正月4日は、毎年恒例の筑波詣でに出かけて来たのダガ。。。
コロナ明けにも関わらず、今年も足を止めることなく山頂まで登りきることができた。
一応、30日に〆山行で赤城山を、それと大晦日にも鳥見で裏筑波から登って御幸ヶ原をウロウロしたが、コロナの後遺症か、赤城山に登った頃から安静にしていると胸(心臓)に違和感があって、今年は、休み休みでしか登れないだろうと考えていた。
ところが蓋を開けてみたら、筑波山神社から足を止めることなく男体山山頂まで一気の登り。
時間的にも1時間10分と昨年より10分も早いタイムで、体調的にはイマイチなのに当の本人が驚きだった。
(実は、昔から父親から遺伝した遺伝型の肥大型心筋症なのだが、それでも定期的に医者の診断を受けてOKをもらって山を続けている。で、今回の違和感は、不整脈だとすぐ分かったが、脈が飛ぶ経験は、今までほとんど経験が無くて、改めて検査したら期外収縮との診断だった。ただ不整脈の出ている回数が少ない上に、血液検査も正常値ということで、経過観察で良いという結論になった。)
それはさておき、当日の記録は今年からヤマレコにも掲載することにしたので、そちらもヨロシク。
ちなみに、2020年5月からYAMAPを利用して来たが、最近は山服や道具の販売にばかり力を入れるは、突然の利用料金を値上げするはで、どうにも納得がいかず、この正月からヤマレコにチェンジした。
まぁ、もとからYAMAPにUPしていた記事は非公開だったから、消えても問題は無いが、ヤマレコは、コメントは受けないにしても最新の写真と簡単な感想は公開していく予定。
とまぁ、前振りについては筑波詣でも含めて此れくらいにして、今回、記事にするのは雪の赤面山。
雪の赤面山は、2018年12月と2022年2月に登っていて、雪山として登るのは今回が3回目。
紅葉でも一度登ったことはあるが、中間にある赤面山登山口まではガレ場が続いていて、歩きづらいことこの上ない。
それが、冬は一面雪に埋もれて歩き易くなる上に、山腹には綺麗な霧氷も見られて、σ(^^)は雪山で登る方がお気に入り。
そんな雪の赤面山に、今年はカミさんを連れて登ることに決めた。
そんなワケで、筑波詣での疲れも抜けきらない正月7日(土)は、久々の那須へ。
気温も比較的高めで風も穏やかというヤマテンの予報を信じて、今シーズン3ヶ所目の雪山へ出かけることにしたのでした。
アキ爺様の記事に目を通していたから知っていたが、今年は12月中旬から雪が多いようで、此れで風さえ無ければ良い歩きが出来るだろうと、期待しながら現地へと向かう。
山登りの駐車地となるスキー場跡地の防風フェンス脇の路肩に着くと、既に車が6台ほど停まっていて、σ(^^)たちが準備をしている間にスキーを背負った男性が先行して行く。
予報どおり、風が無い上に気温も少し高めで、此れはこれで汗をかくようだろう思いながら、初めからスノーシューを履いて出発する。
廃屋となって久しいレストハウスをわき目に、明確なトレースを追って行く。
出だしこそ寒いと言って厚着していたカミさんも、登るうちに暑くなったとみえて、まずはフリースを一枚脱いで、そのうちにアウターのカッパも脱ぐこととなった。
σ(^^)も、額から汗が滴り落ちるので、アウターを脱いで、アンダーと山シャツの2枚で登ることにしたが、此れは陽気の所為だけでは無くて、軽快に登って行くカミさんを追いかけるのが大変だったという面が多分にある。
間もなく廃リフト乗り場という処の少し手前で、下山して来たスノーボーダーのあんちゃんとすれ違い、随分と早い戻りだなぁ~と思ったら、後でヤマレコのchef_shuさんの記事を見て、どうやら、この日最初に此処を登った方で、山頂まで行かずにこの先のゲレンデ止まりだったらしい。
ちなみに、この後、ゲレンデのトップでスキーヤーとすれ違うのだが、此方がchef_shuさんだったようだ。
廃リフト乗り場のすぐ先から左の尾根に向かうトレースが見えて、やはり冬はこのルートの方が一般的なのかと、トレースを追って行く。
ゲレンデに着いて上を見ると、スキーを背負っている男性が見えて、今朝の人のようだが、ツボ足でこの雪を歩くのは大変じゃないかと思う。
昨年、このゲレンデを登った時は、トレースを外してラッセルしながら登ったが、後からやって来たスキーヤーのおっちゃんに抜かれた。
今年は、素直にトレースを追っているので其処まで遅くなくて、ゲレンデの下に人影が見えたが、最後まで追い付かれることは無かった。
スキーを背負う男性には追い着けそうで追い着けず、やがてchef_shuさんとすれ違って、ゲレンデのトップを抜ける頃には姿が見えなくなっていた。
ただ、この男性には、この後、霧氷の樹林帯を抜けた急斜面で追い着くことになる。
ゲレンデの上にあるリフト終点跡の脇を抜けて、赤面山登山口へと向かう。
前回は復路に夏道ルートを選んだが、今回はカミさんも一緒だから往復で良いだろう。
赤面山登山口で、ゼリーを飲んで一息入れる。
那須甲子少年自然の家との分岐を見送って樹林帯の中へ。
樹林帯を抜け出した処で、中の大倉尾根越しに茶臼や朝日が見えて、此処でパンを齧りながら一息。
別にシャリバテというワケでもないのだが、パンを齧ってから足が軽くなったのは前回と同じ。
標高が上がって、ようやく涼しくなったので、二人ともアウターを羽織ることにした。
トレースが左右に分かれたので右側を追ってみたが、どうやら左側が正解だったようで、霧氷の付いた枝にしばらく邪魔される。
綺麗な霧氷なのだが、昨年と比べると少し融けてしまっていたのと、右寄りに進んだために雪原と呼べるほど広い斜面が現れなかったのが、少し残念。
それにしても、高い処を目指せば良いから迷うことは無いが、雪山で3回登って、一度たりとも同じルートを歩いたことが無いというのは、さすがに自由度が高すぎる。
ツボ足で苦戦する件の男性を追い越すと、やがて見覚えのある灌木帯が現れて、夏道よりかなり右側(北側)を歩いていることを知る。
仕方なく左にシフトして、雪を被って歩きやすくなった夏道を進むと、三人組が岩場の陰で休んでいて、その横を素通りして山頂に到着した。
山頂に着くと、おっちゃんが、三脚を立てて風景を撮影していた。
このおっちゃん、この時は知らなかったが、後でYAMAPを見ると、どうやらunpapaさんという方らしい(unpapaさんの記事には、σ(^^)達の後ろ姿が載っていた。)
山頂は、予報どおりというか予報以上に風が無くて、ほぼ無風。
此れまで秋冬併せて3回登っているが、こんなに風の無い山頂は4回目の今回が初めて。
いつもなら、樹林帯の近くまで下って食事をとるのが常だが、この日は山頂で那須の山を堪能しながら、ゆっくりと食事をとることができた。
食事をとっているうちに、unpapaさんがお先にと下って行って、しばらくの間、山頂を二人締め。
正面に前岳とスダレ山。
旭岳は、相変わらず格好良い。
この時季にしては雪が多い周辺の山を撮っていると、ご夫婦と思しきペアやらスキーを背負った若者がやって来て、少しばかり山頂が賑やかになったところで下山を開始する。
往路のトレースは無視して記憶だよりに下って行くと、途中からトレースが現れて、しばらく辿って左右に分かれたところで、左に向かうトレースに従ったらチョイヤブに突っ込んで、ヤブをすり抜けて飛び出した処は、往路で右(北)に導かれた辺りだった。
トレースを辿ってゲレンデトップまで下る。
帰りは楽しようとヒップソリをAmazonで買って持ち込んだが、まだフカフカの雪だから沈んでしまって使い物にならない。
唯一、滑ることが出来たのは、良く踏まれているゲレンデのトレースだけだが、今後、雪が締まって来れば使う機会もあるだろう。
そんなワケで、ほとんど滑れなかったと言うカミさんの文句を聞きながら、今年最初の雪遊びは終わったのでした。
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遅コメ失礼いたします。
この日は、快晴というワケでは無かったですケド、那須の山にしては、無風と呼べる状態でしたヨ。
旭はやはり目立った山容ですからネ。サクラマスさんは昨年登られたと思いますが、やはり天気が悪かったから今年も虎視眈々ですか。去年、観音山のルートも少し遠目に眺めましたが、厳しそうだしなぁ~。甲子からも急登だし、遠くても南稜が一番なのかなぁ~。
ところで話は変わって、ようやく今日、白根隠の山頂を踏むことが出来ました。まぁ、亀足なので時間はかかりましたが、いかんせん相性が良い山域なので天気に救われました。
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