2021年05月

「バーソは自由に」

考え方はいろいろあるから面白い

 不死鳥の「千島学説」。ウイルスのルーツを解き明かす。 


 コロナは「どこから来たの?」と聞かれたら、「武漢」と思うかもしれないが、ウイルスは「何から生じたの?」と訊ねられたら、どう答えるだろうか。

 じつは生物学者の千島喜久男博士が1963年から提唱した『千島学説』が、ウイルスのルーツを実験で解き明かしている。(♯1978年没。同年に正五位勲三等瑞宝章受賞)

 『千島学説』の基本は《赤血球はいわば万能細胞である》とするもので、定説とまるで違うために学会ではガリレオのように異端扱いされているが、しかし実験の観察に基づく合理的な考察であり、世界の学者たちにかなりの賛同者がいる。

 この『千島学説』をトンデモ説として無視するのもいいが、コペルニクス的だと思うなら、新型コロナウイルス(やガン)の有効な対応策を知ることになる。

 corot.jpg pixabay

 いずれにしても、非常に興味深い学説であることは請け合います。

 雲が美しい幻想になった。マット・モロイのタイムラプス写真。 


初めに光があった。
闇と光の相対的な世界が始まり、時間が流れだした。
暗く混沌としていた惑星に陽が差し込み、
昼と夜の区分が生じた。

[All photos by Matt Molloy] 
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 「自分勝手」と「親切心」は、人の世を住みやすくする。 

バーソ新迷解国語辞典

 陽のあたる所にはきっと影が差す。とかくに人の世は住みにくい。
 新型コロナ対策について、いろんな人の意見を聞いていたら、四字熟語が一つ頭に浮かんだ。
 それは「自分勝手」という言葉である。
 なぜならデータなどの科学的根エビデンス拠なしに、あれはいけない、こうすべきだと主張する人が多く、中には国民に向けて言うことと自らの行動が違う人もいるからだ。


 
 ゴダール監督の1960年フランス映画『勝手にしやがれ』。哀愁のある主題曲が素晴らしい。

 囚人のジレンマ。日韓関係を良くする最善の方法。 


人類を愛することは簡単だが、隣人を愛することは容易ではない。
               (フョードル・ドストエフスキー)

 長年の隣国関係の「こじれ」を解決する最善の方法があります。
 それは「親切心」に基づくもので、公正で、聖書的で、効果的です。
 まずは、こんな事例から考えてみましょう。
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 警察が、二人組の銀行強盗犯を、まず銃刀法違反で逮捕した。
 銀行強盗の有力な証拠が少ないため、刑事は「自白」を取ろうとして、それぞれ個別に別室で司法取引を持ち掛けた。司法取引は2008年から認められている。

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 https://comic-watch.com/comic-book-reviews/dick-tracy-forever-2-dick-tracy-and-that-damned-watch-the-two-dicks


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