貴重な資料として
1980年頃の、この小冊子ですが
当時のローリングスのグローブは、世界一と言っても過言ではないでしょう
それを証明するように、この画像を見ると
当時の6割の大リーガーが、ローリングスを使用
記憶の中で言うと
残りの4割は、ウイルソン、スポルディング、マクレガー・・・
それくらいでしょうか
日本においては、ミズノ赤カップ全盛とは言え
ローリングスの使用車が多かったのは事実
そしてその中には、多くの名手がいたのも忘れられません
グローブのカタチ自体は、模倣する事から始まり
それほどの差はなかったのでしょうが
高木守道さんの言葉が表すように
H-O-H と言う革特有のあじに
大きな差があったのは、否めない事実のようです
僕が初めて、このローリングスのグローブを触ったのは
中学2年生の時
地元 舞鶴のタケダスポーツにあった、XPG-6
捕球面が、ボコボコになっていて
とにかく不細工・・・
勿論、はめてみてもガバガバだし、何一つ魅力的ではない
これがあのローリングスか・・・
と、ある意味で呆然とした記憶があります
その場にいた別のお客様が
不思議そうにグローブをはめている僕に
「そのボコボコした捕球面の革が
使っているうちに、ピシッと伸びてくるんだよ、ローリングスは!」
と、言われた事を覚えています
つづく・・・・