引用元 豊かな人生の処方箋
社会人にとって春は、新たな仕事や人間関係でいろいろな環境の変化が訪れる季節です。
職場での人間関係、同僚と仲良くなれない 仕事にもなかなか慣れないといったストレスが溜まってきます。
所謂、5月になるとストレスが溜まってメンタルの不調をまねく【5月病】になる人が出てきます。
でも、単なる季節的なものだと楽観視してしまがちです。
ほっておくとメンタルの不調は生活に支障をまねく精神疾患になり兼ねない侮れない心の病です。
特に日本人はアメリカと比較すると職場や学校などの人間関係で悩んでいる人の割合が多いという結果が出ています。
そこで日常のストレスへの対処が必要になります。
ストレスを軽くする方法
引用元 豊かな人生の処方箋
1 認知行動療法のコラム法
ワークシートに出来事とその時の感情、適応的な思考を書いていくことで自分の認知の癖に気づきバランスを整えていく方法です。
今回は、5つのコラム法(上の図参照)が例としてあげていますが、
文字にして書くことで不快な感情を軽減できる効果があります。
2 筋弛緩法
身体の緊張をとり心もリラックスできる効果があります。
その他にもイライラや漠然とした不安、気分の落ち込み、無気力などの解消にも効果が期待できます。
身体の主なパーツの筋肉に対し、その部位にギューッと力を入れた後、ダラーっと脱力する方法です。
つまり、パーツごとの筋肉を緊張させた後に力を抜いて緩めることを繰り返し行うこと
例えば、肩の筋肉の場合は、両肩をぐっと上げ、耳まで近づける感じで力を入れます。
(7秒から10秒間緊張)
その後は、ダラーっと脱力(7秒から10秒)します。
身体全体のパーツを行うのが理想ですが、大変な場合はできる範囲で行うのもいいです。’
3 呼吸法
何かと元気がないときに心を緩め、心が休まる効果があります。
3秒かけて息を吸って、3秒かけて息を吐く簡単な方法です。
吐く際に心のなかでリラックスと唱えるとより効果的だとか
適度に心を緩めることも大切なので
隙間時感を利用して一日に3回、1回は5分を目安に行います。
これらの方法のほかにも、メタ認知、ヨガや瞑想などがありますが、セラピストや担当医と相談して行うといいです。
ストレス解消に良くない方法
引用元 豊かな人生の処方箋
依存性の高いストレスの解消のやり方は、やりすぎるとかえって逆効果になる恐れがあるので、要注意です。
何事もほどほどにが大切
まとめ
春になると、新たな仕事に慣れなかったり、人間関係を上手く構築できなかったり、ストレスを溜めてしまいます。
五月は、メンタルの不調を訴える人が出てきます。
ほっておくと精神疾患になり兼ねないので、認知行動療法や日常に行うと良い筋弛緩法、呼吸法などでリラックスし心を軽くすることで、精神疾患が予防できます。
一人で悩むことなく、また季節的なことだと判断しないで適切な対処することが大切です。