エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
釘貫亨 『日本語の発音はどう変わってきたか:「てふてふ」から「ちょうちょう」へ、音声史の旅』 - sekibang 3.0
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
釘貫亨 『日本語の発音はどう変わってきたか:「てふてふ」から「ちょうちょう」へ、音声史の旅』 - sekibang 3.0
日本語の発音はどう変わってきたか 「てふてふ」から「ちょうちょう」へ、音声史の旅 (中公新書) 作者:... 日本語の発音はどう変わってきたか 「てふてふ」から「ちょうちょう」へ、音声史の旅 (中公新書) 作者:釘貫亨 中央公論新社 Amazon テクニカルな話が新書のなかではかなりハイレヴェルな本だと思うが面白い。中国の音声学や『日葡辞書』など資料を踏まえながら、古来の日本語の発音を復元していく試み。『新古今和歌集』の編纂者のひとりである藤原定家が日本語のつづりに与えた大きな影響などに興味を惹かれる。そう、本書のタイトルからはおおよそ「音声」を取り扱う印象をうけるのだが、個人的には、むしろその音声を書面で伝えるためのつづりの話に関心がある。とくに万葉仮名から平仮名・片仮名が生まれたことで、文字が書きやすくなり(エクリチュールのフォーマットが簡易になったことで)、その書きやすさが日本語の表現を拡張した、というデリダめいた話に強く惹かれる。 平仮名や片仮名は一音に対してほぼ一字が対応するので、書き手