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立憲民主党の「スキャンダリズム」が政治を腐らせた 「第二の55年体制」を終わらせるとき | JBpress (ジェイビープレス)
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立憲民主党の「スキャンダリズム」が政治を腐らせた 「第二の55年体制」を終わらせるとき | JBpress (ジェイビープレス)
(池田 信夫:経済学者、アゴラ研究所代表取締役所長) 統一地方選挙と同時に行われた国会議員の補欠選... (池田 信夫:経済学者、アゴラ研究所代表取締役所長) 統一地方選挙と同時に行われた国会議員の補欠選挙は、自民党にとっては4勝1敗という予想外の圧勝で、立憲民主党は全敗した。たかが5議席だが、政界再編の流れを決める効果は大きい。日本維新の会は立民党との選挙協力を拒否し、立民党内でも執行部の責任論が出てきた。 立民党の凋落は今に始まったことではない。このような「万年野党」は55年体制で社会党のとった戦略であり、それを是正するために1990年代以降、政治改革が行われ、小選挙区制が導入されたが、野党は変わらなかった。最大の問題は選挙制度ではなかったのだ。 55年体制に回帰する立民党 今回の選挙の終盤で話題になったのは、有田芳生候補(山口4区)の「下関は統一教会の聖地だ」という発言だった。彼は統一教会の問題を争点にするためにわざわざ安倍元首相の選挙区から立候補し、下関をおとしめる発言を繰り返した。こ