アドベンツクランツの作り方 1 : いつも焼きたて
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アドベンツクランツの作り方 1

こちらも我が家の恒例となりました、アドベンツクランツ作りを始めました。

ドイツではお花屋さんで買っても、そんなに高くなくて素敵なものが買えたので、自作しようなんて考えたこともなかったのですが、スイスに引っ越してきて、お花屋さんで買ったアドベンツクランツの値段にクラクラ・・・・。すごくシンプルなものだったのに、レジでお支払いの時にビックリ(値段見てから買えよ!って?いや、ここまで高いと思わなかったので)。65フラン(6500円)したんですもん、2002年のお話。あまりの衝撃に今でも値段覚えてますよ。

そして、1月に捨てる時に分別しなきゃって思いながら、解体してみたら、意外とこれって自分で作れそう?と思い、解体途中の写真もデジカメで撮り、もみの枝だけ捨てて、飾りやリースの芯を箱にまとめてとっておいて、それからは自分で作るようになりました。

そうやって、独学でやっていたものを自分のウェブサイトでも公開していますが、3年前からプロのフローリストのスイス人のママ友と毎年この時期に一緒にクランツ作りをグループでさせてもらう機会に恵まれ、プロにコツを習って、一段と上手に作れるようになりました。

今年は、クランツ作りグループを仕切ってくれていたスイス人ママが遠くに引っ越してしまい、私も今年は仕事が一段と忙しいし、プロのママも仕事のパーセンテージを子供の成長とともにだんだん上げていて忙しく、もうあのメンバーも3回も一緒に作ったので自分で家で作れそうということで、あの会はなくなってしまいました。

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ということで、今年はゆーくんと一緒にクランツ作りです。

まずはもみの枝と芯とワイヤーをご用意ください。枝はこの時期はスーパー、ガーデンセンター、農家などで売られています。芯になる部分やワイヤーも売っていますし、これは毎年使えますので、しっかりしたものをご用意されると良いです。
・・・・・夫にもみの枝を頼んだら、こんないっぱい買ってきてて、どう考えても多すぎです。。。。

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まず、ご覧のように枝先部分を全部切り落としていきます、太い枝も切り落とした枝葉と同じぐらいの長さで切って構いません。

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はい、たくさん切り落として準備ができましたね。
そしたら、ワイヤーをリースに結び付けて外れないようにしたらスタートします。結び目の先の端っこの部分は藁に突き刺して隠しちゃってください。ワイヤーの束を輪の中に置いたら、左手でリースを持ち上げて、できるだけ沢山の枝をリースと一緒に持つようにします。

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その際のコツですが、上記でお伝えした太い枝の硬い部分を一番外側の下の部分(目立たないところ)に使うようにし、きれいに広がった大きな枝が側面や上に来るように置き、小さな枝は内側に来るようにします。内側に小さい枝を置く理由は、リースの穴がまるくきれいなシルエットに仕上がるようにするためです。枝が全部上手に置けたら、ワイヤーを真ん中から持ち上げて、外からぐるっぐるっと中を通すようにして二重に巻いて、ぎゅーっと引っ張って絞めます。これをどんどん繰り返していくだけです。動画も撮ってみました。ご覧ください。


ゆーくんもやってみたいと言うので、お願いしました。
ゆーくんの手は小さいので沢山枝を持つことができないのですが、上手にできました。
自分でも出来に満足したようで、続けてどんどん巻いていってくれました。

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でも最後の方はまた私にバトンタッチ。
最後はワイヤーを結ぶようにして、ねじったりしてギュッと締め、端の部分はまたリースに刺して隠してしまいます。

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出来上がりはこんな感じ。裏からも撮影しました。私がやったところとゆーくんがやったところ、枝の量の違いが私とゆーくんの目には一目瞭然だったのですが、いーたんや夫には分からないって。今日はここまでやって片付けて終了。
更に明日、ろうそくや飾りをつけたら、どこを息子が作ったのかなんて、ますます分からなくなるでしょう。


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by deutschebaeckerin | 2018-11-28 06:32 | スイスの生活 | Comments(0)