で,本格的な雪山をやらないσ(^^)は,ここから低山と藪の読図トレが主体となる
そこで,お次は何処にしようと何気なく『山』本を眺めていたら
火戸尻山(ホトジリサン)のページに目が止まった
鳴虫山からの縦走が面白そうだけど,マイカー族には不向きなんだよなぁ〜この山
何かいい方法はないかなぁと,検索してみると・・・
有りました
滝ヶ原峠へ降り立つには,擁壁が邪魔になるので
終了点は考えねばなりませんが参考になります
行き先も決まって,準備を進めていると,9日夜から10日は
今年一番の寒気がなだれ込み,北関東は平地でも,所々で初雪が舞ったのでした
などと,少々不安になりましたが
取り敢えず行ってみっぺと
10日(土)は出かけることにしたのでした
いつものように,日光宇都宮道路を使って清滝ICへと向います
日光に近づくにつれ,日光連山以外の1500mクラスの山々も
北面からのアプローチだったので,もう少し雪が多かったら
とも思いましたが
・・・と気を取り直し,歩くことにしたのでした
という訳で,今回の画像は無しです ( TДT)ゴメンヨー
なので,2009年3月に鶏鳴山からの画像と今回のルートを載せるんで
NOを確認しながら読んでおくんなまし m(_ _ )m
でNO12の↓が鳴虫山です
ちなみに,火戸尻山〜鳴虫山間は,『山』本にも紹介されていますが
あまり歩かれていないらしく,鳴虫山にはロープが張られ
『この先に登山道はありません』の看板が設置されています
また,鳴虫山〜滝ヶ原峠への下りは
かつて,三峯五禅頂の冬峯の一部として,修験者によって歩かれていた道ですが
今では,バリエーションルートとなっています
本日は,山家(やまが)さんの駐車場(NO.2)をお借りします
美味しい蕎麦屋さんと評判のお店なので
モチロン,お客さんが使う駐車場なので
はじめは舗装された林道ですが
休憩舎を過ぎ,カーブを曲がると未舗装の道へと変わります
そのまま進むと,「右篭滝,左展望地」の標識があり
左の展望地の方向に進み,林道を離れるとNO3の登山口で
すぐにシカ避けネットが現れて,網を潜って進みます
九十九折の階段を登ると南側の展望が徐々に開け
笹目倉山やその奥にお天気山,鳴蟲山などが見えるようになります
もう一箇所のシカ避けネットを潜ると,尾根の形がハッキリして
南に派生している尾根へと合流します
其処から右に折れ,少し進むと標高660m付近に猫岩(NO4)が現れました
猫岩の手前には二基の石祠が安置されていました
そのまま気持ちの良い尾根を登って行くと
標高720m付近に山神様(NO5)の石碑が奉られています
今日みたいな日は,何があるか判ったモンじゃないので
進んでいる尾根が南東へ向かう主稜線にぶつかった所は
三叉路になっていて,赤白の表示板があり
此処から左手に向きを変え,急な斜面を息を切らしながら登ると
間もなく,火戸尻山山頂(NO6 851.6m)へと到着しました
此処まで,駐車場から休憩込み1時間半強
山頂は,杉や檜に囲まれて,展望は得られませんが
平坦で,中々,気持ちの良い場所です
此れまで,案内らしい案内が無かったにもかかわらず
山頂には,7枚もの山名表示板が付けられていて
さて,山頂からは,北に進路をとって
左手に大きな六郎地山を眺めながら進んで行きます
道もこの辺から雪道(とは言っても,5cm程度しか積もっていませんが)となって
鞍部(NO7)へと到着すると,南東側が伐採地になっていて
姿の良い鶏鳴山と笹目倉山,その二つをつなぐ稜線の間に筑波山が見えます
2年前に彼処を歩いたんだなぁ~などと懐かしく思いながら
鞍部から,150mほどの急登で
一応,目印はついていますが,平坦な地形と藪で
NO9の991ピークは,通り過ぎてから,それと気が付きました
一度下って登り返すと
そこから,10分ほどで,996ピーク(NO10)へと到着します
996ピークは,目印も展望もないので,注意していないと気付かないかもしれません
如何せん,σ(^^)のすり減った靴底では,滑って,無駄に力を使います
そこで,此処から,軽アイゼンを装着することにしました
996ピークから,わずかに進むと,正面に端麗な姿の鳴虫山が見えてきます
更に下った鞍部が第二の展望地(NO11)で,遠方に高原山が良く見えます
此処は東側斜面が伐採され,地形図に無い林道が上がって来ていますが
シカ避けネットが張り巡らされていて,林道には出られないようになっていました
最後の急登に取りかかり,標高930mくらいに(多分,別の)林道が見られると
もうひと頑張りで,例のロープと看板が現れて
今日は,前の3月に来た時より雪は少ないですが
北面の展望はバッチリで,雪を被った日光連山が綺麗に見渡せます
此処まで,駐車場から休憩込み4時間15分
山頂では,男ばかりの団体1組みと男女ペアー1組みが休んでいました
女性の方が,σ(^^)が全く別方向から登って来たことに驚いておられましたが
コースのことはご存知だったようで,二・三言葉を交わしました
そのうち団体が消え,男女ペアーを見送ると
いつものように,一人だけの静かな山頂となって
相変わらず,現在地の判別しづらい尾根を下降して行きます
下山場所となるNO13は,合峰の手前から派生する尾根で
本来,目印が無ければ特定が難しいところですが
NO13から西に向かって降りれば
徐々に傾斜が増してゆき,霜とその上の雪が西日で溶けて
流石に修験者の道で,辿る人も多いのか,そのうち目印まで出てきます
標高950m付近で,一旦傾斜が緩むと屋根欠けの山神の祠が安置され
そのまま,鞍部へ至ると,背丈ほどの笹が少々うるさくなってきました
この先,尾根はほぼ平坦となり,左手には
今日,歩いてきた991ピークから鳴虫山への稜線が眺められます
標高900m付近は,御セン菜と呼ばれるかつての宿だそうで
この手前くらいから,尾根は南西方向に向かい
969ピーク(NO14)へ急登します
969ピークから先は,西の尾根へと進み,尾根が北西と南西のふた方向に分かれると
と言うことで,此処は正面の急な植林地を慎重に下りて
此処まで,鳴虫山山頂から1時間15分
ということで,前回より一枚多くダウンを重ねる念の入れようで
途中,何箇所か漕ぐ場面もありましたが
それにしても,毎度のことですが
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