こんばんは。小松菜です。
朝晩の冷え込みが秋の訪れを感じさせるこの頃ですが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。来週は気温が上がるそうで、中国地方のほうでは夏日になる日もあるそうです。
もう11月なのに、秋はどこへ行ったのやら…とびっくりしております。
くれぐれも風邪を引くことのないように、お気を付けください。
今夜は、お題「自分にとってお守りのような曲5選」から、曲紹介とともに思い出語りをさせてもらえたらと思います。
まず最初に紹介するのは、amazarashiの曲を2曲。『スターライト』と『もう一度』です。
初めて聞いたのは小学校高学年ぐらいの頃です。そこからなんとなく聞き続けて、中学から高校時代に一番没頭して聞いていました。
中学時代は家庭環境が不安定な時期で、両親は喧嘩が多く、説明のできない不安感がずっとありました。amazarashiの曲をYouTubeで聴くことで、その不安から逃げる場所を得ていたのだと思います。
いつか全てが上手くいくなら 涙は通り過ぎる駅だ(スターライト)
どこに立っているか位で 不幸せとは決まらねえ(もう一度)
今では、不安な時や自信が持てない時にそっと背中を押してくれる曲になりました。
3曲目は、Ed Sheeranの『photograph』です。
有名な曲なのでご存じの方は多いとは思いますが、私にとっては特に大事な曲の一つです。
はじめて聴いたのは高校時代です。ちょうど身内に不幸があったころで、歌詞が当時の自分の心に強く残りました。
歌詞を↓に引用します。サビ前のフレーズです。
We keep this love in a photograph
We make these memories for ourselves
Where our eyes are never closing
Hearts are never broken
And time's forever frozen still
アルバムを開くと、亡くなったその人がこちらに向かって元気そうに笑っています。亡くなる直前は痩せてしまっていたから、当時は幸せそうなそれらの写真を直視できなかったことを覚えています。
亡くなる前のその人と上手く向き合うこともできず、何かできることはなかったのか、自分は何もしなかっただけではないのか…といまだに考えることがあります。
ただそれでもアルバムを開くと、こちらに向かって幸せそうに笑っているその人がいて、何も考えてないような顔をした私もその人の隣にいる。ありきたりな表現ですが、失ってはじめて理解する幸せとはこのことをいうのだろうと思います。
どうしようもなく寂しい時に寄り添ってくれる曲です。
4曲目はBUMP OF CHICKENの『宝石になった日』。
3曲目と理由は似ていますが、高校時代は特にメンタルが不安定な時期で、現実逃避の為にかなりの時間をYouTubeに費やしていました。そんな時に出会えた曲です。
あの温もりが 何度も聴いた声が 君がいたことが 宝石になった日
忘れたように 笑っていても 涙越えても ずっと夢に見る(宝石になった日)
仕事を探していた時期も、一人暮らしするために一人で家を探していた時期も、縁もゆかりもないこの土地で暮らしていくと決めたころもうまく飲み込み切れない焦燥感のようなものがありました。
のどにつっかえて、吐き出すことも飲み込むこともできないその感情と上手く折り合いをつけなければ、と感じていた頃に、特によく聞いていました。
もう私は ”宝石” を持っているのだ、と言い聞かせて自分は“大丈夫”だと思い込もうとしていた…。
精神的にかなり限界だった頃の自分を支えてくれた1曲です。
重くて暗い話が続いてしまったので、最後は明るい曲で終わりたいと思います。ということで、5曲目はつじあやのさんの『風になる』です。
特にこの曲にちなんだ思い出とかはないのですが、私にとっては”日常にちょっと彩りを添えてくれる曲”です。
この曲を脳内で熱唱してる時(休日の散歩時)は普段曲がらない横道を曲がってみたり、ちょっと遠回りして川岸を歩いてみたり、丸々太った猫を見つけて思わず笑ってしまったり…ちょっとした冒険の先に新たな出会いが待っていたりもします。
何でもないときでも、日々がちょっとだけワクワクするものに変えてくれる、大好きな曲です。
先週の散歩時に見つけたコーヒー屋さんのブラジルの写真を付けてみました↓
遅い時間になってしまったので、もう風呂入って寝ます。気温の変化が激しいこの頃ですが、皆さんもどうかご自愛くださいませ。
次回は洋書和訳に戻ります。たまにこんな感じで勉強とは関係ないことも書いていこうかなと考えています。
長々とお付き合いいただきありがとうございました。
それではまた。