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5.3 モジュール宣言(module, endmodule) module モジュール名(入出力ポート名); … … 回路の記述 … … endmodule モジュールとは回路ブロックのことです。Verilog-HDL で回路やシミュレーションの記述を行うときには必ず宣言します。モジュールの最後は endmodule と記述します。 module には必ずセミコロン“;”が必要ですが,endmodule には必要ありません。 モジュール名には適当な名前(識別子)を付けることができます。入出力ポート名には,入力信号と出力信号の両方を記述してください。 5.4 ポート宣言(input, output) input 入力信号名; output 出力信号名; モジュール宣言の入出力ポート名で記述したものを,入力と出力に分けて宣言します。またバスの宣言も可能です。たとえば, input a3, a2
Verilog-HDL 入門 私は,LSI に関する研究をしているため,回路をテキストで記述する(ネットリストを書く)ことがあります。これが,結構面倒くさい!! ある時ふと「Verilog」で回路を設計してみようと思い,記述してみると Verilog で記述する方が“ん10倍”楽でした(← 専門の人からすると,当然だと思いますが…)。 今回,Verilog に関する自分用のメモとしてこのページに残すことにしました。ただし,私は Verilog-HDL の専門家ではないので,誤った記述が多々存在するかもしれません。その場合には,ぜひご一報ください。 (注:プログラムも表も,キャプションを全て“図”としています) メインメニュー Verilog-HDL とは Verilog シミュレータと波形表示ソフトのインストール いりなり Verilog を書いて,シミュレーションしてみる Verilog
/* AND2 */ module AND2 ( A, B, X ); input A, B; output X; and AAA (X, A, B); endmodule 1行目(コメント記述): /* ~ */ の ~の部分にコメント(注釈)を記述します。複数行にまたがっても問題ありません。 // ~ もコメントを表す記述ですが, // の場合は // から行末までがコメントとなります。 3行目(モジュール宣言): Verilog-HDL は,module で始まり endmodule(10行目) で終わります。module の後にモジュール名を記述し,括弧内にポート(入出力)名を記述すします。行末には,“;”を記入することを忘れないでください。この行は,A, B, X というポートを持つ AND2 という名前の部品を作りますよと宣言しています。 5行目(入力信号の宣言): input
SPICE(Simulation Program with Integrated Circuit Emphasis)とは電子回路シミュレーションプログラムのことで,ここでは PSpice というツールを使います。PSpice は Cadence 社の OrCAD に含まれているソフトで,全世界で使われているらしいです。「抵抗」や「トランジスタ」といった素子の部品を図面に配置して,電圧などを設定するだけで波形が表示されるというお手軽な(といっても奥は深い…)ソフトです。実際の電子回路の測定にはオシロスコープなどの高価な器械が必要ですが,パソコン上でシミュレーションを行うので特別な器械は必要ありません。要るのは電子回路の知識だけです。 なお,このページを見ながら PSpice の操作を行おうという方は,あらかじめ印刷しておくことをおすすめします。ただ,この図入りですので枚数が多くなる可能性があ
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