『菊池桃子 Special Live “EMERALD” ～40th Anniversary & Birthday～』2024/5/3 (金・祝)2nd ＠キリスト品川教会 グローリア・チャペル





永遠のアイドル、菊池桃子デビュー40周年と5月4日のお誕生日の前祝を兼ねてスペシャルなライブを開催。今回、キャパが400人程度の品川にある教会でのライブということでチケット争奪戦であったが、2部に分けての開催で運よく後半のチケットを確保（前方席のプレミアチケットは外れて後方一般席）。

先行物販が行われるので開場時間1時間ちょい前に現地到着。まだ整列前の状態でそれらしき人々が何人かいるなかしばし待機して整列が始まったらほぼ先頭に並べて即グッズ購入。T-シャツ（￥4000）と昨今流行のアクリルスタンド2種（各￥2000）を手にして、再度品川周辺を徘徊。


開演30分前に入場。教会に入るなんて何十年振りか？さすがライブを行うだけあって天井も高く思ったより広い印象。だけど大の大人が座るにはちょっと座席幅が狭いのが難点。一般席なのであまり期待してなかったが、後ろから数えたほうが早い後列の端でステージはちょっと遠いけど後ろは段差がある分かえって観やすい。


開演時刻となり、厳かなパイプオルガンの音が鳴り響きメンバー登場。そして桃ちゃんがエメラルドカラーのドレスで登場。1曲目はデビュー曲「青春のいじわる」。さらにB面曲「MAY SICK」と続く。30周年ライブのときはバンド演奏でなく、しかもリ・アレンジしたバックトラックでのライブだったのでいまいちノリきれない内容だったが、今回は林哲司バンドメンバーが原曲に沿った演奏を行うので違和感なく観れていい感じ。
※30周年ライブ記事はコチラ。


最初のご挨拶で往年のファンは既に歓喜。ライブタイトルが“EMERALD”と謳っているのは5月の誕生石がエメラルドということで、桃ちゃん一日早いけどお誕生日おめでとう！衣装もライティングによって青に見えたり緑に見えたりするエメラルドカラーだし。


続いてのブロックでは1stアルバムからのタイトル曲「Ocean Side」。シングルではないが良曲として人気あるのでこれまた聴けて嬉しいやつ。「夏色～」「卒業」は勝手に口ずさめるくらい聴きまくったシングル名曲だし。


そして最新作の話になり、ゲストで内澤崇仁(androp)登場。「もうすぐ0時」を一緒に披露するのだが、桃ちゃん歌い出しを間違えるハプニング（しかも2回！）。その後の「星の蜃気楼」では間違えたわけではないが桃ちゃん的に気持ちが入り込めなかったということで再演。こちらとしてはより長く観れれば文句なし。何故そこまでやり直したのかというのが、その後のMCで判明するのだが、今回のライブが6月23日からU-NEXTで配信されることが決定しており、そういった流れもあり納得いく歌唱をお見せしたかったのだと。


後半は桃ちゃんから「盛り上がっていきましょう～」ということで始まったイントロが個人的に待ち望んだ「SUMMER EYES」！！この曲が一番好きだけどなかなかライブで観る機会なく、歌詞の内容が大人になって歌うには厳しいのかな？と諦めていたが、今回遂にキタ！サビが終わって2番！と思いきや演奏が変わり「BOYのテーマ」へ。フルで聴きたかったけど、メドレーで採り上げてくれただけでも観る価値ありな内容。そして「アイドルを探せ」へ。この曲もまさかピックされるとは？な一曲だが個人的に好きでよく聴いていたのでテンション上がったわー。


そしてバンドメンバー紹介で、最後に残していたバンマスのギターの紹介を忘れる桃ちゃん。こういうドジっ子な感じがいつまでも愛されるキャラで可愛らしいのですよ。


終盤、「雪にかいた LOVE LETTER」ではバックの照明が幻想的で最後のセリフ「メリークリスマス」も違和感なくハマって悦び。


アンコールはグッズの黒T-シャツに全員着替えて登場。これまたアルバムタイトル曲の「Adventure」。この曲もいい曲なんだよなー。



アンコールのMCのバックでハッピーバースデーの音楽が流れているのに、桃ちゃん気にせず感謝の言葉を述べていてバースデーケーキが目の前に来てようやくサプライズに気づくという。まだまだ伸びしろがあると認識されている桃ちゃんなのであと10年、20年と一線で活躍していただけると信じて最後の曲は「Say Yes!」で大団円。


2部のライブということもあり予定より長くなったと思われる1時間40分ほどのライブで、初期から最新作までいいところを網羅したセトリだし、桃ちゃんの声量も以前よりよく通って楽しめる内容であった。


次回は10月のビルボード横浜でお会いしましょう！（無事に行ければ）