2023.02に撮影した福島第一原子力発電所の報道機関向けの空撮映像になります。おしどりマコ&ケンさん、その他数名の記者の方に提供させていただいた映像になります。これまでは撮影してきた動画のごくごく一部を一般公開してきましたが、ほとんどすべてのデータを可視化し一般公開することとしました。そして、こういった記録を後からいつでも見ることができるようにしておくことが今後作業の振り返りを行う上でとても重要です。
上記動画をクリック(タップ)して動画をご覧になってみてください。
2022年度の空撮については助成金を頂き、加えて測定室の寄付金や私自身の自腹での負担を加え何とか実施することができました。実際問題として、助成金のみで全体を賄うことは難しく、年間を通じて撮影を実施するためには助成金に加え最低でも50-100万円程の費用が必要となります。ですので、継続のためにはぜひ応援をお願いいたします<(_ _)>
クレジットカード(VISA,MASTER)による寄付
1,000円以上の任意の金額での活動支援が出来ます。今後の活動継続のため、ご支援をよろしくお願いいたします。
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撮影の趣旨について
東京電力のこれまでの会見では原発構内での作業がブラックボックスであるが故にこれまでしばしば実態とは異なる説明をする場面が見られました。本プロジェクトは専門的な技術や知識、機材が必要とされ、なおかつ費用を要する不採算な空撮部門を私達が担い、それを報道関連の記者へと提供、併せて一人でも多くの市民の眼で監視することでさらなる放射性物質の拡散を防ぐというプロジェクトです。
一人でも多くの市民の眼で監視し関心を持つことが原発内の作業の適正化へと繋がります。原発の立地自治体や周辺自治体、ひいては福島県全体、隣県の方への無用な被ばくを防ぎ、被ばくで悲しむ方をこれ以上増やしてしまうことの無いよう一人でも多くの方が原発内での作業について興味を持っていただけると嬉しいです。
注意事項
空撮については様々な飛行許可等を得た上で実施しています。安易に類似の行為を行ってしまうことで規制が強化され今後の取材が難しくなってしまう可能性もあるため、そういった行為はくれぐれもご遠慮ください。
関連動画
・福島第一原発、空撮可視化プロジェクト(2022.06撮影)
・帰還困難区域上空1000mをフライト中に起きたエンジントラブル。取材中にガチで死にかけた話。(2021.10福島第一原子力発電所 空撮取材)
・避難指示解除が目前に迫る大熊町の今を伝えます
・福島県大熊町、立入規制緩和区域の放射能測定(2021.03)
謝辞
この活動は、一般社団法人アクト・ビヨンド・トラストの 2022 年度助成を受けています。今回の撮影はこの助成金を頂くことができなければ決して撮影することができなかった映像です。アクト・ビヨンド・トラスト様、2022年度は一年間大変大変ありがとうございました(*´▽`*)
そして・・・、この撮影のために沢山の方から貴重な資金を託していただき無事に撮影を終了させることができました。大変ありがとうございました<(_ _)> 多くの方に助けていただくことで今回の空撮を実施することができました。福島第一原発内での作業についてはどの報道機関よりも詳細なものを公開できたかと思います。