『竹内アンナ 5周年記念ワンマン公演 "THE BEST DRAMAS 2018-2024"』2024/7/6(土)＠恵比寿 The Garden Hall




2023年8月にデビュー5周年を迎えた竹内アンナ。その5周年を締めくくるワンマンライブに参戦。座席あり仕様の700人強のキャパということでチケットは完売御礼。


今回の座席は前から10列目くらいのほぼ中央でステージとの距離は近い。開演時刻の17時を少し過ぎて場内アナウンスが入る。妙にアニメ声だなーと思って聴いていたら、影アナ担当が声優の伊藤美来とのこと。アンナちゃんとは楽曲提供つながりがあっての起用。


そして暗転後にメンバー登場。アンナちゃんは白のふんわりブラウスを纏い金髪ショートで安定の小顔スタイル。エレキを構え1曲目から「ALRIGHT」、「BRAKE MY CASE」「Free! Free! Free!」と定番曲を畳み込み場内総立ちで早くも大盛り上がり。


最初のMCはこのライブへの気合がうかがえるコテコテの関西弁でまくしたてる。今まではたまに関西弁が出るくらいで基本標準語だった印象だが、素の自分を出しているみたい。


次のブロックでは新旧楽曲が入り乱れ、メロウな曲でサックス、トランペットが入り良い雰囲気。後のMCでアンナちゃんが語っていたが、今まではライブ用にアレンジした演奏をすることが多かったが、この日のライブは原曲を忠実に再現する演奏にこだわったとのこと。そのための管楽器編成もあり、「TOKYO NITE」からの「made my day」は特にトランペットがいい感じであった。


バンドメンバーは、元dawgssの森光奏太のベースがやはり際立ってグルーヴしてたし、原曲の良さをうまく引き出していたかな。それにしてもエレキ、アコギを何本も持ち替え弾き語るアンナちゃんの歌と演奏は素晴らしかった。このバンドの音圧だともう一人ギターが居ても不思議でないがアンナちゃんのギターあっての歌なんだろうな。


5年で3枚のアルバムとEPなど楽曲も多くなったこともあり、スペシャルメドレーでちょいだし曲もあり内容が盛りだくさん。1年前のワンマンライブは90分ほどの内容でちょっと物足りなさを感じたが、今回は2時間で曲数も20曲以上と5年を集約した充実した内容であった。


最後に秋からの全国ツアーが発表され、ファイナルはZepp Shinjukuとのこと。更なるアンナちゃんの飛躍に期待ですな。