オールドグッチの魅力と人気の理由|一押しアイテム紹介
- オールドグッチとは
- 今のコレクションとの大きな違いはココ
- オールドグッチはなぜ人気|4つの理由
- オールドグッチの一押しアイテムを紹介
- オールドグッチを購入する際の注意点
- オールドグッチのお手入れ方法
- まとめ
世界的有名ブランド グッチ(GUCCI)のオールドグッチ(OLD GUCCI)について知りたい方の中には、
「オールドグッチってなに?」
「オールドグッチはなぜ人気なの?」
「オールドグッチの一押しアイテムが知りたい」
などの疑問があるのではないでしょうか。
今回はオールドグッチのヴィンテージバッグやリバイバルグッチがなぜ今人気なのかを詳しく解説します。
オールドグッチとは
オールドグッチとは、グッチ一族が手がけた1970年代から1980年代のグッチ製品のことをいいます。ラインの一種として紹介されることもありますが正式なラインの名称ではなく、ヴィンテージものやアンティークの意味をこめて「オールドグッチ」とよばれます。
実は、現在のグッチにはグッチ一族は一人も関わっていません。1993年にマウリツィオ・グッチがすべての株を売却し、今はバレンシアガやサンローランが加盟するケリング・グループの傘下となっています。しかしオールドグッチの時代はグッチ一族が経営していたので、そういった意味でもオールドグッチのアイテムはレア度が高いと見られています。
今のコレクションとの大きな違いはココ
今の時代のグッチとオールドグッチとの大きな違いはデザインや刻印です。
その違いをくわしくご紹介します。
デザインの違い
オールドグッチのデザインの特徴はシェリーラインです。
緑と赤、または青と赤の印象的なラインはウェブストライプともよばれ、1950年代に考案されました。それを1970年代に復活させ、アイテムに起用したのです。
馬具の腹帯にインスピレーションを受けデザインされたシェリーラインは、馬具製造メーカーとして創業したグッチのアイコン的デザインです。
シェリーラインは上品かつカジュアルなイメージがあり、オールドグッチもしくはリバイバルアイテムにのみ用いられています。
刻印の違い
刻印の特徴もいくつかご紹介します。
1970年代のアイテムには「MADE IN ITARY BY GUCCI」の刻印があり、GUCCIの文字が筆記体で記されているのが特徴です。
また、1975年に立ち上げられた香水を取り扱う会社「グッチ・パルファン」が発売したアイテムには「GUCCI PARFUMS」の刻印があります。
1980年代にはグッチ・パルファンが展開する、GUCCIアクセサリーコレクションのアイテムに「GUCCI Accessory Collection」のロゴが記されました。
状態のよいアイテムには紙のタグが付いていることもあり、プレミアアイテムとして高額で取引きされることもあります。
これらのほかにもゴールドのプレートや、ゴールドの焼印がオールドグッチのロゴの特徴です。
オールドグッチはなぜ人気|4つの理由
オールドグッチが人気の理由を4つご紹介します。
今にないデザインが魅力的
オールドグッチは、今のグッチアイテムにはないレトロでクラシカルなデザインが人気の理由です。
先ほどご紹介したシェリーラインや、グッチの象徴ともいえるホースビット、バンブーやジャッキーバッグなど……。どのデザインもリバイバルされていますが、やはり当時のアイテムのクラシカルな雰囲気は独特の魅力があります。
有名人が着用してブームに
オールドグッチスタイルを愛用する有名人といえば、アメリカのラッパーであるエイサップ・ロッキーです。彼がオールドグッチのTシャツを着用した画像は、インターネット上で話題になり商品はたちまち完売となりました。
日本の有名人でいうと、歌手の浜崎あゆみさんやモデルの中村里砂さんなどがオールドグッチスタイルをSNSなどに投稿し話題となりました。
個性を演出できる
オールドグッチは希少性が高く、デザインがレトロでクラシカルなので、人と被りにくい特徴があります。
シェリーラインが施されたバッグは上品でカジュアルな雰囲気もあるので、コーディネートに合わせやすいと評判です。いろんなコーデに合わせやすく、人と被らず個性を演出できるので、オールドグッチは人気があります。
グッチなのに安く手に入る
オールドグッチは比較的安く手に入るので人気があります。
例えば、シェリーラインが施されたトートバッグはリバイバル版だと198,000円しますが、オールドグッチだと20,000〜50,000円程度で手に入ります。
ほかにも人気のショルダーバッグは、現行のリバイバル版だと193,600円しますが、オールドグッチだと15,000〜60,000円程度で手に入れることが可能です。
このように安価で手に入ることから、オールドグッチの人気は高まりました。
オールドグッチの一押しアイテムを紹介
オールドグッチのなかでも、特に人気が高い4つのアイテムをご紹介します。
シェリーライン ショルダーバッグ
GGスプリームとシェリーラインの組み合わせが特徴的なショルダーバッグは、グッチらしいデザインと使い勝手の良さで大人気のアイテムです。GGスプリームとは、GGキャンバスにポリウレタン加工を施した素材のことで、耐久性が高く汚れに強い特徴があります。本アイテムのリバイバル版は「オフィディア」の名称で2018年にラインが発表されました。
シェリーライン トートバッグ
ショルダーバッグと同じく大人気なのがトートバッグです。大容量で使い勝手がいいので通勤や通学にもおすすめですよ。持ち手の部分がシェリーラインで、バッグ本体はGGパターンのみで構成されているので、シックで使いやすいと評判です。リバイバル版は、バッグの前面にシェリーラインが縦方向に入っているので、新旧の違いがわかりやすくなっています。
シェリーライン ミニボストンバッグ
GGスプリームと縦方向のシェリーラインが鮮やかなミニボストンバッグは、デイリーにもちょっとした旅行にも使えるサイズが人気のアイテムです。インターロッキングGのゴールドプレートや、持ち手と本体をつなぐレザーのディティールが特徴になります。リバイバル版のオフィディアより、オールドグッチのデザインのほうが好みというファンも多いアイテムです。
バケットバッグ
巾着型のバケットバッグは、小ぶりで愛らしいスタイルが人気のバッグです。ショルダーバッグと違い開口部に口金がなく、丸みのある特徴的な形がコーディネートにアクセントを加えます。オールドグッチにはシェリーラインがなく、リバイバル版のオフィディアにはシェリーラインが施されています。
オールドグッチを購入する際の注意点
オールドグッチを購入する際の注意点は以下の3点です。
・持ち手部分のレザーの状態
・バッグ内側の状態
・傷や汚れの状態
持ち手部分など摩擦の多いカ所は、レザーがボロボロになっていたり素材が劣化していたりするので、購入前に状態を確かめるようにしましょう。
バッグの内側は、ベタつきがあったり粉がふいていたりするものもあります。内側の張り替えは高額になる場合もあるので、必ず状態を確認するようにしてください。
傷や汚れの状態も必ず確認しましょう。オールドグッチは現在のグッチアイテムとは別物なので、修復を断られることもあります。ヴィンテージ感とは異なる「使用感」は、アイテムの魅力を下げてしまうことも。シェリーラインの状態や角スレの状態を確かめることが大切です。
また、オールドグッチは人気アイテムなので偽物・コピー品が出回ることもあります。見分け方を身につけて、偽物は購入しないよう気をつけましょう。
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オールドグッチのお手入れ方法
オールドグッチに使われているGGスプリームは、GGキャンバスにポリウレタン加工を施した素材なので特別なお手入れは不要です。とっても使いやすい素材なんですよ。
ただし、レザー部分は専用のクリームでお手入れする必要があります。
また、シェリーラインはポリエステルやウール素材なので、優しい手洗いが可能な部分です。お気に入りのアイテムは、正しいお手入れをして長く愛用したいですね。
まとめ
以上、オールドグッチについてご紹介しました。
・オールドグッチはグッチ一族が手がけた製品
・オールドグッチが人気なのはデザインと安さ
・ショルダーバッグとトートバッグが人気
このようなことをお伝えしました。
グッチ一族が手がけた製品は、今後もレア度が上がること間違いなし!オールドグッチが気になる方は、今のうちに手に入れておくことをおすすめします。