昨今では、さまざまなサービスの普及により、ネット上にECを立ち上げることが非常にかんたんになりました。
弊社サービスの「BASE」も、おかげさまで2022年1月には170万ショップを突破し、4年連続で開設実績No.1となっています。(マクロミル調べ:2021年2月)
そこでこの記事では、数あるネットショップ作成サービスのなかで「BASE」が選ばれる理由を、代表的なところから「え、こんなこともできるの?」というこまかい部分まで、解説していきます。
目次
意外と知らない?「BASE」が選ばれる11個の理由
「BASE」のようなネットショップ作成サービスは世の中にたくさんありますが、なぜ「BASE」が3年連続で開設実績No.1なのでしょうか?
もちろん「無料」ということも大きな理由の一つですが、じつはほかにもさまざまな要素があって「BASE」が選ばれています。
ここでは、意外と知らない方も多い「BASE」が選ばれる理由を紹介します。
理由1. 初期費用、月額費用無料!
ご存知の方も多いと思いますが、「BASE」では、初期費用なしでネットショップの開設ができます。
他社では初回登録費や月額費用が発生することがほとんどですが、「BASE」は商品が売れたときに手数料をいただく仕組みなので、固定費を心配する必要はありません。
ショップ立ち上げ初期でも、金銭的なリスクを抱えずにすむため、ショップ運営に集中できるのがメリットです。
2022年4月から、新料金プランを追加予定
上記で解説した従来の料金プランに加えて、月額サービス手数料をいただくかわりに、手数料をおさえた「新料金プラン」の提供開始を予定しています。
ショップの売上規模が月商17万円を超えると、従来の料金プランよりも手数料をおさえられるプランになっています。
くわしくは、こちらをご確認ください。
理由2. 商品登録数無制限
ネットショップでは、一般的に、扱う商品の数が多ければ多いほど売上は上がる、といわれます。商品数が増えることで、さまざまなお客様のニーズに応えられるからです。
しかし、もし商品登録数に上限があったり、商品数を増やすさいに追加料金が発生したりすれば、ショップの商品ラインナップを充実させるのはむずかしいかもしれません(実際に、商品登録数を増やすのに費用が必要なサービスもあります)。
一方、「BASE」では、登録可能な商品数に上限がありません。そのため、費用的な負担なしで、売上アップの可能性をいくらでも高めることができるのです。
理由3. 独自ドメインが利用可能
「BASE」では通常、ショップ登録のさいにショップURLを決定します。具体的には、任意の文字列に、下記11種類のなかから好きなドメインを組み合わせるイメージです。
・ thebase.in
・ base.shop
・ shopselect.net
・ base.ec
・ theshop.jp
・ handcrafted.jp
・ fashionstore.jp
・ buyshop.jp
・ supersale.jp
・ official.ec
・ kawaiishop.jp
「ドメインってなに?」という方は、下記の記事も参考にしてください。
とはいえ、ショップURLはブランドを示すひとつの要素でもあるため、「独自ドメインを設定したい」という声もよくあります(もちろん独自ドメインにしなくても問題はありません)。
そんな声にお応えし、「BASE」では「独自ドメイン App」という無料拡張機能を用意。
この拡張機能をインストールすれば、自分で取得した任意のURLをショップのURLに設定することができ、ブランドも大事にしながら、ショップを開設することができるのです。
理由4. 入金サイクルが早い
安定したショップ運営をおこなうには、キャッシュフローも重要なポイント。
とくに、入金サイクルは、資金繰りへの影響が大きい部分です。たとえば、入金が早いと、そのお金を使って次の仕入れに大きな金額を充てることもできます。
「振込は翌月末」といったサービスも多いなか、「BASE」は振込申請から10営業日、というスピーディな入金を可能としているため、資金を活用させやすくなっています。
以下の表は、「BASE」と他社の入金サイクルを比較したものです。
BASE |
A社 |
B社 |
申請から10営業日 |
売上発生から最長60営業日 (入金スケジュールは週次・月次など各自で設定) |
売上発生から1~2カ月 (月末締め、翌月末払い) |
また審査はありますが、お急ぎ振り込み機能を使えば翌営業日には売上金を出金することができます。
理由5. クレジットカード決済をすぐに導入できる
ネットショップ運営を成功させるためには、クレジットカード決済の導入が重要です。
事実、経済産業省も、日本のキャッシュレス決済の80%以上はクレジットカードによるものである、と発表しています。(経済産業省調べ:2020年1月)
通常、ネットショップにクレジットカード決済を導入する場合、自分自身でクレジットカード会社に申し込み、審査を受ける必要があります。
このプロセスには数日〜数ヶ月かかることもあるうえに、審査にパスできなかった場合、再審査が不可能で、クレジットカード決済を導入できない、という可能性すらあるのです。
そんな悩みのタネのクレジットカード決済も、「BASE」なら安心です。
というのも、「BASE」では、VISA/マスターカードに関しては、管理画面から申請後2〜3日で利用することができるのです。
個別に審査を通すよりも、格段に早くクレジットカード決済を利用可能になります。※JCB/アメリカン・エクスプレスカードは、利用準備期間が必要です。くわしくはこちら
2021年3月にはAmazon Payも導入され、ますます魅力的な決済システムになっています。
理由6. デザインテンプレートで、かんたんにおしゃれなショップの作成が可能!
せっかくネットショップを開設するからには、おしゃれなショップを作りたいですよね。とはいえ、初期の段階でデザインを外注したりするのは難しい、という方も多いはず。
そんな場合も、「BASE」なら安心です。
「BASE」には、複数の無料テンプレートに加えて、プロのデザイナーが作成した有料テンプレートが数十種類用意されています。
これらのテンプレートを活用すれば、誰でもかんたんに、しかもすぐにおしゃれで使い勝手のよいショップを作成することができるのです。
どのようなテンプレートがあるのか気になる方は、以下のページをご覧ください。
理由7. どんどん追加される、無料オプション機能
ショップ運営を続けるうえで、「あんな機能がほしい」「こんなことできたらな」という悩みは尽きません。
「BASE」ではそんなニーズに応えるため、さまざまな拡張機能を日々追加中。ここでいくつかご紹介できればと思います。
「商品説明カスタム App」
「商品説明カスタム App」は、あなたのショップの商品ページをより魅力的に見せるための拡張機能です。インストールすれば、以下のようなことが可能となります。
・YouTubeやVimeoの動画を挿入する
・スライドショーで商品画像を紹介する
・見出しで商品のストーリーを伝える
このAppを使えば、言葉と画像のみの説明に比べて、こまかい情報を視覚的に届けられるのがポイント。くわしくは、下記の記事をご覧ください。
「顧客管理 App」
「顧客管理 App」は、お客様ごとのデータを整理しておきたいときに便利な機能です。
このAppを使うことで、一人ひとりの顧客の過去の注文履歴やお問い合わせ内容が確認できたり、個別のメモを管理できたりします。
新規・リピーターの区別もすぐにつくため、それぞれにていねいな対応が可能となります。
また、顧客数が増えてきた場合も、検索機能がついているので、お問い合わせがあったさいに、過去のお取引の有無を返信前に調べられます。
「インスタ販売 App」
「Instagram販売 App」は、Instagramから「BASE」へのお客様の流れを強化するための機能です。
「BASE」とInstagramを連携することで、Instagramの投稿から「BASE」の該当商品ページへ飛ばすことができます。
「BASE」では、多くのショップオーナーがこの「Instagram販売 App」を用いて集客していますので、ほかのショップの施策を見ることで、ヒントが見つかるかもしれません。
「抽選販売 App」
「抽選販売 App」は、文字通り「BASE」で抽選販売をできるようにする拡張機能です。在庫数の限られる人気商品を販売したり、先着順以外の方法を試したい場合に有効です。
抽選は自動でおこなわれるものの、仮当選者のなかから買い占め目的などの応募者は手動で除外できるため、ほかの応募者を繰り上げ当選させることもできます。
当選者が確定すると自動で注文が入り、当選・落選メールの編集も可能です。
「メールマガジン App」
「メールマガジン App」は、ショップのメルマガを配信するためのサービスです。
過去に商品購入歴があり、メールマガジンの配信を希望したお客様が対象となります。もちろん、配信予約で指定の日時に送ることも可能です。
複数のテンプレートが用意されているので、メルマガを配信したことがない人でも心配いりません。
たとえば、新商品をお知らせしたり、購入者限定の情報を伝えたりするさいに活用できるでしょう。
リピート購入につながる可能性があるため、販促効果が期待できます。
一般的に、売上の8割は2割のお客様から生まれるといわれ、この2割のお客様はリピーターです。あなたのショップを支えてくれるお客様を増やして、売上をアップさせていきましょう。
理由8. スマートフォンでショップの編集や商品管理も可能
1人1台、といわれるほどスマートフォンが普及したことで、スマホの利便性が重視されるようになりました。
ところが、一般的にネットショップなどのECショップは、パソコンを用いて編集するのが一般的です。
「BASE」は、管理画面がスマートフォンに対応しているため、スマホから販売する商品を登録したり、ショップ内の文言を変更したりすることができます。
実際に、「BASE」を活用しているショップオーナー様にインタビューをすると「スマホで更新しています!」という方も多数いらっしゃいます。
理由9. サポートが充実
ショップ運営がはじめての場合、サポート体制が気になる方もいらっしゃるかもしれません。
「BASE」には専用のサポート窓口があり、お問い合わせフォームやメール、チャットで問い合わせが可能です。
また、「BASE U」でも、運営や販促に関するノウハウを随時公開中です。キーワード検索もできるので、気になるポイントがあれば検索してみてください。
お問い合わせはこちら
理由10. 外部連携機能がたくさん
ネットショップは、外部サービスとの連携によって、より大きく成長させることが可能です。ここでは、「BASE」で活用できる外部連携サービスを紹介します。
<note>連携
「BASE」には文章や画像、動画などを投稿できる<note>と連携する機能もあります。
<note>と連携することで、<note>内のストアページに、「BASE」で販売しているあなたのショップの商品を一覧表示できるようになります。
商品の制作ストーリーなどを記事でも紹介すれば、集客のきっかけになるかもしれません。
くわしくはこちら
<NEOlogi>連携
<NEOlogi>は海外発送を代行してくれるサービスです。
「BASE」では、海外のお客様にも商品を販売できますが、配送手続きにハードルを感じる人も少なくありません。
<NEOlogi>を活用すれば、注文の入った商品を<NEOlogi>の倉庫に送るだけで、複雑な書類作成や発送を代行してもらうことができます。
<AYATORI>連携
アパレル系のオリジナル商品を製作したい方には、<AYATORI>との連携機能がおすすめです。
<AYATORI>は、商品の買付や製造支援をしてくれるサービス。専門のスタッフがあなたのショップと工場を仲介し、オリジナル商品の製造をサポートしてくれたり、海外商品の仕入れに必要なネットワークを紹介してくれたりします。
<monomy>連携
<monomy>は、アクセサリーデザインに特化したアプリです。
通常、オリジナルのアクセサリーを販売するとなると、商品を作ることからはじめなければなりませんが、<monomy>を使えば、数千種類のパーツを自由に組み合わせてアクセサリーデザインができます。
この<monomy>を「BASE」と連携させることで、作成したオリジナルアクセサリーをかんたんにネットショップで販売することができるのです。
しかも、<monomy>は受注生産のサービスなので、在庫を抱えるリスクもありません。気軽にネットショップをはじめる方にもおすすめの連携サービスです。
くわしくはこちら
<タオバオ新幹線>連携
<タオバオ>は中国最大級のECサイト。人気商品が格安の値段で購入できるのが魅力ですが、個人で<タオバオ>から仕入れるのはいくつかハードルがあります。
そんな場合に、「BASE」と連携している<タオバオ新幹線>というサービスを利用すれば、<タオバオ>の商品を選ぶだけで「BASE」で販売できるようになります。
実際に注文が入ってから買い付けと配送を代行してもらえるので、売れない在庫を抱えるリスクがありません。
<orosy>連携
<orosy>は、あなたのショップの商品をリアル店舗へ卸販売できるサービスです。
店舗に商品を預けて販売してもらう委託販売以外にも、設定した卸価格で店舗に商品を買い取ってもらう買取販売もできます。
これにより、売上を安定させられる可能性が出てくるのがメリットです。
理由11. ポップアップショップも出せる
ネットショップを運営していくなかで、「実際に商品を手に取って見てほしい」「お客さんの反応が知りたい」など、リアル店舗での販売に興味が出てくることもあるかもしれません。
「BASE」は、そのようなケースを想定して、複数の店舗にポップアップスペースを確保しているため、そこへあなたのショップの商品を置くこともできます。
たとえば、<渋谷マルイ><伊勢丹新宿本店><ラフォーレ原宿><池袋PARCO><博多阪急>など。
人気の商業施設ばかりなので、たくさんの人に商品を見てもらうチャンスがあるでしょう。
リアル店舗での販売経験がない場合でも、出店に関わる対応は「BASE」がバックアップするので、ご安心ください。
具体的には、在庫量や人員確保に関する打ち合わせ、搬入・レジ操作・施設利用のサポートなどをおこなっています。
くわしくは、下記の記事をご確認ください。
無料だからこそできる使い方も!
「BASE」がおすすめな理由を、11の項目にわけて紹介させていただきました。
なかでももっとも特徴的なのは、「無料」で使える、というポイントですが、「BASE」は無料でかんたんにショップ開設ができるからこそ、いろいろな使い方をすることができます。
ここでは、「こんな方法もあるんだ」という具体的な活用方法をいくつかご紹介します。
季節限定ショップ
季節需要のはっきりした商品を扱う場合、期間限定でショップを開設したい、というニーズがありえます。
しかし、こうしたケースで月額費用が発生するサービスを利用するのは、無駄が多いですよね。
「BASE」であれば、無料でショップ開設・運営ができるので、季節限定ショップとしての活用が可能です。
さらに、「販売期間設定 App」を使えば、指定の日時に商品が自動公開され、希望者には販売開始のお知らせも送ることができます。
ショップページには予告表示もできるため、販売前のページの見た目にもこだわっておくのがおすすめです。
テストマーケティング
「BASE」の利点を生かすことで、テストマーケティングにもご活用いただけます。
新製品を大々的に展開する前に「BASE」で販売し、需要や購入者の評価をチェックするのが代表的な活用例です。
この時点で課題がわかれば、事前に改善が可能となるため、おおきなリスクを抱えずにビジネスをおこなえます。
その後のマーケティング計画を立てるうえでも、具体的な数字や事例は役に立つのではないでしょうか。
別ブランドの展開
自社ブランドがすでに存在し、そこへ新たなブランドラインを加えたいときも「BASE」は有効な選択肢となります。
たとえば、まずは自社ブランドとしての公表を避けて「BASE」で商品を販売し、手ごたえを感じたら新ブランドとして発表する、のも一つの方法です。
このタイミングで、ショップURLも独自ドメインへ変更すれば、スムーズにブランドの追加が可能となるでしょう。
また、既存のブランドとはターゲット層の異なる別ブランドとして展開すれば、より多くのお客様へリーチできるようになります。
まとめ
「BASE」は、無料でネットショップを開設できるサービスでありながら、製造・販売・運営支援まで充実した機能を備えていることがわかっていただけたかと思います。
もちろん、これ以外にも「BASE」にはたくさんの機能がありますので、機能一覧ページなどもぜひ確認してみてください。