2022年04月

「バーソは自由に」

考え方はいろいろあるから面白い

 プーチンの意識はウクライナ侵攻を「正しい」としているのか。 


 このところ、ずっとウクライナ侵攻に関連した話を書いています。
 あまりにも理不尽で悲惨で、それ以外の話を書く気がしないからですが、ただ、私は単にプーチン大統領が悪いという話より、「専守防衛・非核3原則」でウクライナと共通性がある日本の防衛問題と、一方的に国際法違反と人道違反を犯している独裁者に味方する人たちの意識を主に見ているつもりです。

 今回は前編として、プーチンの意識と行動は精神世界的スピリチュアル にはどう見たらいいかを鳥瞰的な視点からまとめました。違う視点の後編は次回に投稿します。
 なお、私の考えはニール・ドナルド・ウォルシュ著『神との対話』と『聖書』に影響を受けています。

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 日露戦争当時のロシアの横暴を描いた『滑稽欧亜外交地図』中村進午&小原喜三郎 明治37年


 プーチンが風刺画で容赦なく叩かれ、笑われている。 


 いまロシアでは国外脱出者が増えています。
 YAHOOニュース4月8日記事によると、侵攻後半月で20万人の富裕層や知識層が国外に脱出したと言われており、特にIT技術者は5万人から7万人がすでに出国し、4月にはさらに10万人が離れるとの試算もあるそうです。[a]

 そうなったのは、この侵攻の理不尽さがあまりに明確なために、ロシアに留まるのは道徳的な罪悪感を感じることと、自国が気味が悪いほど旧ソ連に似てきて、政治的な迫害や徴兵、孤立を恐れているからです。[b]

 今回は、そんなプーチンの横暴を批判している風刺画を特集しました。
 最初の2枚はセルゲイ・ヨルキン氏(59)の作品。国外に脱出してブルガリアで暮らしていますが、ロシア政府から「外国代理人」のスパイ指定を受けています。

                  

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 プーチンがタイタニック号の船首で手を拡げているが、じつは船は白い便器で、
 ロシア軍がウクライナ船から船員の私物や便器さえも奪ったことをプーチンの
 勝利として皮肉っている。「不沈」と言われた豪華船も沈没の運命にあるのだ。

 プトラー軍の酷い破壊と殺戮でも赦すのが聖書的か。 

     [ウクレレイナ漫談]

     uku]i]t あー、やんなっちゃった。あーあーあーああ、おののいた。

ぅむと唸って嘆くしかない悲惨な映像が連日放送されているよ
るしみと悲しみに沈む世界を全能の神はなぜ放置しているのよ
致され虐待されて大勢の反露の市民がサハリンに強制移住だよ
ったいいつになったら虐殺と破壊行為をやめるのかプトラーよ
トーも米国も手を出せないよう核で脅して侵略するおそロシア

んより証拠を見れば民間人を攻撃してないという嘘がバレバレ
位委員長さえも言っているよ自衛隊を使って主権と命を守れよ
然とする論理矛盾だが日本人の多くは中露の脅威に気が付いた

くしみと核弾頭を日本に向けている隣国が虎視眈々の三面楚歌
モサピエンスの中で一番お人好しの平和主義では生き抜けない
ーと気張って命と自由と尊厳の基本的人権を守っていきませう

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https://thetelltalemind.com/2017/12/18/dinosaurus-1960-the-visuals/

              
しかし正義感は思想や視点でまるで違いますね。1)強い相手に
は降伏して命を守れと主張する降伏実現党こと親中派の隷属平和
主義者
。2)侵攻理由はネオナチのロシア系住民虐殺防止だとか
ロシアの正当防衛だと言って自分は真実を知っていると得意顔を
している親ロシア系平和主義者。3)両方に正義はあるので片方
を支持するのは偏ってると言いながら現実に行なわれているもう
片方の暴虐は見ていない現実逃避平和主義者。4)非核3原則と
憲法9条のお題目を唱えていれば平和だと夢見ている自己陶酔平
和主義者。
5)侵攻を操ったのはユダヤ系国際金融資本やネオコ
ンから成るディープステート(闇の政府)だとする陰謀論主義者

 夜目遠目笠の内。極意は、雨が降ったら傘を差す。 


善人にも悪人にも、陽は昇り、雨は降り続けている。
傘は、空から降り注ぐ赤外線や液体から人を守ってくれ、
天から与えられる慈しみを頭の上で感じさせてくれる。
人は雨の日に傘を差す。
晴れた日に傘を差す。
おしゃれのためにも傘を差す。

今回は、アンブレラとパラソルのある絵画を集めました。
傘の絵といえば、西洋画ではこれでしょう。
クロード・モネの『散歩、日傘をさす女』。

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Claude Monet “La promenade, La femme a l'ombrelle”1875

私は美術展で実物を目の前にしたとき、最初に近づいて傘の内側を見ました。
逆光の描き方に関心があったからですが、意外に雑に描かれていて、
ほう、これで透けた感じが出せるのか、と感心した記憶があります。
印象派の絵は、どうも近目と傘の内は避けておいたほうが良さそうですね。


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