せんべい汁とあずきばっと

八戸に宿泊した時、絶対にせんべい汁を食べる！って決めていました(^^♪
それで宿泊するホテルも「本八戸」駅近くを予約し、みろく横丁やたぬき小路などの横町でお酒を飲んで〆にせんべい汁と思っていたのです。が、どうも、出歩くのが億劫。ちょっと雨模様で風も強く、寒いのもあって。
で、せんべい汁だけ食べられる店がないかとネットで調べると「八戸せんべい汁研究所」というHPがあり、そこにせんべい汁を出すお店が掲載されていました。その中にお蕎麦屋さんがありホテルからも近かったのでそこに決定。
そしていただいたのがこちらのせんべい汁です。


これだけじゃ「せんべい汁」って分からないですよね(^^♪
せんべいが出てきました。


初めて食べるせんべい汁。
実はせんべいはフニャフニャで、麩のような食感じゃないの？って思っていたのですが、まるっきり違いました。弾力ある食感で驚きました。そしてさすがお蕎麦屋さんのせんべい汁、だし汁が深みのある味わいで美味しかったです。これ柚子胡椒を入れたらもっと美味しくなるだろうなぁ。
初めて食べたけど、すごく美味しくて、八戸名物になっていることが理解できました。

せんべい汁を食べながら他の料理のメニューを見ていたら「あずきばっと」というのがありました。八戸の郷土料理だそうです。
これは食べるしかないでしょう。と、追加で注文。
それがこちら。


この店でしか食べられないというきしめんが入ったぜんざいです。


だんごの代わりにきしめんなんですね。
ぜんざいは甘さ控えめで塩味も感じることなく、美味しかったです。

ところで「ばっと」とは「はっと」ともいい、青森県八戸市など南部地方で「麺類・麺状」のものを表す方言だそうです。
蕎麦を「そばはっと」、うどんを「むぎはっと」などと呼ぶそうです。面白いですね。

ちなみにこのお店の名前は「はっと庵」でした。

せんべい汁とあずきばっと、とても美味しくいただけ、八戸の思い出になりました。
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