静岡は水曜がメンズデーなんだ。
堀辰雄の『風立ちぬ』は読んだことあるけど、やっぱり全然関係なかったw むしろ逆にも取れる。
感想は一言で言えば、面白かった!
宮崎駿の作品って大人になってから見るとどこか気持ちわるい部分が――まあペドフィリアと団塊世代的思想なんだけど、そういうのがあったんだけど、今回はそういうのがなくてスッキリしていた。というか正確に言えば、気持ち悪さがダイレクトに出てたから良かった。
主人公の生き方は絶対正しくないじゃん。「一番美しい姿」ではない妻を無視して、自分の仕事の暗黒面を見ないことにしてるんだから。
だけどそれを許してくれ、しょうがないんだ!!!
っていうね。だからこその「いざ生めやも」――たとえそういう業があったとしても、人間はそうやって生きなければいけない、というメッセージだと僕は受け取った。
それを今の僕は正しいと言うわけにはいかない。でも、確かに心のどこかにずっと引っかかり続けるだろう。
あと個別のシーンで言えば、関東大震災の映像はやばすぎる。衝撃的過ぎて正直僕は気分が悪くなった。
あ、クレソンのサラダはジブリ史上もっとも不味そうな料理だと思います。
本庄も黒川もいいキャラしてたなー。
細かいことを語っていたらキリがない! とにかく、見に行って良かった。