シャネルの花のアイコン「カメリア」の魅力とコレクションを解説
- シャネルのカメリアシリーズとは?
- ココ・シャネルがカメリア(椿)を選んだ理由
- シャネルのカメリアコレクション
- まとめ
シャネル(CHANEL)のカメリアは、誰もが知る有名ブランドシャネルの花のアイコンです。
「シャネルのカメリアシリーズについて詳しく知りたい」
「シャネルはどうしてカメリアをアイコンに採用したの?」
「シャネルのカメリアコレクションを知りたい」
など、今回はシャネルのカメリアについて気になっている方への内容となっています。
誰もが知るブランドだからこそ、その意味や魅力まで詳しく知っておきたいですよね!
シャネルのカメリアシリーズとは?
まずは、シャネルのカメリアシリーズとはどのようなものなのかを解説します。
「永遠の愛」を意味する花のアイコン
シャネルのアイコンといえば、「C」を2つ組み合わせたココマーク。
しかし、花をモチーフとしたカメリアもココマークと同じくらい人気があります。カメリアが意味するのは「永遠の愛」です。
さまざまな形にデザインされ、シャネルのコレクションに幅広く採用されています。女性らしくエレガントな印象のカメリアは、多くの女性たちを魅了してきました。
日本の椿がモチーフ
シャネルのカメリアのモチーフとなったのは、実は日本の「椿」です。大きめの真っ赤な花を咲かせる椿は、とても美しいですよね。
赤い椿の花には「控えめな美しさ」という意味があり、白の椿には「完全なる美しさ」という意味があります。
椿は、原産国は日本ですが、17世紀頃にオランダのエンゲルベルト・ケンペルによって海外でも知られるようになりました。
「Camellia japonica(カメリア・ジャポニカ)」という学名はカール・フォン・リンネというスウェーデンの学者によって名付けられました。
これは、ヨーロッパに初めて椿を紹介したゲオルク・ヨーゼフ・カメル氏にちなんでつけられたと言われています。
つまり「カメリア」は椿の別名なのです。
ココ・シャネルがカメリア(椿)を選んだ理由
誰もが知るフランスの有名ブランドであるシャネルの創始者は、ココ・シャネルという女性です。なぜフランス人のココ・シャネルが日本の椿を選んだのかをご紹介します。
ヨーロッパで流行
元々は日本の花である椿ですが、ヨーロッパに渡ってからは、上流階級の間で流行します。
19世紀には、「椿姫」と呼ばれるオペラが上演され、椿はヨーロッパにおいても広く知られる花となりました。
アーサー・カペルからの贈り物
元々孤児で貧しかったココ・シャネルですが、多くの男性の力を借りながら、活躍の場を広げていきました。
ココ・シャネルを手助けした男性の1人にアーサー・カペルがいます。彼は、恋人でもあったココ・シャネルの才能を認め、出資もおこないました。そんなアーサー・カペルがココ・シャネルに贈ったとされる花が白のカメリア(椿)です。
ココ・シャネルは常にカメリアを身につけるようになりました。「永遠の愛」を意味する大きくて美しい椿は、女性の強さと美しさにこだわるココ・シャネルにピッタリの花ですよね。
シャネルのカメリアコレクション
最後に、シャネルのカメリアコレクションをご紹介します。女性らしく、強く、美しいカメリアコレクションは、どれも多くの女性の憧れです。数多くのアイテムの中からお気に入りのものをぜひ見つけてみてくださいね。
ジュエリー
シャネルのジュエリーには数多くのカメリアコレクションがあります。多くのジュエリーは、カメリアの中心または全体にダイヤモンドがあしらわれており、とても豪華で美しいジュエリーです。
指輪、ネックレス、イヤリング、ブレスレット、ブローチなどがあります。
腕時計
シャネルのカメリアの腕時計の多くは、豪華なジュエリーウォッチです。カメリアの花の中心に文字盤が入っているデザインが多くあります。
財布・バッグ
財布やバックのカメリアコレクションは、大きな花柄のものが多くあります。一見、無地に見えるものでも、角度を変えて見ることで多数のカメリアの柄が浮き出てきます。
ワンポイントに大きなカメリアを使っているものや、赤・ピンク・黄色などもあり、デザインもカラーもさまざまです。
靴
シャネルのカメリアには靴もあります。大きなカメリアがポイントとなっているパンプスが中古では多くありますが、現在新品では流通していないようです。
傘
シャネルのカメリアの傘は、靴と同じく中古での流通がほとんどです。傘全体に大きなカメリアが1つ入ったデザインが多く、とても印象的です。
まとめ
今回はシャネルの花のモチーフであるカメリアについて解説しました。創業者のココ・シャネルが愛した椿のモチーフであるカメリアは、永遠の愛を意味する代表的なシャネルのアイコンです。
シャネルのカメリアコレクションは、とても人気があります。新品だけでなくさまざまなデザインの中古も流通しているので、お気に入りのものを探してみてくださいね。
持っているけれど使っていない方は、ぜひ買い取りもご検討ください。