Archive | 2016年08月 |
前々回も書きましたように、2014年秋に高悪性の未分化多形肉腫発症後、それまでリウマチ治療の柱だった
>生物学的製剤オレンシア(月に一度、外来化学療法室にて点滴)
>免疫抑制剤 リウマトレックス(週に2日、決められた曜日に薬を飲む)
を中止せざるをえなくなり、代わりに
>アザルフィジン
>リマチル
という比較的弱い抗リウマチ薬とともに、長年飲んでいるステロイド薬であるプレドニン3mgでなんとか2年近くきたところで
体調が急激に悪化。
全身の関節の痛みがとにかく・・・ひどいことと、血液検査の値(主にCRP)が高くなったことから
プレドニンを3mg→5mgに増やし、胃に比較的優しい鎮痛剤カロナールも服用。
しかし痛みは治まるどころか、激痛と言ってもいいくらいになり
日常生活にかなりの支障がでてきました。
ついにリウマチ内科の先生から生物学的製剤はもう使えないが、リウマトレックスを再開してみましょうとお話がありました。
リウマチの患者が癌や肉腫になると、やはり生物学的製剤もリウマトレックスも中止になりますが
リウマチの症状が悪化した場合、癌や肉腫の状態が落ち着いていることを前提にリウマトレックス再開ということもあるとのこと。
私も7月21日からおおよそ2年ぶりにリウマトレックスの再開となりました。
この薬はステロイド(プレドニン)のように即効性のある薬ではなく、効き目がでてくるまで2ヶ月くらいかかると言われていましたが
私の場合、以前飲んでいたということが関係しているのかどうかはわかりませんが
再開して2週間経ったころから、”激痛”が”痛み”に変わってきました。
その後も徐々に徐々に痛みはひいていき、朝 歯を磨く時に自力では開けることが出来なかった歯磨き粉のフタが
開けられるようになってきました。
そして先週、リウマチ内科で血液検査をしたところ
基準値を超えていたCRPの値が正常値になっていました。
ただリウマチが治ったわけではもちろんなく
慢性的にあちこちの関節は痛みますが、リウマトレックスを飲む前に比べると かなり痛みが治まっています。
リウマトレックスの効果があったことは確かなようです。
でも、免疫抑制剤が効いて、症状が改善したということは
つまり・・・免疫力が下がっているということになるんでしょうか。
以前飲んでいた時より若干少なめの量から再開したリウマトレックス。
前はかなりの胃の痛みなどがあったため、今はまだこのままの量で様子をみて
今後、薬の量を増やすかどうかになるようです。
今はただ、このまま痛みが落ち着いてくれることと
副作用が出ないことを祈るのみです。
![lgi01a201402110000.jpg](https://blog-imgs-94.fc2.com/a/y/k/ayktgood/lgi01a201402110000.jpg)
(著作者: Vector Graphics)
連日、まるで人間ドラマを見ているようなリオオリンピック。
4年後は東京での開催となりますね、是非競技場で見てみたいものだなあと強く思いました。
4年後の自分はどうなっているかなあ・・・と、ちょっと思いつつ・・・。
昨日 半年に一度の視野検査で眼科に行ってきました。
私は正常眼圧緑内障、そして黄斑上膜症です。
黄斑上膜とは?←
それで毎月の眼底検査と視力測定、眼圧測定の他に
半年に一度の視野検査と三ヶ月に一度くらいの割合で網膜の断面を撮影する検査等をしています。
今回の視野検査では過去の検査と比較して、それほど大きな変化は見られないということでしたが、
以前からの左目の上部の視野欠損に加え、右目も徐々にですが欠損部分が広がっているとのこと。
以前も書きましたが、緑内障の目薬はまつげが異常に長くなるという副作用があり
私のまつげも副作用でかなり長くなっています。
ただ長いだけではなく、ボサボサで、けしてカッコいいものではありません。
昨日はそのうち何本かが目に入りそうなくらい伸びているとのことで、抜いてもらいました。
また、リウマチの患者は体の粘膜等が健康な人より乾きやすく、私もかなりのドライアイです。
いろんな病気のせいで飲み薬も大量に飲んでいるけれど
目薬も現在3種類使っています。
薬と無縁の生活って どんなにいいだろうなあと思うこともありますが
私の場合病気が、薬で抑えられているという状態はとりあえず、ベストだということ。
これからも検査で副作用がないかどうかの確認や病気の進行状態を調べていくしかないようです。
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