カスタムパーツの定番素材!! 「FRP」とは?【バイク用語辞典】 | バイクのニュース

カスタムパーツの定番素材!! 「FRP」とは?【バイク用語辞典】

バイクには様々な専門用語が存在しますが、この企画ではそうした「バイク用語」について解説していきます。

 FRPとは「Fiber Reinforced Plastics」の略称で、日本語では「繊維強化プラスチック」と呼ばれています。

ヘルメットやカスタムパーツで使用されているFRP(繊維強化プラスチック)素材。アライヘルメットの帽体に使われるFRPには、ほとんどのモデルで複数の特殊素材を組み合わせたcLc(複合基材積層構造)が採用されています
ヘルメットやカスタムパーツで使用されているFRP(繊維強化プラスチック)素材。アライヘルメットの帽体に使われるFRPには、ほとんどのモデルで複数の特殊素材を組み合わせたcLc(複合基材積層構造)が採用されています

 ガラス繊維をプラスチックに入れ込んだ強化素材で、特徴は金属より軽量で、プラスチックより高強度、さらに補修が可能という点です。

ヘルメットやカスタムパーツで使用されているFRP(繊維強化プラスチック)素材(出展:HRC)
ヘルメットやカスタムパーツで使用されているFRP(繊維強化プラスチック)素材(出展:HRC)

 純正カウルにはABS樹脂(アクリロニトリル(A)、ブタジエン(B)、スチレン(S)で構成される構成される熱可塑性樹脂)などが使用されることが多いのですが、一部のモデルにはFRPが採用されていることもあります。

 また、手作りで成型できるため、少量生産のカスタムパーツなどにもよく使われています。他に、ヘルメットの帽体にも使われることがあります。

【画像】FRP素材を画像で見る(5枚)

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