「コーデックス」と称される植物の一群がある。科のレベルからばらばらで、ある見た目の針葉植物の一群を「コニファー」と呼ぶようなものかと思う。 コーデックスは「塊根植物」と呼ばれ、根が肥大化して独特の形となる。上の方はなにか樹木のミニチュアのようにもなる。盆栽的に楽しめる。 おれもコーデックスほしいな、と思う。思うも、かっこいいコーデックスは高い。高いが、苗とかなら安いのでは? と、ふとメルカリを見てみた。 そしたら出てくるんだよな、たくさん。どうも、植物愛好家たちが自前で実生から育てた苗などをやりとりしているようだ。リトープスとかコノフィツムの小さいのとかもあって、いいんじゃないか、と思った。 そしておれは800円(送料込み)で小さなコーデックスを買った。アデニウム アラビカム‘ブラックステム’(Adenium arabicum ‘Black Stem’)という品種だ。砂漠のバラと呼ばれる種