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ブラックフライデー
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【目 次】 1.ゴルフ会員権と昨今の話題 2.預託金を返せないゴルフ場とその対策 (1) 預託金据置期間延長 (2) 経営委託または営業譲渡 (3) 株主会員制への転換 (4) 民事再生法 (追記) (追記2) ゴルフ会員権など、ゴルフ場に関する話題が、よくマスコミで取り上げられているのを目にした方も多いと思います。多くは、後ろ向きの暗い話題です。 バブル経済華やかなりし頃、ゴルフ場を巡る話題は、こんなことではありませんでした。ステイタスシンボルとして、ゴルフ会員権を購入された方も多かったと思いますし、接待のため、会員でないとゴルフ場の利用予約が採れず、会員権を購入された企業も多かったと思います。ゴルフ会員権についての話題は、成功者に対する羨望や、その裏返しとしての成金趣味に対する嫌味が感じられるものがほとんどでした。 それが、今では、ゴルフ場の倒産や会員権売買にからむアンダーグランドの方
資産運用の方法として、例えば、定期預金は「ローリスク・ローリターン」で、株式投資は「ハイリスク・ハイリターン」といわれる。もし、「ローリスク・ハイリターン」の金融商品があれば、誰もがそれを購入するだろう。 同様なことは、キャリアプランについてもいえるはずだ。私自身についていえば、周囲の多くは、大学卒業の後、公務員や会社員になったが、私は、大学を卒業した後も、当時はまだ合格率の低かった司法試験の勉強を続けていた(結果として、あまりハイリターンではなかったが、その点はまたいつか)。 しかし、日本の労働市場では、こんな当たり前のことが歪められている。リスクの低い地位に安住する正社員のリターン(賃金)の方が、ハイリスクの非正規雇用者の賃金を大きく上回っているのだ。そんなことなら、非正規雇用者も、ローリスク・ハイリターンの正社員になればいいのだが、そうはいかない。正社員は、容易に自らのイスを譲らない
あけましておめでとうございます。 日常が変わらない日常であり続けていることへの感謝の思いを強くする今日この頃です。 本年もご指導ご鞭撻の程、何卒お願い申し上げます。 さて、さて、さて。 昨年末に出版された元大阪地検特捜部長の手記「勾留百二十日」(文芸春秋)を他の本と併せて購入したのだが、少し気になって読み始めたら止まらなくなってしまい、一気に読了。 狭い法曹界のことなので、登場する検事さんや弁護士さん達の中には、直接間接に知っている人も少なくないし、特に、フロッピーディスクの改ざんが報道されてからの大阪地検内部の人間模様は、関係者たちから聞く限り、反吐が出そうな話ばかりだったけど、そんなことはいずれまた。 今回のエッセイは、この手記の中身。逮捕する立場の者が、逮捕される側に回り、大阪拘置所に勾留された120日間の心の揺れが、正直に、やや(というかかなり)冗長に描かれていて、最高検に戦いを挑
会社と従業員との間では、不当解雇だとか、賃金未払だとか、セクハラだとか、まあいろいろな問題が起きるわけだが、私は、多くの場合、会社サイドで相談を受けて、交渉や裁判を引き受けたりする。そして、労働事件に限らず、どんな紛争でも、当事者がいて、相手方にも弁護士さんがついたり、それで交渉したり裁判したりすると、裁判官が登場したりするわけだけど、この手の問題には、他の事件では絶対に存在しない役者が登場する。それは、労働組合。 昔は、労組といえば、左翼思想の企業内労組だったわけだが、最近は、左派主導であることは代わり映えしないけど、一般労組とか外部労組とかいわれる、企業の外部にあって、一人で加入できる労組が増えていて、これには、労組のない会社はもちろん、企業内労組の組合員でも加入は可能(例外もあるみたいだけど)。多くの場合、名前の最初の方が「全国」とか「首都圏」とか「東京」とか「統一」とか「一般」とか
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いつのことだったか、滅多に見ないテレビを見ていたら、弁護士が4人出演して、痴漢に間違えられて取り押さえられたらどう対処すべきか?という問題に回答していた。4人のうちの1人は、いわゆる「ヤメ検」って言って検察官あがりの弁護士さんだったから、まあ要するに聴く価値がないので無視すると、残る3人のうち2人の意見は、「走って逃げる」だった。 驚くかも知れないけど、って一応、驚いて欲しいんだけど、残念ながら、これは正解だ。圧倒的に正しい。ただね、一応、司法に携わる専門家で、裁判のプロ(私もそうなのね。念のため。)が、このような答を出さざるを得ないというところに、この国の刑事司法の圧倒的な腐敗っぷりを読みとって欲しい。ちなみに、もう1人の回答は「裁判で争う」。残念。不正解。 「それでもボクはやってない」って映画があって、見た人も多いと思うけど、まあそれはそれは大変にリアルな映画なわけで、というか、弁護士
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