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土蜘蛛 - 関内関外日記
夜、ぼくは近くの公園の外周をウォーキングしていた。歩くのは健康にいい。医者もそう言っている。この... 夜、ぼくは近くの公園の外周をウォーキングしていた。歩くのは健康にいい。医者もそう言っている。この季節は少し寒いけれど、歩く人も走る人も少なくていい。 モヒニ・デイのベース・プレイを聴きながら、適度なスピードで歩く。向こうから女性が一人歩いてくる。ウォーキングだろうか。まわりが暗くて、長い髪と白い服がぼんやり見えるだけだ。ぼくは、ぶつからないように少し進路をかえた。 その瞬間だった。女性の顔がものすごい光を放った。ぼくはなにが起こったかわからず、目をふさぎ、腕で顔を覆った。何秒か経って、目を開いた。女性はそこにいた。顔は蛍光灯ていどの光を放っている。 すると、女性は植え込みの方に走り込んでいった。ぼくは思わずそちらに向かった。恐怖心もあったが、なにか知りたい気持ちが大きかった。 植え込みの向こうの空間、そこに土蜘蛛がいた。とびきり大きな土蜘蛛と、少し大きな土蜘蛛、中ぐらいの土蜘蛛、小さな土蜘
2023/12/01 リンク