満員御礼のジャークチキン vs がめ煮
2023年 09月 30日
引き続き油断できない疫病に加えて、インフルエンザに罹るリスクも上がる季節がやってくる前に、駆け込みオープンハウスを開催。と言っても、狭い家なので、混み合う時間帯には、椅子が足りな~い💦なんてことになり、キャンプ用を引っ張り出したドタバタ劇も無事に終了し、いよいよ、厳しいシーズンに向けて、心身ともに健やかに過ごす準備へ。
(人気その①)
今回は、料理にあまり時間を費やせずに寝かせて作る系が多くなった中、ほぼ完売になったのがジャークチキン。イギリスには、カリブ系の移民と共にやって来た料理で、芳醇なハーブをたっぷりと使い、インドやアラブ系とは少し違う配合の爽やかなスパイスは、日本人の口にも合うので大成功

(仕込み)
チキン以外の肉(魚)にもマッチする万能ソースでマリネ、一晩寝かせる。
(焼き)
調理は、BBQやグリルでOK。放置系なのに、家庭でもそれなりの物が作れて、超簡単でありがたや~

(決め手)
今回が初参加の方に、いきなりパンチを効かせ過ぎてはいけないと、マイルド仕様のソースを確保後、味覚確認済みの辛党メンバー用にスコッチ・ボンネットを投入。このチリを噛んだ時のフルーティーな風味こそが鍵
なので、これだけは、外せないのです!大陸よりもチリ系の辛味を好む人の比率が高いと感じるイギリスなので、色んな種類の唐辛子が手に入る中でも、これは、激辛クラスの危険物
なので、今回も 手袋着用で臨みました。


(人気その②)
そして、もう一品の完売品は、がめ煮(筑前煮)で、地味ながら、お茶請け、酒請け、箸休めと、年代を問わず万能の活躍。鶏肉、人参、こんにゃく、牛蒡、レンコン、里芋、インゲン豆は、非加工品がバーミンガムでも入手可能ながら、タケノコは水煮保存の物になり、強めの臭みを消す処理をやっても、これが一気に、他の食材の足を引っ張り残念。頼みの干し椎茸で風味をやや挽回し、なんとか合格という妥協の仕上がりに。
元々、がめ煮は、毎年、友人達と集まる年末に作る料理で、その際の餅つきも、今年はどうだろうかと、疫病の流行具合と家族全員の体調次第になりそうなの雲行きなので、もしかしたら、今年は早目のお正月料理になってしまったのかも
それでも、取り返しのつかない様なことが起きてはならないので、様子を見ながら慎重に過ごすことにして、ラジオから度々流れてくるNHSからのお知らせの「心臓発作」の初期症状と対策を聞いていると、これも多いんだろうなと、昨年までの脳卒中版と同じく、引き続き感染リスクをできるだけ避け、循環器系を労わるスローライフを心がけることにして、楽しかったパーティーも暖かくなるまでお預けの覚悟を。

(オマケ:謎)
疫病流行からの社会の混乱に続いて、去年はエネルギー暴騰の危機と、このところ不吉な冬が続いたので、少しだけ気が休まった暖かい季節は天国のようだったなと振り返りながら、間もなく9月もお終いに。また、無事に年を重ねることができ、一層、どうでも良くなったケーキは、娘のお気に入りの、イギリスなのに昭和を感じるパン屋さんのレモンカードロールケーキ(表面が一部欠落)+用意していた「4」のキャンドルが行方不明という、お笑い仕様で登場
ひとまず50代の「5」だけのキャンドルを吹き消したものの、4のキャンドルは一体どこに行ってしまったのか?直前まで、私も見かけていたので、こんな神隠しみたいなことってあるんやね。と謎過ぎながら、きっと、どっかから、半年後くらいに見つかるのかなと。実は、この4がつく年回りは、大きな試練の始まりの年ばかりだったので、厄落としだった?!なんて、半分は前向きに、もう半分は、戒めながらも、何でもかかって来~いという気持ちで、この一年も、凹まず元気に過ごしたいものです。

by bham
| 2023-09-30 00:28
| おうちごはん(エスニック系)
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