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ブラックフライデー
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片渕須直監督、7年ぶりの新作、のん(こと能年玲奈ちゃん)主演『この世界の片隅に』がいよいよ公開スタートとなりました!(パチパチパチ) 映画『この世界の片隅に』日本版予告 ] 映画『In This Corner of the World(この世界の片隅に)』海外版予告 ※日本版とは映像が異なります 何度も言いますが、基本“笑える映画”であり、全編にわたって“ドジッ子新妻萌え映画”なので、戦争映画という先入観で二の足踏んでる方はもうちょっと気楽にしてもらって大丈夫です(苦笑)。 公開劇場リスト | 片渕須直 (@katabuchi_sunao) | Twitter | 映画「この世界の片隅に」公式Twitter | メディア露出情報 というわけで、備忘録がてら関連インタビューやイベントレポート等をまとめてみました。記事によってはネタバレを多数含んでいるため、鑑賞後のお供にどうぞ。各記事は項目別
11/12(土)より公開される片渕須直監督の新作『この世界の片隅に』の試写会が行われるということで、去る10/31(月)に、立川シネマシティの旧館シネマワンの2階、fスタジオに行ってきました。基本“試写会は行かない主義”なんですが(公開前に観ちゃうと初日に向けてテンションあげてかなきゃいけないのにもう終わっちゃた気分になってあんま良くないのよね)、今回は特別というか、設備的には可能なのに極音・極爆上映をやらないできていたfスタがついに極音デビューするということで応募。「応募者多数の場合は抽選」て書いてあるけど200人だしさすがにそこまで応募ないだろうと思ったらほんとに抽選だったようで当選後に焦りました。実は同日同時刻に都心でより大規模な試写会が行われており、劇場スタッフの前説ぐらいで終わるだろうと高を括っていたら、なんと! 「あんな檄文を見せられたらこないわけには行かなくなった」と片渕須直
あけましておめでとうございます。また一年、よろしくお願いいたします。というわけで新年一発目はこちらから。16年1月以降に公開される新作映画情報をまとめてみました(2015年上半期(7〜12月)に公開された映画はこちら)。 ことしの動向といえば、年明け早々1/7(木)に渋谷シネマライズが閉館。次いで1/30(土)からは耐震補強&改装工事のため新宿武蔵野館が10月までの長期休館に入ります。秋には大規模修繕工事で長らく休館となってた東京都写真美術館が復帰する予定ですが、来年の3月にはパルコ建て替えにより渋谷シネクイントが休館に入るため一進一退の攻防がしばらく続く、、、といったところでしょうか。製作本数が減るわけではないので、既存館の重責・負担はますます増えるばかり。とはいっても地方のミニシアターは県内1館、2館でかなりの本数を捌いてるわけで、各劇場の編成力がますます問われることになるのかもしれま
昨夜、吉祥寺バウスシアターで2度目の『MIND GAME』を観てきました。 初見の感想、およびシネクイント楽日に行われた湯浅政明×杉井ギサブロー×田中栄子トークショーの模様は↓こちら。 それでは本題。 前回見た時は正直、何を喋ったらいいのか言葉が出ないぐらいだったんだけど、2度目観に行ったら喋りたくて喋りたくてしょうがなくなった。初めて見るという友人連れて行ったのだけど、放心して頭の中がまとまってない友人相手に、電車の中で延々と語り倒してしまったぐらい。1度目は映像とテーマとパワーに心動かされたけど、2度目は全然違うね。フラッシュバック・エピソードの意味が理解できた分、キャラクターの心情が前回より伝わってきて、鯨から飛び出した瞬間、うるっと涙腺ゆるんでしまった。 観てない人も、一度観た人も、今日がラスト上映! お暇なら是非劇場に足を運んでくださいませ。 劇場は中位のクラスに変わっていたので
2014年上半期(1〜6月)に公開された映画はこちら。文字数オーバーで、保存するたび追記した分と同じ量のテキストが下からどんどん消えてくので急遽分割します(やはり1年は持たないのか>ツイッター情報とか入れるからだよ)。 リストの見方は以下の通り。 無印:新聞記事などブックマークできる公的ソースがあるもの(こちらにその記事を捕獲)。 公式サイトがあるものはタイトルにリンク。 ★印:ブックマークできる記事がないもの(関係者の日記や製作・配給会社の新作情報、 事務所の出演情報、エキストラ情報ページなどから情報入手)。 ●印:日本が舞台だったり、出演者に日本の俳優が多く出てる外国映画(もしくは日本との合作映画)。 ※本日以降に追加する作品は、頭にadd!をつける予定です。公式Twitterはタイトル横の[T]をクリック。 情報は9割9分9厘ネット(SNS系は除く)から入手してるので、★印作品のソー
事務所サイトのブックマークを整理してたら移籍組が何人かいたのでおしらせしときます。ちなみにスターダストからディケイドに移って半年で退社し行方知れずになった安藤政信くんの移籍先情報はまだ見つかっておりません。Wikipediaに「なお、現在は南極にいる」って書いてあるんだけど、なんで南極?(wikipedia:安藤政信) 追記:2015年8月よりSony Music Artists所属となりました。・・・が、2017年4月よりまた行方知れずになりました(安藤くん次は何処へ?)。追記:2018年6月よりフロムファースト傘下のLady Bird所属となりました。 大西信満・・・2014年3月1日よりスターダストからディケイドへ移籍。 http://www.decadeinc.com/actor/shima-ohnishi/ 村上虹郎・・・ムラジュンとUAの息子。ムラジュンのいるディケイドに所属し
あれから2年が経ちました。「最近年取って記憶がどうもあいまいでねえ」という方はこちらをどうぞ。 【地震発生直後のニュース映像】 【AC広告公共機構】 【計画停電ニュース&計画停電の瞬間】 関東第2グループの皆さん、お元気でしょうか。
明けましておめでとうございます! というわけで新年一発目はこれ。13年1月以降に公開される新作映画情報をまとめてみました(12年に公開された映画情報はこちら)。いままでは1エントリに保存できる文字数にかなりの制限があったため追われるように半年に一度更新してましたが、文字数制限がゆるくなったことと、芸能ニュースや配給会社・事務所サイト等を調べ直して体裁整える→「さあ、UPしようか」→新しい情報が出る→再度調べ直す→体裁整える→また新情報増える→調べ直す→「あああああ、いつまで経っても終わらないよう!」の繰り返しでなかなか更新できなかったこともあり、今年からは1年に一度、他が休んでる年始更新でやっていこうかと思ってます。 昨年は7年続いたシアターN渋谷が12月2日に閉館。今年も3月末には老舗名画座・銀座シネパトスが三原橋地下街の耐震問題のため閉館。5月末には銀座テアトルシネマがビル売却のため同
番組名を一度もブログ内に書いたことないのに「eveのすべて 長江俊和」で検索する人をわざわざうちに誘導してくれたgoogle先生、google一覧には「長江俊和…エヴァ序」と表示されてるにもかかわらずもしかしたらと足を運んでくださった数名の皆様、ありがとうございました。「見るのがめんどい」という理由でスルーするクセがついてた深夜のミニ番組枠だっただけにうかつでした。まさか新作が始まってたなんて! フジテレビ「eveのすべて」(深夜・不定期放送 全15話?) ぼくの名前はアダム。 イヴのことなら何でも知っている。 イヴは心優しい、清楚な女性。 いつも見ています。 いつもそばで見守っています。 もうまもなく第9話が放送されるのですが(え? もうそんなにやってるの?>そうなんですよ川崎さん>返しが古すぎて身が凍えます)、インターネッツが便利になったおかげで、乗り遅れた皆様向けにYoutube専用
『アバター』でお馴染みジェームズ・キャメロンが製作総指揮を担当した3D映画『サンクタム』を観てから改めて書くけど、『ラビット・ホラー3D』を観にいこうかどうか迷ってる人は絶対観に行った方がいい。何故なら、この映画の3D映像はいままでのものと全く次元が違う。正直、これ観たあとだと予算1桁、2桁違うくせにあんななんちゃって3D映画で400円もぼったくってるハリウッド業界なんてクソにまみれて死んでしまえと思うぐらい。『ヒックとドラゴン』も『ラビット・ホラー3D』も観ずに3D映画を語る無かれです。 ラビット・ホラー3D [Blu-ray] 出版社/メーカー: バップ発売日: 2012/02/22メディア: Blu-ray クリック: 52回この商品を含むブログ (7件) を見る 3D技術がもたらす新たな映像世界を夢想したい方は是非劇場へ! 映画「ラビット・ホラー3D」公式サイト | 上映劇場一覧
7月22日に行われた芳雄さんの葬儀で盟友・石橋蓮司さんが捧げた弔辞内容です。映像で本人が話してるのを直に見るのはちょっと辛い文面だったので、どうせレンジさんの声で脳内再生できるし、文字でとっておきます。 原田芳雄に向かって自分が弔辞を言う、こんな馬鹿げた、悪ふざけはあるだろうか。弔辞という文字も正確に書けなかったし、弔辞とは、故人の業績をたたえ人に伝えるとあった。いま、芳雄の業績なんか称えたくないし人に伝えなくていい。ただただ、ただただ、おまえが今ここにいてくれればいい。おまえが今ここにいて「これは冗談だ」と言ってほしい。それが芳雄、俺たち仲間に対しての最大の業績だよ。 ほらみろ。破たんしてしまったじゃないか。おまえが悪い。じゃあ、こうしよう。これは、映画の一場面として、アドリブで、何か、しゃべってみる。 芳雄、おまえと一緒にやった映画、全部うまくいったな。そして、最新作「大鹿村騒動記」、
遅ればせながら11年1月以降に公開される新作映画情報をまとめてみました(10年下半期に公開された映画情報はこちら)。上半期も残り2ヶ月。今回はちゃっちゃといきます(どうせ2ヶ月後にまた更新せにゃならんので)。 リストの見方は以下の通り。 無印:新聞記事などブックマークできる公的ソースがあるもの(こちらにその記事を捕獲)。 公式サイトがあるものはタイトルにリンク。 ★印:ブックマークできる記事がないもの(関係者の日記や製作・配給会社の新作情報、 事務所の出演情報、エキストラ情報ページなどから情報入手)。 ●印:出演者が日本の俳優で占められてる外国映画もしくは合作映画。 ※本日以降に追加する作品は、頭にをつける予定です。 情報は9割9分9厘ネット(SNS系は除く)から入手してるので、★印作品のソースが知りたい方はgoogle等で検索して頂ければ情報元にたどり着けると思います。尚、ドキュメンタリ
久しぶりに「エレナ」で大量検索かけられた。これで3度目(何故か年1回のペースで話題にのぼる)。原因はまたもや2chまとめサイト(「TVで恐怖した瞬間【閲覧注意】」)。 「“エレナ”ってなんぞや?」という方は、ひとまず↓こちらを参照。 NECROPHILIA-死体愛好者-(@MONSTERS) ※「●カール・フォン・コーゼル」の章参照(ページの一番下)。 A Demented Love - The story of Dr. Carl Von Cosel's Obsession ※翻訳サイト経由 Carl Tanzler - Wikipedia ※翻訳サイト経由 “エレナ”とは第2次世界大戦直前の1930年代、フロリダ州キーウェストで実際に起こった非常に奇妙な事件の被害者の名前です(日本では2000年11月16日放送のCX『奇跡体験アンビリバボー』で紹介され、その名が広く知られるようになりまし
「客入りが心配される映画は初日に観に行け!」というマイマイ新子で得た教訓を生かし初日に観に行きたかったのだけど、うまいこと予定が組めず一週持ち越しになったらあっという間に各地で上映回数が縮小され、おそらく全国的に3週打ち切りコース確実だと思われる『ヒーローショー』をいそいそと観てきました。客は夕方の回で20人ぐらい(一桁覚悟だったのでちょっと安心)。実はうまいこと調整できず『告白』と連続鑑賞になってしまいしんどい一日でした(汗)。でも寓話性が強く映画の中だけでほぼ循環する『告白』とは違い、こっちの方がリアルで明確な展望を持たない分、見終わった後になんともいえない余韻が続き、帰り道いろいろ考えることが多かったです(『告白』→『ヒーローショー』の順に観て正解だった。あ、『告白』もすげえ面白かったのでオススメです)。 映画の詳細は過去記事を参照。 「今回の井筒作品は『パッチギ!』のような青春ムー
私が子供の頃、世の中の「●崎」さんはすべて「●ざき」と濁らせて読むもんだと思っていた。それが誤りであることを教えてくれたのは漫画『釣りバカ日誌』でお馴染みの「ちょっとハマザキくん」「ハマサキです」のやりとり。「崎」には「大」以外にも「立」表記の「﨑」があることを教えてくれたのは「宮﨑あおい」ちゃんだった。「名前」というのはその人のアイデンティティ形成に深く関与する事柄でありながら、長年当事者以外がうやむやにしつづけ「もうどっちでもいいですよ」と諦めモードにさせてるのがこの「崎」問題。そこで、名前を間違えられるストレスから少しでも当事者の皆さんを解放してあげるべく、ここで改めて誰の崎がサキでザキで立で大なのか明確にしておこうと思う。明確にしたからといって正しい表記を使い続けるかというと歳喰って今更覚え直せないとかパソコンの問題もあるのでむずかしかったりするわけだが、間違えられるのが当たり前に
初日で7割ぐらい。結構年配のおっちゃんが多かった(なんで?) http://d-9.gaga.ne.jp/ 想像以上の傑作っていうかなんじゃコリャ?! すんげえごった煮!B級!グロ!痛ぇえ!メカ!ロボ!燃える!笑える!なのに終わった時の余韻がすげえいい!バッドエンドだけど希望があるっていうかさ(涙)。ハリウッドが80年代に作ってきた宇宙人映画のあったかさや、70年代円谷特撮のもの悲しさをも併せ持ってるのがまた良し(日本製アニメの影響もかなり入ってる)。それでいて主人公は器のちっちゃいいけすかないヤツなのがイマ風で、そういうヤツが最期にちょっといいかっこしいしてボロボロになりながらも守り通す展開にグッとこないわけないだろ!w 子供の頃『第五惑星』のノベライズ本読んで何度もボロ泣きした身としては、チビ宇宙人(子エビちゃん)のかわいさと終盤の展開に涙が止まらなかった(帰りの電車で別れの瞬間の宇宙
遅ればせながら10年1月以降に公開される新作映画情報をまとめてみました(09年下半期に公開された映画情報はこちら)。イベント上映も多いので「上映期間:1週間未満」のものは対象外にしてあります。昨年は製作・配給もこなすシネカノン、ムービーアイがなくなったり、資金難や出演俳優の不祥事によりお蔵入りや制作中止になった映画がいろいろとあった邦画業界ですが、今年に入ってからもギャラの未払い問題などあがり予断を許さない状況が続いておるわけで、すべての作品が無事公開されるよう今年も生暖かく…じゃなくて暖かく見守っていきたいと思います! リストの見方は以下の通り。 無印:新聞記事などブックマークできる公的ソースがあるもの(こちらにその記事を捕獲)。 公式サイトがあるものはタイトルにリンク。 ★印:ブックマークできる記事がないもの(関係者の日記や製作・配給会社の新作情報、 事務所の出演情報、エキストラ情報ペ
2/6(土)より新宿バルト9にて1週間にわたり上映された「This is REAL 〜NHK-BSドキュメンタリー・コレクション〜」。これはハイビジョン制作されたNHKの傑作ドキュメンタリーをバルト9でデジタル上映しようというNHK初の試みで、「あのヤノマミが120分バージョンで見られる!」という噂を聞きつけ、早々に前売りゲットし、監督ティーチイン付きで上映された『ヤノマミ〜奥アマゾン 原初の森に生きる(120分版)』に行ってきました。 今回の劇場版は地上波放送時の倍、BS-hiで放送されたものよりも3010分長い120分という長尺だけあって、14歳の少女の出産が陣痛から2日かもかかる難産だったり、生まれた子を精霊のままバナナの皮に包んで木に吊すまでの間にやっぱりひと手間加わってたりと、地上波放送版ではぼかされたり省略されてた部分がナレーションや映像でハッキリ明示されていただけでなく、収穫
12/21(月)『マイマイ新子〜』上映後舞台挨拶に美術監督の上原伸一さんと片渕須直監督が登壇するということで行ってきました。『マイマイ新子〜』といえば以前にもちらっと書いたとおり、防府市国衙の風景の再現率がハンパないことになっており、ロケ地めぐりに行かれたrossetaさんが作ってくれたマイマイGoogleマップでよーく頭の中に地図を入れながら再見すると、周りの風景や背後に見える山の形などからいま新子ちゃんたちがどのあたりの道をどういう方向に向かって走ってるといったことが空間的に把握できて非常に楽しい映画なわけです。そういう楽しみ方をも実現させたお二人がこられるまたとないチャンス!ということで個人的にとても楽しみにしてました。トークの時間は10〜15分ぐらいでしたかね。 「普段こういった場には監督か作画監督が呼ばれるものなんですが…」と不慣れな場所にややおっかなびっくりといった心持ちでやっ
↓一部で「ブラタモリ映画」「環境ノイズ映画」として評判の『マイマイ新子と千年の魔法』を再見してきた(橋本で)。 「マイマイ新子と千年の魔法」という「環境ノイズ」映画(@速報ダム日和) ブラタモリとマイマイ新子(@図書館の海辺) 2回目にして自分がどのあたりに感動してるのかがなんとなくつかめてきた気がする。もちろん、小さい子供が何かを守るために一所懸命頑張ってる姿には心打たれるけど、クライマックス以降の訳もなく涙が溢れてしまうっていうのは、おそらく「安心感」や「安堵感」なんだと思う。自分や周囲や世の中が如何に揺らごうと、千年の先から、そしてこの先何十年何百年経ってもおそらく変わらないであろうものがそこに“在る”という確かさに安堵してるんじゃないかと。なんだかこういうと迷子になって親と再会した子供みたいだが、しょうがない。だって、一番の泣き所が“夜空にかかる天の河を見たとき”なんだから(笑)。
時間が無いのでとりいそぎご連絡。いける人はとにかく観に行ってください。ただでさえ上映館少ないのに、あまりに客が入らなくて公開2週目にして劇場は既に打ち切りモード。松竹直営の新宿ピカデリーですら明日(3週目)から1日2回上映に縮小(しかも午前2回って誰得よ?)という状況では、おそらく4週目で全国的にほぼ上映終わるんじゃないかと思います。文化庁メディア芸術祭賞もさあ、『サマーウォーズ』に大賞あげてる場合じゃないよ!(と思ったら9/25までに公開された作品が対象なのか。来年獲れるといいなあ。ちなみにどちらもマッドハウスの作品です) 『マイマイ新子と千年の魔法』(片渕須直監督)という作品が、記憶にも記録にも残らず埋もれていくにはあまりに惜しい。口惜しい。歯がゆい。ふがいない。というわけで久しぶりにちょっと頑張ってみます。 私が観てきたのは新宿ピカデリー。客は15人ぐらい? ここ十数年全く新作を撮っ
『カイジ』での怪演も記憶に新しい香川さんですが、香川照之の出るトーク番組にハズレなし記録を着々と更新しつづけるだけあって、今回も要所要所で笑わせつつ、書き残したくなるような言葉がいろいろとあったのでメモっておきます。 武内アナ「テレビ、映画といろいろとご活躍の香川さんなんですが、ちょっとここ近年の香川さんの映画のご出演作品をここに並べてみました。うわーっとこれいろんな作品に出てらっしゃるんですが、こうして見るとほんとにこの映画もあの映画も知ってる映画にみんな出てらっしゃる…2009年も『20世紀少年』から始まって『剣岳』でしょ? 『沈まぬ太陽』にも出てらっしゃるし、だいたいあのー、私の印象としては、映画を観に行って次の予告があるとだいたい香川さんが出てらっしゃるみたいな。 香川「(申し訳なさそうな顔で)・・・あぁ、はい。すいません! もうそのうちね、ほんとにあのー(顔に)カメラをつけて(両
先日、驚きのニュースが配信された(2009.10.30付)。 バラエティー番組、民放連が指針づくりを BPO提言へ(@asahi.com) NHKと民放でつくる放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会は30日、バラエティー番組制作にあたって制作者が留意すべき実務的な指針をつくるよう日本民間放送連盟に提言することを決めた。規範や倫理からの逸脱が特徴の一つであるバラエティー番組に倫理上のルールを求めるのは異例だ。 委員会の中にも「表現の自由」の観点から慎重論が根強くあった。だが、性的表現やいじめ、差別と受け取れる表現などに視聴者の抗議が相次いでいることを重視し、指針を求めることに踏み切った。 民放の多くは、民放連の倫理規定「放送基準」に従って番組をつくっている。だが、この「放送基準」には、報道番組には1章をあてて規定を設けているものの、バラエティー番組に関してはまとまった規定がなか
先日『世界まる見えテレビ特捜部〜楠田絵里子サヨナラSP〜』で放送されたイギリスCAHNNEL4制作「THE GREAT SPERM RACE 偉大なる精子競争」が面白かったので内容をまとめておくことにします。 番組自体は精子を人間の姿に置き換え受精に至るまでの過程をドラマ化したもので、さわりの部分は↓こちらでみることができます。 精子誕生→精巣→精巣上体への道 男性の生殖器・精巣の中では、心臓が1回脈打つたびに約1千個、1日に約1億個の精子が作られる。その体長はわずか0.06ミリ。姿形は1個ずつ全て異なっている。精巣は身体の外にぶら下がっているため、体温より3度ほど温度が低い。これはより多くの活発な精子を作るためだと言われている。 精子の頭部には遺伝子情報が組み込まれており、Y染色体をもった男性になる精子とX染色体をもった女性になる精子があり、両者は同じ数だけ作られる。男性の精子は素早く動
探したらあったのでご紹介しておきます。「え?この映像がなんなの?」という方は、「てれびのスキマ」ことid:LittleBoyさんが文字起こししてくれてますので(助かります!)、まずはそちらからどうぞ。 そして↓これが件の映像。米国生物科学兵器研究所カイル・オルソン副所長が緊急来日し、草野さんがキャスターを務めた地下鉄サリン事件についての緊急生特番『オウム真理教の世界戦略とサリン事件の謎 今夜真相に迫る!』に出演。“オウム科学技術省”村井秀夫長官と直接対決しております。 生対決!オウム科学技術省長官 VS 米・毒ガスの権威!! その1(直接対決は7:00から。「ハステロイ」についてのやりとりは8:57あたりから始まります) その2(話途中で細菌兵器のVTRに移るけど、関係ないので「その3」へ移動してください) その3(1:10あたりで草野さんが「サリンの話がまだ途中だ」といって再び話題をサリ
遅ればせながら09年7月以降に公開される新作映画情報をまとめてみました(上半期に公開された映画情報はこちら)。最近、1日〜3日ぐらいの限定上映映画っていうのが結構ありまして、そのあたりを含めるのか否かっていうのがなかなか悩みどこなのですが、とりあえず公開が決まってる“商業作品”に関しては「最低1週間以上」という上限を設けることにし、上映期間が2,3日程度のものは断りがない限りイベント上映とみなし掲載は割愛してあります(自主映画は臨機応変に対応)。 リストの見方は以下の通り。 無印:新聞記事などブックマークできる公的ソースがあるもの(こちらにその記事を捕獲)。 公式サイトがあるものはタイトルにリンク。 ★印:ブックマークできる記事がないもの(関係者の日記や製作・配給会社の新作情報、 事務所の出演情報、エキストラ情報ページなどから情報入手)。 ●印:出演者が日本の俳優で占められてる外国映画もし
既に皆さんご存知の通り、今月4日、深夜帯で高視聴率をキープしてきたテレビ朝日が、深夜0時以降の人気番組を軒並み終了させ、放送外収入に特化したランキング番組を放送すると発表しました。 テレビ朝日:深夜0時帯に「お笑い! ランキング」 「タモリ倶楽部」以外のバラエティー終了(@毎日.jp) テレビ朝日は4日、平日深夜0時台のバラエティー番組を原則終了し、情報エンターテインメント番組「お笑い! ランキング」をスタートさせることを明らかにした。午後11時台のバラエティー番組「お試しか!」「ぷっすま」「シルシルミシル」「アメトーク!」は放送時間を5分拡大、「タモリ倶楽部」は金曜日深夜0時50分から放送される。 同番組は、グルメや旅、アイドル、ヒット商品などについてオリジナルのランキングを作成して発表する。放送時間は55分で、平城隆司編成制作局長は、「今まで視聴率を基準に考えていたが、そこに放送外収入
明日の昼2時よりテレビ朝日で『ザ・スクープSP』という番組が放送されるのですが、テレビ欄の見出しを読むと「国家権力は無実の男性を殺したのか!?ずさんなDNA鑑定が招いた死刑執行の謎…再鑑定に密着」とあるので、おそらくこの事件ではないかと思い取り急ぎUPしておきたいと思います。 * * * * * 『足利事件』に関する記事(新聞記事,検証1,検証2)をUPしたときにも少し触れましたが、『足利事件』の容疑者逮捕からわずか3ヶ月後の1992年2月、福岡県飯塚市で2人の女児が誘拐殺害される事件が起こりました。通称『飯塚事件』と呼ばれる事件です。遺留品遺棄現場付近で「紺色のワンボックスカー」が目撃されたことから、同じ車種を所有していた一人の男性が捜査線上に浮上し、事件発生から2年半後の1994年9月に逮捕されます。犯人とされた男性は捜査段階から一貫して無罪を主張。犯行を直接裏付ける物証はなく、遺体周
画作りが“昔ながらの日本映画”って感じだったのもまた良かったのか、山好きの年配層の心をガシッと掴み興行収入も無事20億の大台に乗った映画『劔岳 点の記』。配給した東映はもちろん、協力した山岳・測量業界もひと安心といったところですかね。「日本地図最後の空白地点を埋めるために」って言葉だけでグッとくる身としては、まあ普通に泣きましたけど(え?>いいじゃないかw)、「長げえなあ」って感じでもぞもぞされてる方もいらっしゃったので、「山にも測量にも特に思い入れはない」という方は、それなりの期待で見に行かれるといいかと思います。少なくとも“剣岳”という山の凄さは伝わると思いますので。監督は暑苦しい方ですが、映画自体は涼しげな映像のオンパレードだけに夏の暑い日に観に行かれるとサイコーだと思います。 『剣岳 点の記』といえば、「実は本編よりメイキングの方が面白いんじゃね?」「メイキングも同時公開すれば良か
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