横浜FCは横浜フリューゲルスなのかという問題
11/3、久しぶりに三ツ沢球技場へ横浜FCの応援に行ってきた。
相手は前節エスパルスに敗れてJ3降格が決まった栃木SC。
なんだかんだで勝利してくれるだろうと思っていたが、世の中そうそううまくいかなかった。
まあまあ仕方ない。
もちろん勝ってくれれば嬉しいけれど、やはり元(現?)フリューゲルスサポーターとしては「存続してさえくれていればそれでいい」みたいなところがやっぱりある。
先日、「横浜FCは横浜フリューゲルスを継いだチーム」みたいなツイッターの書き込みに対しやたら批判するレスがあったのだけれど、「横浜FCとフリューゲルスは全然別のチーム!」という意見もわかるし「FマリノスのFの意味を知らんのか!」という事実もわかるんだけど、やっぱりどこかで横浜FCがフリューゲルスの何かを継いでいるのは間違いないと思うからみんなそう目くじらを立てないでほしい。
きっとそれくらいフリューゲルスは今も愛されていて、そしてあの事件は多くのサポーターの心に癒せない傷あとを残したということなんだろう。
私含めて。
個人的には未だに「(フリューゲルスは)マリノスだけには未来永劫絶対負けねえ」という気持ちがあるので、いくら公式にFを継いだと言われても「はいそうですか、じゃあ今日からマリノス応援しますね」とはならないのよね・・・。でも横浜FCもほんといろいろあったからな・・・。
でもまあホームというのはやっぱり良いもので、私も横浜に帰ってくるとなんだか心がじんわりする。
とてもつらいことが多かった街なのに、やっぱりなんだかじんわりする。
今回は球技場直行直帰という感じでどこにも寄らなかったけど、それでも車窓から覗く横浜の町並みや夕焼け空はなんとなくやっぱり心をじんわりさせる。
なんの目的も宛てもなく、今度ふらっと帰ってみようと思いました。
ずっとずっと、そこにいてくれよヨコハマ。
GachifloZ
#横浜FC
KISS ME / NEWYORK
窓の外の空を見て「・・・わあ、空が灰色だ・・・!」とヒースは言った。
物語の中で「あこがれの地」はカリフォルニアなのだけれど、僕がずっと行きたかったのはビッグアップルのほうだった。
天まで届く二本の巨大な柱、世界貿易センタービル。
摩天楼へと渡るブルックリン橋。
たくさんのランナーが行き交うセントラルパーク。
ブロードウェイ、5番街、そしてマジソンスクエアガーデン。
煙の湧き出る道路を走る黄色いタクシー。
自由の女神像にエンパイアステートビル。
NYはとにかくいろんな映画の舞台だった。
「タクシードライバー」
「人間の証明」
「ゴーストバスターズ」
「ダイ・ハード3」...
そんなNYの印象はとにかく「もの寂しさ」。
「ふきだまり」「混沌」「差別」「格差」とも言える。
少なくとも「華やか」という印象はなく、むしろ「まばゆいスポットライトの裏側にあるどこまでも暗い闇」という感じ。
でもそこがいいんだよなあ。
だって闇の中からしか希望は生まれないから。
ただ、ずっと行ってみたかったけれどなんか今行ってもあの頃のニューヨークではないような気がする。
変わらず灰色の空であってくれたら、とてもうれしいのだけれど。
GachifloZ
何も残せなかったあなたへ
昔よく行った喫茶店があって
古くからそこにある店なのであまりきれいではないし
タバコ臭くてちょっと困ってしまう店なのですが
当時の喫茶店というのはそれが当たり前だったので
僕は「臭いなあ、いやだなあ」と思いながらもしょっちゅうそこへ行っていました
その頃僕はまあとにかくいろんなことがあって疲れきっており
(よく言って)カラカラになったボロ雑巾のようでした
その喫茶店はとある線路のすぐ脇にあり
定期的にガタンゴトン ガタンゴトンという貨物列車の走行音が聞こえてきました
僕はその店で食べられるおにぎりが大好きで
大好きというかその頃の唯一の栄養源みたいなもので
むしゃむしゃとおにぎりを食べてはお腹いっぱいになり
貨物列車の音を聴きながらうつらうつらするというのが唯一無二のやすらぎ時間でした。
僕は本当にいつもいつもそこへ行っていました
時間があるといつもそこへ行っていました
そこへ行くと次回サービス券がわりの小さなコインがもらえるのですが、家の机の引き出しにはいつのまにかそのコインが何百枚もたまっていました
そういえば一回もサービス券使ったことがないな・・・
それから10年以上の月日が流れ
それなりに元気になった僕はいつしかその店に行くことがほとんど無くなりました
最近よく行く喫茶店はタバコの匂いもなく
広々として椅子のクッションもよい素敵なお店です
もちろん貨物列車の音なんて聞こえません
ある日ふと気になり
例の喫茶店に行ってみたら
外壁が工事幕で覆われていました
僕は「ああ、いつだってこうだ。いつだって『今日が最後になる』ことを知らないままこんなふうに二度と会えなくなるんだ」ととても悲しくなりました
「いつかきっと」とみんな思いますが
その「いつか」が来るなんてことはきっと本当に数少なくて
その「いつか」に会えないまま人はみな死んでいくのだろう
ここのところ僕はそんなことばかり考えていたので
余計にしばらく落ち込んでしまいました
しかし
だがしかーし
「そういえばいったいいつ営業終了したのだろう」とネットでふと調べてみると
「内外観を改装して新規オープン予定」とありました。
!
!!
よかった・・・
というわけで
そこからまたしばらく時が流れ
すっかりきれいになったその店に行ってみました
建て替えをしたわけではないので
建物構造自体は昔と同じで
同じところに通路がありレジがありトイレがあります
でもそれら全てはとても新しく
禁煙で清潔でとても良い木の香りがしていました
ただ唯一変わらないのでは
窓の外から流れてくる貨物列車の音でした
僕は久しぶりにガタンゴトンガタンゴトン・・・というたまらなく懐かしい走行音を聴きながら
ここは僕の知っているあのお店ではないけれど
僕が通って通って通いつめて
疲弊した心をやすらげてもらって
もちろんそれなりにお金も落として
でもそのお金でこうやってお店が真新しく改装され
きれいで居心地良い空間になって
これからまた疲弊した誰かを
たくさんの恋人たちを
優しく包み込んで癒やす空間になるんだな
と
そんなふうに思うと
たくさんお金を使ったけどよい投資になったよなというか
お金とかっていうのはこうやって流れていってほしいものだよなとか
もしかしたら
こんな僕でも「なにも残せなかった人生だった」なんてことは ないんじゃないんだろうかとか
机の中のサービスコインを眺めながら
なんというかものすごくこう
とてもしわあせな気分になったのです
LOVE
LIFE
LEGACY
GachifloZ
遠い昔、はるか彼方の銀河系で・・・
遠い昔、はるか彼方の銀河系で恋したあの人は今どこでどうしているだろう。
僕は今でも時たまあの人を想い出してはとてもつらくとても悲しくとても懐かしく胸が痛むのだけれど、あの人はどうだろう。
そもそも僕のことを全く思い出しもしないかもしれないし、時折思い出しては苦々しく感じているかもしれない。
でも、もし、もしも叶うことなら、
たまに思い出してはふっとうつむきながら
静かに微笑んでいてくれたらと思う。
GachifloZ
1985年の・・・
NETFLIXで話題の「極悪女王」を観た。
1980年代のお話なのでおじいちゃんにはあれこれ響く。
これは脚色しすぎやろとか思いつつもそうだったそうだったと懐かしい。
しかし。
だがしかーし。
これでいいのか?
前回NETFLIXに加入した時だって1980年代が舞台の「全裸監督」であり「浅草キッド」だった。
映画だってシン・ゴジラに始まりウルトラマンだの仮面ライダーだのるろうに剣心だのシティハンターだの
洋画だってスタートレックに猿の惑星にエイリアンにターミネーターだ。
地上波アニメだってうる星やつらだのらんま1/2だのグレンダイザーだの
ああ、ヤマト2199もあった。
スターウォーズやエヴァンゲリオンのように延々とサザエさん状態で過去から現在にまで物語が続いているならともかく、前述のものはすべて焼き直しだったり当時の回顧録だ。時間が1分たりとも前に進んでいない(物語上は)。
俺はこのまま80年代90年代を「そうだそうだそうだった懐かしいなー」と言いながら過ごすのか?
そんなのはまっぴらごめんだ。
・・・と、ここまで書いたところでいつもの通りぶり返しが。
「それはお前の感性が腐って現代作品を受け入れられなくなっただけなんじゃないのかい?」
確かにそうかもしれない。
俺は韓国系アイドルが男女ともに大嫌いだし
ヒップホップもラップもなにがいいんだかさっぱりわからないし
ジャニーズが崩壊して雨後の筍のように現れてきた男だか女だかわからないようなナヨナヨ男子アイドルを見るたびイラッとするし。男は男らしくビシッとせんかい!!
・・・と、まったくもって不適切なこと極まりない。
しかし。
だがしかーし。
ただね、ただ言っておきたいのは
「昭和はヨカッタ」なんて思っていないということだけは声を大にして言っておきたい。
街は汚く、みんな所構わず喫煙していた。飛行機や電車はおろかエレベータの中でだって吸っていた。俺ももちろん吸っていたし、吸い殻は道にポイポイ捨てていた。
不良外国人は少なかったけどその100倍ヤクザやチンピラが幅をきかせており、客を無理矢理店に引きずり込んではボッタクる。そんな時代だった。
かくいう俺も歌舞伎町をふらふらしていたら「500円!500円ポッキリ!」と風俗店に無理矢理引っ張り込まれ、マジで500円しか持っていなかったので「本当に500円しかないのかよ!」と風俗嬢のお姉さんに呆れられそのまま追い出されたという苦い経験がある。もちろん500円は取られたし。くぅ~(泣)。
懐かしいよ。
そりゃあ懐かしい。
懐かしいけれど「あの頃に帰りたい」なんてかけらも思わないし。
できれば不適切なこと極まりない感性でも楽しめる現代作品に出会えることを切に願うばかりなのだ。
GachifloZ
せかいじゅうのだれよりきっと
日記を・・・
日記をずっと書いておらずもはや日記ではなく月記、いや既に年記となっている。
というか、書いていないわけではなくて書いているんだけど結局アップせず消しているというのが実態に近い。
なぜせっかく書いたのにアップしないのかというと、面白くないからである。
私は日記というかブログというものは鍵を掛けない以上他人様の目に触れることがあることを大前提に書くべきだと思っており、他人様に読んでいただく以上は読み終わったあとに「クスッ」と笑ってほしいのだ。
「他人様を不快にしない」ということと「他人様をクスッとさせる」は僕の中で同義語で、だからこそ読後にせめて「ニヤリ」としていただけなければこれはもう没なのだ。
書くネタはいくらでもある。
昨日電車に乗っていたらペットカートで乗車してきたバカがいて(JRはペットケースはOKだがペットカートはNG)、それだけならまだしもそのバカ犬がキャンキャンキャンキャンうるさいことうるさいこと。
「飼い主がバカなら飼い犬もバカだな!」「4ねばいいのに!」と心の中で100万回呪詛を唱えて・・・いたことなんて書いたって誰も「クスリ」としないだろう。
その他にも2階のクソガキがドタバタうるさい4ねとか、清水の舞台から飛び降りんばかりの勢いでポチった痩せ薬(ナイシトールZ)が効果ゼロどころかむしろ太ってしまい4ねとか、初めて映画の「轟音上映」というのに行ったらちっとも爆音でなくて4ねとか本当に毎日毎日世界を呪ってばかりなのだ。
昔の才気あふれる私なら「微笑みの(クスッとする)クスリ」と「痩せクスリ(=薬)」をうまいこと引っ掛けてきれいなオチを付けるのだろうが、今の私ではとてもそんなうまい着地が出来ない。
着地がヘロヘロなら内村航平だって点数ガタ落ちなのだ。
しかし。
だがしかーし。
本当は毎日しわあせなのだ。
本当に俺くらいしあわせな人間はいない。
今朝はトーストに塗ったみすず飴本舗のジャムが美味しかった。
なんてしあわせなんだろう!!
本当に世界に申し訳ないくらいしあわせな人間だ。
(自分がクズすぎてもはや人間なのかという点は置いておいて)
ここにしあわせなことを書き連ねたら世界中から「世の中お前みたいにしあわせなヤツばかりじゃねえんだよ!4ね!」と間違いなく言われること請け合いだ。
それくらい今、僕はしあわせだ。4ね!
GachifloZ
急に休まれる身にもなっていただきたい。
みんな「急に休みになったら」アレをしたい、コレをしたい、どこそこへ行きたい・・・と書くんだろうな、きっと。
r.gnavi.co.jp
板橋区大山の自家製麺NO11でニンニクマシマシを食べたいとか!
r.gnavi.co.jp
でも私はひねくれているので書かない。
急に休みになったらうれしい。とてもうれしい。
でも不安。明日やろうと思っていた仕事があるから。
明日にスケジュールをあわせて調整していた業者との打ち合わせはどうしよう。もちろんいつ自分がいなくなっても大丈夫なようにはしてあるけど、それでも明日自分がやるはずだった仕事を誰かが急に担当しなければならなくなるのは間違いない。その人に申し訳ない。だって逆だったら嫌だもの。
急に休みになったらうれしいけれど、急に休みになられたら押し付けられるほうはたまったもんじゃない。マージマジマジ・マジカンベン。
だから急に休みになったら(よほど特殊な個人事業主でなければ)誰かが嫌な気持ちになるので、休みにならないようにしてください!!
それでも急に休みになったら。
それで誰にも仕事を押し付けることなく。
誰の予定も狂わすこともなく。
そんな急なお休みをもらえたら。
大好きな人のいる街へ出掛けるに決まってるでしょうが!
GachiloZ
今週のお題「急に休みになったら」