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ドラクエ3
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ある日妻が怒った その日は休日だったが、妻には朝から仕事があり、夕飯時にやっと帰ってきた。 休日出勤は憂鬱だったが、帰り道の足取りは軽かった。 お取り寄せした美味しいと評判のおぼろ豆腐が到着する日だったのだ。 家にいる夫に、「受け取ったら、箱を開けて冷蔵庫に入れてね」と念押ししてあった。 夕ご飯にはぷるぷるのおぼろ豆腐が食べられるのだ。 ところが、ここで事件が起きた。 帰宅して、冷蔵庫を開けたが、おぼろ豆腐は見当たらない。 夫に、豆腐は?と聞いたところ、さらっと在処を教えてくれた。 「受け取って仕舞っておいたよ。冷凍庫に」 冷 凍 庫 に ? はああああああ!? 慌てて冷凍庫を開けると、確かにそこにはおぼろ豆腐があった。 カチカチに凍り、無残な最期を遂げていた。 妻の怒り、夫の戸惑い 一瞬で頭に血が上り、夫に怒りの口調で問いかけた。 「豆腐は冷凍庫に入れちゃダメって知らなかったの!?」
ストレングスファインダー(クリフトンストレングス)の専門家として、個人やチームが「強み」を活かして最大の成果を生み出すためのコーチングと研修をしています。 リクルートスタッフィングで経理したり、レアジョブの管理部門立ち上げたり、ブラック企業に入ったり、上司の横領見つけて辞めさせられたり、人の会社2つ作ったりと波乱万丈な職歴の後、独立して今に至ります。 投資と経理スキルでお金をデザインし、ストレングスファインダーで強みを活かしたら、人生が楽しくなりました。 趣味は野球観戦と美味しいものを食べること 収集心・最上志向・戦略性・未来志向・分析思考
例:新年会の店選び 自分がどのような情報を出すかによって、周りに集まってくる人が変わってくる、と感じることがあった。 きっかけは、新年会の幹事になったことだった。 新年会 年明け早々に行われる、会社の新年会の幹事になった。 お店はどこにしよう。 会社の飲み会用の店選びには、押さえるべきポイントがある。 一点は、予算内にきちんと収まること。 もう一点は、会が滞りなく進むこと。 美味しい料理が食べれるかどうかも大切だが、より重要なのはこの2点である。 早速何人かの友人に、◯◯駅の近くで20人以上入れて1人5000円で飲み放題付きのコースがあるお店知らない?と聞いてみたところ、続々と情報が集まってきた。 集まってきたお店はどれも美味しそうで良さそうなお店だった。 その中でどのお店にするかを選ぶ時、お店がWEB上に出している情報が決め手になった。 特に意識したのは、下記の項目だ。 ・「飲み放題付き
ねえ、アレクサ。 あなた、すごく人気があるんだって? あなたを欲しいという人を1ヶ月以上平気で待たせているって聞いたわ。 でもね、私はあなたがいらないの。 理由を教えてあげるわね。 ところで、アレクサ。 あなたは何ができるんだっけ? 時間が分かる ねえ、アレクサ。 あなた、時間を聞いたら教えてくれるんだって? でもね、うちの夫もそれくらいは得意よ。 毎朝同じ時間に起きて、同じ時間に顔を洗って、同じ時間にトイレに行くから、彼がどこで何をしているかを見れば時間が分かるの。 わざわざ話しかけなくても、時間が分かるっていうこと。 あなたは部屋の隅に立っているだけでしょう? うちの夫の方が分かりやすいと思わない? 天気・スケジュールが分かる ねえ、アレクサ。 あなた、天気やスケジュールを教えてくれるんだって? でもね、うちの夫もそれくらいは得意よ。 毎朝、「寒いー!」とか「雨だー!」とか叫び声が聞こ
ブリコラージュの経験 「その場で手に入るものを寄せ集め、それらで何が作れるか試行錯誤しながら、物を作ること」をブリコラージュといい、ブリコラージュする職人のことをブリコルールと呼ぶ。 ブリコラージュには「寄せ集める」「修繕する」といった意味合いもある。 また、ある物を本来の用途とは違うことで使うこと(バケツを花瓶代わりに使う、広告チラシを編んで籠を作るなど)もブリコラージュである。 人生のある時の出来事が、後になって、思いもかけない形で活きた経験がある人は多いだろう。 これもブリコラージュだ。 ※ブリコラージュと、対象的な概念のエンジニアリングについてはこちら https://koto1.com/archives/6442 私のブリコラージュな職歴 私の職歴は、行き当たりばったりばかりの見事なブリコラージュである。 経理に出会うまで 私は、新卒で入社した会社では、営業をやっていた。 一日中
独りよがりな生産性向上 自分の仕事を他人に押し付ける 世の中には、生産性を上げるとは、自分の仕事を人に押し付けることだと思っている人がいる。 その人に聞くと、きっとこういう答えが返ってくるだろう。 「それって強みじゃないんだよね。他のそれをもっと得意とする人がやった方が合理的だと思わない?」 それは確かに正しいが、とても大事な基本が抜けている。 自分が得意ではない仕事を他の人に渡したいならば、その人が得意ではない仕事を代わりにもらうか、しなくて済むようにしてあげよう。 Give&Takeという言葉が古くからあるくらい、自分が何かをしてもらいたいなら、代わりに何かをしてあげるのが、今更言うまでもない人間関係の基本だ。 他の人の生産性を犠牲にして自分の生産性をあげるのは、組織の視点から見ても、全くもって意味がない。 誰か一人の生産性が上がったとしても、他の人の生産性が落ちたら、組織の生産性はプ
心が疲れ果てているとき、小さな「快」を探すことが自分の心を取り戻すきっかけとなる。 人間は生まれた時は「興奮」という感情しか持っていない。 次に身につく感情が「�快」「不快」だ。 人間にとってかなり原始的な感情なので、どんなに心が疲れ果てていても「�快」「不快」を感じるセンサーは残っている。 「�快」を感じるセンサーを呼び戻すことが、心に感情を取り戻す最初のきっかけになるのだ。 頰に当たる風、白く浮かぶ月、誰かの笑顔。 「快」を感じるポイントは人それぞれだ。 そして、「快」は探すだけではなく、自分で作ることもできる。 私は毎朝、川を見る。 何の変哲もない川だが、オンとオフを切り替えるスイッチであり、自分の心の状態を測るバロメーターにもなっている。 多摩川 10年以上前の当時、私は川の向こうに引越しをした。 毎日朝晩1時間ずつの通勤時間。 私の乗る電車は、朝は会社の最寄駅に着く15分前に、帰
人がいるところにルールあり ルール、そして勝者とは どんな環境にも、その環境のルールがある。 明文化されているものもあれば、暗黙の了解的なものもある。 厳守しなければいけないものから、空気を読んでなんとなく守ろうといったものまで、レベルもいろいろある。 しかし、人が集団で何かをするときには、それなりのルールがあるのだ。 そして、「勝者」とは、ルールを守って勝利したものを言う。 オリンピック等でメダルを手にしたのに、後日ドーピングといったルール破りが見つかってメダルを剥奪された人が何人もいるように、ルールを守った上で勝利しないと勝者と認められないのだ。 ルールは時に理不尽だ ルールは突然変更になることもある。 古い話で恐縮だが、こういうことがあった。 水泳の背泳ぎで、かつてはバサロという潜水泳法に制限はなかった。 しかし、1988年のソウルオリンピックで鈴木大地選手が30mをバサロで泳いで金
この本は現代版三国志だ 『革命のファンファーレ』を読んで思った。 この本は、現代版三国志である。 こういうと、西野さんは劉備なのか曹操なのか孫堅なのかと考えたくなるかもしれないが、そういう次元の存在ではない。 三国志は、政治が乱れ、国民が疲弊していた古代中国に現れ、義と武力と戦略で時代を作り上げた男たちの物語である。 そして、今の世界。 インターネットの普及で情報のやり取りが容易となり、時代は大きな変革期に突入した。 情報を統制して人を治める旧価値観では政治も会社も成り立たない時代となった。 個人が政治や会社に一生守ってもらえた時代も終わり、一人一人が新しい価値観を持たないと生き抜けない時代である。 西野さんは、この変革の時代を生き抜く術を、本の中で書いている。 三国志の時代に必要だった義と武力と戦略という3つの武器は、現代では信用と情報と戦略に変わった。 この本には、西野さんが実際にどう
人間はどうして死ぬのか 人はどうして死ぬのだろう。 不老長寿を願う人がたくさんいるが、その願いを叶えた人はまだいない。 もしかしたら死ぬことにも意味があるのではないか、そういうことを考えてみた。 肉体と魂 肉体の年齢、魂の年齢 人間は1500年生きる。 わりと真剣にそう信じている。 1500年生きるといったが、それは魂の話だ。 肉体的にはどんなに頑張っても、従来どおり100歳を少し超えたあたりが限界であろう。 魂が一つの人生で目的を果たすと、その肉体から離れ、違う肉体で新たな人生をスタートさせる、と考えている。 つまり、肉体年齢は40歳で魂年齢は500歳というように、2つの年齢を持つイメージである。 世の中には、まるで人生を悟ったかのような大人びた子供がいる。 もしくは、生まれて数年しか経っていないのに、まるで何十年も修行をしたかのような高い能力を発揮する子供がいる。 こういう子供は、肉体
ALS(筋萎縮性側索硬化症)の余命 遠方に住む家族がALSという病気になった。 診断された当初、余命は2年か5年と言われた。 2年〜5年ではない。2年or5年である。 この2年と5年の差は、人工呼吸器を付けるか付けないかによるものだ。 ALSとは、脳の命令が筋肉に伝わらなくなる病気で、全身の筋肉が萎縮し、筋力が低下していく。 全身の筋肉が動かせなくなるのだが、呼吸をするための筋肉が動かなくなった時、死を迎える。 しかし、呼吸筋を人工呼吸器で補えば、延命が可能なのだ。 少しでも長生きできるなら、人工呼吸器を付けようよ? そう思ったが、そんなに単純なことではないらしい。 ALSの恐ろしさ ALSは全身の筋肉が動かせなくなっていく病気だ。 診断がくだされたとき、本人は、喉の筋肉に障害が起き、話すことや食べることが困難になっていた。 筆談で会話をするのだが、その手も、会うたびに動きが悪くなっていた
筆者の視点の4分類 文章には「何を書くか」と「どう書くか」の2つの要素がある。 これをマトリックスにすると、下図のようになる。 横軸は、「何を書くか」である。 商品やサービスといった自分以外のものについて書くのか、自分自身や自分の内面について書くのかだ。 縦軸は、「どう書くか」である。 現実をそのまま書き取る写実派と、自分が感じたことを書く印象派に分かれる。 この4つの分類について簡単に紹介する。 1:自分以外を写実的に書く 1は、例を挙げると、新商品のスペックを紹介するような記事を指す。 これは、意識しなければ、誰が書いても同じ記事に仕上がる。 新しいiphoneの紹介をしようとして、アップルの商品紹介ページの丸パクリになってしまうようなものだ。 2:自分のことを写実的に書く 2は、日記のような記事を指す。 「Sちゃんと表参道のイタリアンでランチをして、その後ヒカリエに行って新色のリップ
会議の場を自分のものにできる人 会議の場で、議長でもないのにさりげなく場を仕切り、自分のペースに話を持っていき、自分の要望を通してしまう人がいる。 こちら側も言いたいことがあったはずなのに、場の空気を持って行かれ、発言しても重要視されずに終わってしまったり、そもそも発言の機会を見つけられなかったりする。 先日もそういうことがあったのだが、偶然にもその人の仕事術の裏側を覗くことができた。 自然に空気を自分のものにしているのかと思いきや、それは事前準備の賜物だった。 会議を自分のものにする人との打合せ 打合せ設定時から始まっていた その人は、親会社の部長である。 ある日、その部長にお願いしたいことがあったので、打合せを設定した。 お忙しい方なのでまずは日程だけでも、と共有のカレンダーでスケジュールを抑えると、数分もしないうちに先方からメールが届いた。 「ご連絡ありがとうございます。設定会議議題
愛する?愛される? 自分が愛している人と付き合うのと、自分を愛してくれる人と付き合うのでは、どちらが幸せなのだろうか? 20代の頃はこんなことをよく考えていた。 20代の私 私の気持ちが大きすぎて、追いかける側になったこともある。でも疲れてしまった。 その反動で、追いかけてくれる人と付き合ったら、つまらなくなってしまった。 そこでまた追いかけて、でも疲れて、そして…。 こんなことを繰り返していた。 それから長い年月が経ち、今たどりついた結論はこれである。 「大好きな人に、大好きと言えることが、幸せ」 子供の頃の私 子供の頃を思い返してみた。 両親は一人娘の私のことを、今も昔も愛してくれている。 でも、子供の頃は辛かった。 早く家を出たくて出たくてしょうがなくて、高校を卒業したら家を出ると、ずいぶん早くに決めていた。 そして「あと5年で家を出られる」「あと3年の我慢だ。」「あと1年だ。」と、
夫の視点 妻の「今晩、何食べたい?」という質問ほど理不尽なものはない。 妻に楽してもらおうと「なんでもいいよ、冷蔵庫にあるもので。」と答えると、「何その言い草。」とぶち切れる。 大好物の「カキフライ」と答えると、「は?面倒くさい。」と却下する。 無難そうな「肉じゃが」と答えると、「いつもそれね。ワンパターン。」と馬鹿にする。 どうすればいいんだ。 挙句の果てに、家に帰って食卓を見たら、皿の上にあるのはハンバーグだった。 「あそこのスーパーでひき肉が特売になっていたから、ハンバーグにしちゃった!」 ああ、いいだろう、美味しいよ、ハンバーグ。 でも、それなら、「何食べたい?」なんて聞くな!! 新婚の頃は「何食べたい?」と聞かれるのが嬉しかった。 失敗することもあったけれど、俺を喜ばせようと必死に料理をしている妻の姿を想像すると、味なんて関係なかった。 いつからだろうか。「何食べたい?」と聞かれ
なんということはない。 毎年積み立てた2万円分が増加するだけで、1円も利益なんて載っかっていない商品なのだ。 それなのに、最初のグラフを見せられると、長期保有をすれば返金額が増えていくように思わないだろうか。 最初のグラフでも、年数と返金額の対比は正しい数字を使っている。 ただ、目盛りの数字をいじることで、人間に錯覚を起こさせているだけだ。 嘘をつかずに、騙すことができる。これがグラフのマジックである。 利回りではなく倍数で話す 金融の世界では、お金の増減をパーセントで表すことが原則だ。 「この預金は、金利が0.5%です。」「住宅ローンの金利は0.953%です。」「この商品は、利回り5%を目標としています。」と日常的に聞くだろう。 しかし、怪しい金融商品は、「20年預けていると、金額が2倍になりますよ!」といった言い方をする。 さて、20年で金額が2倍になる商品と、利回りが5%の商品、どち
お試しで投資信託を始めてみる 過去の投資信託の記事で書いたように、投資をする際にはゴールと目的を最初に決めることが大切であるが、そういう小難しいことを考える前に、とりあえず投資信託がどんなものか試してみたいという人もいるだろう。 お試しといえども、投資信託のメリットの「少額でも分散投資ができる」と「運用をお任せできて手間が掛からない」の二点を享受しないと投資信託を選ぶ意味がないので、そこを外さない選び方を見ていく。 分散投資について ところで、分散投資ができることがなぜメリットになるのだろうか。 前回の繰り返しになるが、投資信託は投資家から集めた資金で投資をするので、自分一人では買えない多くの種類の株等に間接的に投資ができる。 多くの種類に投資ができるということが、すなわち分散投資である。 分散投資のメリット 分散投資のメリットは一言でいうと「大負けしない」ことである。 投資の対象を1つで
投資信託とは これまで3回にわたって基本的な知識について話してきたので、具体的な商品をみる。 本などを読むと、投資の初心者には投資信託を勧めていることが多い。 実際のところ、投資信託には初心者向けとそうでないものがあるが、必ずしも銀行や証券会社の窓口で初心者に初心者向けの投資信託を勧めているかというと、そうではない。 投資信託の特徴 投資信託とは、投資家から集めたお金を、ファンドマネジャーという運用のプロ(と言われている人)が、投資家に代わって株式や債券などに投資する商品のことである。ファンドマネジャーは投資家が出し合ったお金の中から報酬をもらい、利益が出たら、お金を出した投資家で分け合う。 つまり、投資信託の特徴は、下記の2点である。 ・投資家から集めた資金で投資をするので、自分一人では買えない多くの種類の株等に間接的に分散投資ができる ・自分の代わりに、ファンドマネージャーが運用をして
「投資」における利益とは? 投資をした結果、「お金が増えた!」というときの、その利益とはいったい何だろうか。 利益を表す計算式 投資の結果、手元に入る利益とは、「成長による利益+運用による利益ー手数料」という計算式で表される。 「成長による利益」とは、投資対象が成長し価値が上がることによって得られる利益のことである。 どこかの会社の株に投資したなら、その会社の成長で得られる利益だ。 日本株の投資信託に投資したなら、日本の株式市場の成長で得られる利益だ。 ここは、一度そこに投資したなら、何もしなくても得られる利益になる。 「運用による利益」とは、適切なタイミングで売買を繰り返すことで得られる利益のことである。 とあるA社の株を5年間持ち続けているBさんとCさんがいるとする。 Bさんは、値上がりしたところで一部売り、値下がりしたら買い戻すことをしていた。 Cさんは、買いっぱなしで何もしなかった
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