…
過度期にある4人の伝説をギュッと詰めた『あの夜、マイアミで』 マルコムX、モハメド・アリ、サム・クック、ジム・ブラウンという時代を切り開いた人たちの物語なのだけど、残念ながらこの物語はフィクションである。この4人がマイアミで「あの夜」一夜を一…
But plenty of fellas came before Mike that could do things you've never seen in your life. NBAプレイオフも佳境ですが、どうも私個人的には盛り上がっていない。推しが負けたからというのが最大の理由だけど、それ以降は本当に観ていない。いつもなら…
描いているものは恋愛だけでない深い『シルヴィ~恋のメロディ~』 50年代のハーレムのレコード店を舞台にしたラブストーリー。と、聞いただけで、もうこれは私の好きな感じなんだろうと思っていた。しかも、相手役の男性の方がジャズミュージシャンという設…
"With nothin' to gain, except killin' your brain" この映画の存在は、全米が熱中してしまうのでCM料が一番高くなるNFLスーパーボウルのCMで予告編が流れて知った。この予告CMが我が家でスーパーボウルで一番盛り上がった瞬間でした。単純明快な「コカイン…
本作の何がここまで人々の心を捉えるのか『マ・レイニーのブラックボトム』 やっぱり触れずには書けない。もう8か月くらい(執筆は2021年4月)経ったけれど、悲しみは消えないし、癒えることもない。日に日に悲しみが募るばかりだ。チャドウィック・ボーズマ…