入院4日目・・・車椅子に座れた!
- 2015/08/16
- 16:37
昨晩、痰がゴロゴロとからんでいる音が聞こえているが、痰がうまく排出できない。咳をして出すように促すが、寝ていて認知機能が落ちていることもあって、疎通性がよくなく、なかなか「咳払いをして痰を出す」ことができない。
看護師さんに、「痰の吸引もできますよ」と言われたが、超怖がりの夫に、鼻から管を入れて吸引するのは、かなり厳しいと思われた。
ちなみに夫の怖がりは、眼科のゴールドマン眼圧測定(眼球表面に測定器をあてて測定する方法)も、まともにできないぐらい。無理に強いると、声を上げて泣き出したりするので、眼科医から、「白内障の手術は全身麻酔でないと無理ですね」と言われているぐらいだから。)
そこで、身体を起こすことができれば、痰も排出しやすいだろうということで、夕食の時に、看護師さんが、ギャッジベッドを操作して、うまく夫をベッド上に座らせた。
その方法は次のとおり。
1. まず、ベッドを平らにしてベッドの一番上まで頭が届く位置に
身体を持って来る。
夫はまだ自分でベッドの上まで身体を動かすことができないので、
介助して身体をずるずる上までひっぱる。
2. このまま頭を上げると、足の方にずるずるさがってしまうので、
先に足下のベッドを少し上げる。
3. 次に、両膝を曲げる(伸ばしているより、
両膝を曲げた方が痛みが少ないようだ。
ちなみに、夫は以前から長座(足を伸ばして床に座る)ができなかった。
4. それから、頭側のベッドを上げていく。
この時、途中で痛みが出るので、身体が横に逃げたりしがち。
身体が横を向いてしまうと、食事をするにも、車椅子に移乗するにも
うまくいかないので、まっすぐに座っていられるように、
少しずつ調節しながら、ゆっくりベッドの背を上げていく。
5. 完全に身体を起こす。
起こしている最中は、「痛い、痛い」と声を上げるが、ちょっとの辛抱。いったん体勢が定まると、痛みがひいていく。こうして、ベッド上に座ったまま、夕食を摂ることが出来た。
今朝も、ベッド上に座って朝食。その後、「トイレに行きたい」と言うので、試しに、車椅子をベッドサイドに持ってきて、「じゃあ、トイレに行くので、車椅子に移ろう」というと、自分でベッドから、両足を降ろしてきたので、靴を履かせ、ベッドの高さを低くし、両足を床に付けた。夫は自分で立とうとしたが、痛みがあるのか、膝が伸びず、ヨロヨロしているので、身体を支えて、車椅子の方向にお尻を方向転換させ、座らせた。
やった! 車椅子に移乗できれば、あとは、車椅子用のトイレまで行き、同様に、便座に移乗すればよい。こうして、入院後、初めてトイレで排尿・排便ができた。
ただ、やはり立ち上がりに痛みがあり、膝を真っ直ぐにして立てない。本人曰く「腰の背骨から脳天まで痛みが走る」。これでは歩行はできないし、そもそも、こんな痛みがあって立ってもよいものか?
明日、整形外科の先生に診てもらう予定。リハビリの予定も訊こう。
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看護師さんに、「痰の吸引もできますよ」と言われたが、超怖がりの夫に、鼻から管を入れて吸引するのは、かなり厳しいと思われた。
ちなみに夫の怖がりは、眼科のゴールドマン眼圧測定(眼球表面に測定器をあてて測定する方法)も、まともにできないぐらい。無理に強いると、声を上げて泣き出したりするので、眼科医から、「白内障の手術は全身麻酔でないと無理ですね」と言われているぐらいだから。)
そこで、身体を起こすことができれば、痰も排出しやすいだろうということで、夕食の時に、看護師さんが、ギャッジベッドを操作して、うまく夫をベッド上に座らせた。
その方法は次のとおり。
1. まず、ベッドを平らにしてベッドの一番上まで頭が届く位置に
身体を持って来る。
夫はまだ自分でベッドの上まで身体を動かすことができないので、
介助して身体をずるずる上までひっぱる。
2. このまま頭を上げると、足の方にずるずるさがってしまうので、
先に足下のベッドを少し上げる。
3. 次に、両膝を曲げる(伸ばしているより、
両膝を曲げた方が痛みが少ないようだ。
ちなみに、夫は以前から長座(足を伸ばして床に座る)ができなかった。
4. それから、頭側のベッドを上げていく。
この時、途中で痛みが出るので、身体が横に逃げたりしがち。
身体が横を向いてしまうと、食事をするにも、車椅子に移乗するにも
うまくいかないので、まっすぐに座っていられるように、
少しずつ調節しながら、ゆっくりベッドの背を上げていく。
5. 完全に身体を起こす。
起こしている最中は、「痛い、痛い」と声を上げるが、ちょっとの辛抱。いったん体勢が定まると、痛みがひいていく。こうして、ベッド上に座ったまま、夕食を摂ることが出来た。
今朝も、ベッド上に座って朝食。その後、「トイレに行きたい」と言うので、試しに、車椅子をベッドサイドに持ってきて、「じゃあ、トイレに行くので、車椅子に移ろう」というと、自分でベッドから、両足を降ろしてきたので、靴を履かせ、ベッドの高さを低くし、両足を床に付けた。夫は自分で立とうとしたが、痛みがあるのか、膝が伸びず、ヨロヨロしているので、身体を支えて、車椅子の方向にお尻を方向転換させ、座らせた。
やった! 車椅子に移乗できれば、あとは、車椅子用のトイレまで行き、同様に、便座に移乗すればよい。こうして、入院後、初めてトイレで排尿・排便ができた。
ただ、やはり立ち上がりに痛みがあり、膝を真っ直ぐにして立てない。本人曰く「腰の背骨から脳天まで痛みが走る」。これでは歩行はできないし、そもそも、こんな痛みがあって立ってもよいものか?
明日、整形外科の先生に診てもらう予定。リハビリの予定も訊こう。
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