これが本物の「山かけ蕎麦」@深耶馬渓
「山かけ蕎麦」ってどこでもあるじゃん。そう、蕎麦屋さんの多くでメニューに載せていますが、「山かけ」の「山」が違います。我が家の近所の蕎麦屋さんのものがこれ。
分かりますか?
そうです「山」の色が違うんです。
多くの蕎麦屋さんで使っている山芋は中国原産の長芋が多いと思います。なので色が白いです。耶馬渓で出す芋は自然薯です。これは日本原産です。
その自然薯が売られていました。
天然の山芋。1kg4000円・高級です。その高級な山芋がたっぷりとトッピングされているのが深耶馬渓名物の「山かけ蕎麦」なのです。
自然薯は長芋に比べて粘りが強く、香りが強い手打ちのそばによく絡みます。めちゃくちゃ美味しいです。
さらに美味しさを引き立てるのが柚子胡椒。
柚子胡椒は市販品ではなく、各店独自の手作りのものを出しています。大分県には各地で柚子胡椒が販売されていますが、耶馬渓のは柚子の香りがよく、上品な辛さです。蕎麦と自然薯の美味しさを引き立てます。すごく美味しかったので瓶入りを購入して帰りました。
昔、本当に昔、父親に連れられて耶馬渓で山かけ蕎麦を食べたことがあります。そのときの柚子胡椒があまりにも美味しく、当時はまだ店に出す分しか作っていなかったのですが、少し分けてもらって帰ったのを思い出しました。
本場「山かけ蕎麦」と美味しい柚子胡椒。最強の組み合わせです。
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